ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

坂東札所めぐり 第六回

2012-01-10 13:39:18 | 旅行・秘湯・巡礼 
新春の松もとれた9日の成人の日、横浜弘明寺と東京浅草寺の二カ所の
参拝に出かけたが、時節がら初詣客と成人式の着物姿が多く見られた。
この日は電車利用行程、朝7時に家を出て東武で栗橋からJRライナーに、
横浜から京急で弘明寺に。納経後は横浜市営で中華街に出て昼食、JR・
メトロと乗り継いで浅草寺を参拝し、東武で家に帰ると5時過ぎだった。
「交通費が3320円で、昼食代はもう少し高かった」と、ひげ爺の独り言。
胸の万歩計は13,874歩で、693.7キロカロリーの消化を表示していた。

坂東観音霊場十四番: 瑞応山 弘明寺 本尊: 十一面観世音菩薩
京浜急行線の弘明寺駅改札を出ると、そこは弘明寺の裏手になっている。
半回りするように仁王門の前に出て、階段を上ると正面に本堂がある。
表の参道は、市営地下鉄弘明寺駅からのアーケード商店街となっている。
横浜市内で最も古い寺と云われ、僧行基が建立したのが始まりという。
その後、鎌倉将軍家 小田原北条氏 徳川家等の庇護を受け栄えてきた。
明治時代に寺域を失い、狭くなった境内に鐘楼や大師堂等が点在する。
初詣の客で混んでいたが、豪壮な本堂の欄間には彫刻が刻まれていた。

坂東観音霊場十三番: 金龍山 浅草寺 本尊: 聖観世音菩薩   
東京唯一の札所で、浅草の観音様として親しまれ多くの観光客で賑わう。
推古時代の小堂建立が始まりと伝えられ、慈覚大師円仁が中興という。
以降、時代を担う武将の信仰と保護を受け現在の大寺の規模となった。
正面に雷門があり、仲見世通を進むと宝蔵門に続き本堂観音堂がある。
観音堂は戦後の再建で、内陣の厨子には秘仏聖観音が安置されている。
広い境内は整備されていて、二天門 五重塔 六角堂 二尊仏などがある。
周辺は参拝者向けのお店で賑わい、東京を代表する観光地になっている。
コメント
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