ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

今までと少し違うお正月

2012-01-03 09:31:41 | 食楽・年金ライフ 
新年明けましておめでとうございま~す。 早速にブログ訪問を頂き誠に
有り難うございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年を振り返ると、地震 津波 原発事故 大雨被害等々と散々だった。
今年も影響や厳しさは残るのだろうが、何とか良い年になってほしい。
東北の復旧・復興に歩調を合わせ、日本のシステム復興が望まれる。
我が家では、母が腰を二度骨折しその後は歩行困難のため施設暮し。

除夜の鐘が鳴り始めた大晦日の真夜中、初詣に向かって車を出した。
毎年初詣している古河市の長谷寺で、今年の一番護摩を受けてきた。
母と夫婦の3人家族、平均年齢が77歳では厄年や方位除けもなけれ
ば合格祈願もあるはずがなく、病気と健康だけが祈祷願目になる。
そこは年々若い参拝者が増えて、携帯電話が初詣に来ている感じだ。
帰宅し一休みしてから「おせち」の朝食と改めて地元氏神様への初詣。

年賀状のやりとりも、10年前の現役時代をピークに減ってきている。
虚礼も廃止したが、徐々に縁が遠くなり 消息も乏しくなっているのだ。
家のお元日は、母が体調を崩し不在のため兄弟夫婦だけが集まった。
お年玉の授受は盛んでも、顔合わせる人数が減り時間も減ってきた。
おせちの品数は減らないが、出来合い品を使って形も味も整い過ぎだ。
子供の遊びも時代とともに変化し、外で遊ぶ姿を見ることがなくなった。

様変りは仕方ないが、家族の集まりが少なくなるのは寂しい限りだ。
和服姿は滅多に見られず、気分を新たにする華やかさが無くなった。
高齢者入りの私には和服が似合いそうだが、さっぱり着なくなった。
門松を立てるお店も少なくなって、日の丸を揚げる家も少なくなった。
「和服でお正月を迎えなくなって何年になるだろう」と、ひげ爺の独り言。
和式が良いとは限らないが、放射能同様の除染消滅は如何なものか。

コメント
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