ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

地域の小さな賀詞交歓会

2012-01-17 07:57:49 | 地域活動・つながり
七草粥も終わった1月14日の夕刻、地域の新年賀詞交歓会が行われた。
旧自治体の北川辺観光協会が主催する地域唯一の公的互礼会である。
町が合併してからは、加須市観光協会の支部的組織としての活動になる。
そのため、加須市の市長はじめ他地域の協会支部長も来賓に招いている。
地元選出の市会議員も招待し、人数規模は小さいが華やかになっている。
私も協会役員として関わってきており、今年も司会役を務めることになった。
新年を寿ぎ挨拶や懇談が続くことは同じだが、この賀会は少し趣が違う。

それはテーブル上の料理にあり、全てを地域のもので賄っていることだ。
会場は「ライスパーク」と呼ぶ公営農業体験施設で、料理は鯉の洗いや鯰
の天ぷら、本モロコの雑魚煮に本モロコ入りのコロッケ「モロッケ」、地粉の
手打ち蕎麦に紅白の饅頭、野菜ではキュウリにトマトにレタスにイチゴ等。
協会会員である生産組合や飲食店が、特別な価格で提供してくれている。
蕎麦好きのひげ爺は、ここで出る手打ちで茹でたてのお蕎麦が大好物だ。
そこは、地域色と季節感を味わうポットラックパーティーのような気楽さだ。

渡良瀬遊水池のラムサール条約への登録が期待されるが、他にビッグな
観光的目玉がなく、観光施設もなければ観光を専業とする会員もいない。
そこで行われる賀詞交歓会だから、食材も料理も地域独特のものになる。
気前の良い会員は、不足を心配して必要以上の量を用意してくれている。
私は車の運転で飲めないし、糖尿が心配で食べ過ぎと甘いものは禁物だ。
「使いきれない余剰品は、土産品として持ち帰えれる」と、ひげ爺の独り言。
新春の賀詞を交歓する会が、地域の料理物を交換する会のようでもある。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする