旧北川辺町の中央部に、絶滅危惧種「オニバス」の自生している所がある。
直径が1㍍を超える大きな葉にトゲがあることが、その名の由来らしい。
蓮には珍しい種から発芽し成長する一年草で、自生地は全国で数少ない。
そのオニバスが、猛暑の続くなかの7月末、自生地で花を咲かせ始めた。
葉が大きい割に花は小さく、日の出の1時間後から午前中だけ花を開く。
例年7月末から花をつけるが、8月後半が色も良く数も多い見頃となる。
その自生地に、開花目当ての見物客や写真愛好家が早朝からやってくる。
オニバスはスイレン科の植物で、養分が多く水深が一定で透明度のある沼
に生育する。水深や日照などに敏感で、幼葉を食べるザリガニは天敵だ。
6月はじめに水底の種が発芽し、ヤジリ形の幼葉を水面上に伸ばし、やが
てハート形から棘のある大きな丸い葉となって水面いっぱいに拡がる。
7月下旬から小さい紫色の花を咲かせ、3日後には水中に沈み種を作る。
花を開かずに水中で自家受粉して種を作る閉鎖花も多く、子房から放たれ
た種は一度水面に浮き、水面の風を使って種をより広く散らして沈む。
子孫を残す知恵をいろいろもっているのだが、それでも絶滅の心配がある。
今年から北川辺観光協会の役員有志10人ほどが、7月末から7週間の土
曜と日曜の午前中、オニバス自生地でボランティアガイドを引き受けた。
ひげ爺も、7月21日に雑草除去に参加し、案内役も8月7日から担当する
ことになった。自生地だから、自然の環境を守り保護することが大変だ。
猛暑日の炎天下でのボランティア、訪れる人も暑そうだが、こっちも暑~。
「オニバスの葉の下は、水中の葉陰で涼しかろうな~」と、ひげ爺の独り言。
だから、水中の敵から花を守るため、葉の下側にびっしりトゲがあるのだ。
直径が1㍍を超える大きな葉にトゲがあることが、その名の由来らしい。
蓮には珍しい種から発芽し成長する一年草で、自生地は全国で数少ない。
そのオニバスが、猛暑の続くなかの7月末、自生地で花を咲かせ始めた。
葉が大きい割に花は小さく、日の出の1時間後から午前中だけ花を開く。
例年7月末から花をつけるが、8月後半が色も良く数も多い見頃となる。
その自生地に、開花目当ての見物客や写真愛好家が早朝からやってくる。
オニバスはスイレン科の植物で、養分が多く水深が一定で透明度のある沼
に生育する。水深や日照などに敏感で、幼葉を食べるザリガニは天敵だ。
6月はじめに水底の種が発芽し、ヤジリ形の幼葉を水面上に伸ばし、やが
てハート形から棘のある大きな丸い葉となって水面いっぱいに拡がる。
7月下旬から小さい紫色の花を咲かせ、3日後には水中に沈み種を作る。
花を開かずに水中で自家受粉して種を作る閉鎖花も多く、子房から放たれ
た種は一度水面に浮き、水面の風を使って種をより広く散らして沈む。
子孫を残す知恵をいろいろもっているのだが、それでも絶滅の心配がある。
今年から北川辺観光協会の役員有志10人ほどが、7月末から7週間の土
曜と日曜の午前中、オニバス自生地でボランティアガイドを引き受けた。
ひげ爺も、7月21日に雑草除去に参加し、案内役も8月7日から担当する
ことになった。自生地だから、自然の環境を守り保護することが大変だ。
猛暑日の炎天下でのボランティア、訪れる人も暑そうだが、こっちも暑~。
「オニバスの葉の下は、水中の葉陰で涼しかろうな~」と、ひげ爺の独り言。
だから、水中の敵から花を守るため、葉の下側にびっしりトゲがあるのだ。