少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

携帯電話

2005-12-08 23:14:16 | その他
今まで携帯電話というものをもっていなかった。電車の中で一心不乱にメールを打ち込む人たちを横目で見ながら通勤していたが、別に欲しいとは思わなかった。あんなものをもたなくても十分生活できていた。あんなもののために月に何千円も使うくらいなら、フィルムの一本も買いたいと思っていた。

が、いろいろな事情があって携帯をもつことになった。ちょっとうれしい。ははは。

ダークアダプテーション

2005-12-06 23:16:06 | 天体観測
星を見るとき、眼を暗闇に慣らしておくことが非常に重要だ。明るいところから急に望遠鏡をのぞいても、殆ど良く見えない。今日は、頭から毛布をかぶって十分に眼を慣らし、更に深く呼吸をして観察した。同じ対象を見るのでも数日前とは全然違う。星の観察を通して、自分の目の働きを知ることができる。なかなか面白いと思う。

観察したのはM35とそのそばにあるNGC2158.

プリントエクスチェンジへの道(1)

2005-12-04 21:57:00 | 写真
プリントを人に見てもらうことになると、今までのようないい加減なことをやっていてはダメである。ということで、今月中に送る6切りの写真を作るプロセスを書いていくことにする。

フジのバライタ印画紙:レンブラントF2を買ってきて、最小最大黒時間を求める。以前の時の条件を元に調べるがが、全然露出が足りていなかったことが判明。決めた時間(F16、2号フィルタで19秒)で焼いたらなんだか真っ黒のプリントになってしまった。なんだか、今まで決めたつもりの条件も案外いい加減なことを再認識。

ハッセルがだめなら35mmということでワシントンでとった本屋の写真を再度焼いてみる。これも最小最大黒時間よりもう少し長めに焼いた方がしっかりした感じになった。最小最大黒時間でギリギリの焼付け時間は、真っ黒とほんの少し手前というのは、なかなか判別が難しい。こっちの方がプリントはマシになった。こっちはキャビネだけど。6切りの条件をこっちも出さないといけない。

今日はここまでだが、何とか撮影の条件をピシッと詰めたい。35mmは、もう少し現像時間を延ばしてゾーンがちゃんと端から端まででるようにもって行きたい。

こういうのって辛いといえば辛いけれど、楽しいといえば楽しい気もする。たまにはコンテストやこういう企画に参加してみるのもいいと思う。

25ドブ対85mm屈折

2005-12-03 23:31:43 | 天体観測
M38を25cmのドブソニアン(左)と85mmの屈折(右)でスケッチ。バックの星雲はそんな感じくらいに見て欲しい。やはり見える星の数は大分違う。85mmでのスケッチは、これくらいでも大分そらし目を使ってやっと書いたもの。それに比べてドブソニアンは、そんなに無理しなくても十分見えた。口径の差はやはり大きい。

しかし、ドブソニアンは最初の頃は温度がなじんでないせいで、星像もピシッと来ない。これに対して屈折は最初からピシッと点に見えるところはさすがという感じ。一旦安定したものの、途中でそこについているファンの電池がなくなり、それからは何となくまた安定しなくなったような気がした。ファンってバカにできないと思った。

プリントイクスチェンジ

2005-12-03 19:38:40 | 写真
以前書いたプリントイクスチェンジに結局参加することにした。他の方々は、なんだかその道のプロのような人ばかりで、ちょっとビビッテいるが、主催しているkaripeeさんも気楽にといってくださるので。

最近キャビネくらいの大きさばかりプリントしていてあまり6切りというのを使っていなかった。まずはヨドバシでフジのレンブラントを買ってきた。これから条件だしではちとお粗末だが、まあどちらにしても最大黒最短時間くらいを求めてそれを基準にプリントするくらいしか出来ないので、よしとしよう。

ネガも、以前決めた条件が、今ひとつギリギリまでつめきれていないことが分かってきたので、もう少し攻めてみたい。でも、写真って最後は化学実験ではなくアートというか気分だと思うので、いい写真が取れなかったら以前のネガを使うつもり。頭の中にあるのはBMWの単車と運動会のリレー、どっちにしようかな。


バーチャルとリアリティの差

2005-12-03 19:26:45 | 哲学
英語には不定冠詞と定冠詞というのがある。平たく言えばaとtheだ。日本語には、こういう類がないので、作文をするときには苦労する。僕はaというのはバーチャルでtheというのはリアルだと思っていた。

つまり、an apple といえば、一個のりんごというものの概念を指しているに過ぎず(つまりバーチャル)、the apple といったとき初めて、そのりんごという食べられるリアルなりんごを指すことになるという具合。

この話はそんなに違ってはいないと思うのだが、今日ふとあることに気がついた。theというのは必ずしもリアルとは限らないのだ。つまり、例えば2人の人が話をして、お互いにその中で話している概念がはっきりしていれば、それが実在しなくてもthe apple となることもあるということだ。

このなんでもないようなお話だが、僕はちょっとこだわってみたいと思った。つまり、この the の使い方から出発してリアリティとは何かということを考えてみた。

2人の人だけが理解できる概念に the をつけることが出来たというとは、そのお話の中の概念は、既にバーチャルではなくてリアルになったのではないか。その概念をもっと拡張すると、リアリティというのは多くの人の心の中に同じように思い起こされる概念を指すという事になるのである。

そういえば科学の理論だってなんだって、多くの人が認めるとそれは”事実”となる。リアリティというのは実は信じることから始まるのだ。

リアルとバーチャルの違いなんて実はそのくらいの差しかない。いや、両者は全く同じなんだと思う。

M35

2005-12-01 22:45:22 | 天体観測
ふたご座の足元にある大きな散開星団。今日はチョイ星見ということで85mm屈折をベランダで観察。

明るい星々の間には雲のような星雲が見える。視線をあさっての方向に向けながら、真ん中にある星雲に気持ちを持っていく。

ファインダーで星を探すときは、以前さざなみさんに教えていただいた両目を開けて星を探す練習。なかなか調子が良い。まあ、M35はファインダーがなくても探せるくらいの対象だが。