ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

オニバス フェスタを開催

2012-08-28 07:27:47 | 地域活動・つながり
今年は世界各地で異常気象が発生し、穀物生産等に影響が出始めている。
郷土に自生する絶滅危惧種のオニバスも、発芽後の生育が悪く心配だった。
発芽までは順調だったが、幼い葉が伸びると種ごと浮いて根付かなかった。
それでも、自生地とその周辺の除草をしたり水草を取ったり管理をしてきた。
天敵のザリガニや魚類が悪さをしたらしいが、十分な対応が出来なかった。
自生地の主たる池のオニバスは壊滅状態になったが、掘や調整池のオニバ
スは順調に生育をつづけ、例年に比べて一週間ほど遅れて開花を始めた。

8月の初旬に開花を始めたオニバスは、お盆から本格的な開花期になった。
行政と観光協会が主体となって行うオニバス フェスタは、開花の遅れや他
行事との兼ね合いから 例年より少し遅い8月25日の土曜日に開催した。
ひげ爺は、観光協会の支部役員でありボランティアガイドでもあるので この
催しに参加し、訪問客の受入れと資料の配布や説明と案内などを行った。
前日にNHKの首都圏版でオニバスが放映されたため、来場者は多かった。
関東でも猛暑を記録する土地に、カメラ愛好者や夫婦連れが多く見られた。

その自生地に近い田圃では、稲が稔りの時期を迎え稲刈りが始まっていた。
先週まで「アキタコマチ」で、今週からは「コシヒカリ」の収穫になっている。
オニバスは天敵に害されたが、稲は順調に育ち収穫量も品質も良いと云う。
ともかく、毎週末の土日に行ったボランティアガイドもフェスタも無事終わった。
「来客もボランティアも、高齢者が多く熱中症が心配で」と、ひげ爺の独り言。
熱帯性のオニバスは暑さに強いが、関わる人の多くは高齢者で暑さに弱い。
コメント (1)
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