ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

西国観音霊場巡り 第二回-Ⅱ

2013-06-12 09:03:55 | 旅行・秘湯・巡礼 
相変わらずの好天が続くなかで、西国札所巡り第二回目の旅は3日目を迎えた。
国道24号線を南進する、道路が新しくなっても見える景色に違和感が全くない。
昔 修学旅行の先駆者として、分割・選択の特殊コースを提案し案内した奈良だ。
その後 何度となく訪れた大和路、まずは西国の六番札所「壺阪山南法華寺」へ。
そこは眼病を救う観音様として、沢一とお里の物語「壺阪霊験記」で有名である。
続いていにしえの里「明日香村」に入り、西国七番札所「東光山岡寺」を訪ねた。
運転しながら橘寺 石舞台 座神社 甘樫丘などを妻に説明し、飛鳥寺を拝観した。

次の札所は、我が家が属する宗派の総本山である西国八番札所「豊山長谷寺」。
「初瀬」と書く門前町の奥に車を止めて、街並みから緩い坂道を仁王門に進んだ。
そこで 入山料無料の手続きをして、曲がりのある108間399段の回廊を上る。
左右は名物のボタンとアジサイ、花はボタンが終わりアジサイが咲き始めていた。
国宝指定の本堂を中心に多くの堂塔が存在し、眺めとともに有り難さを感じた。
参道を下って 名物三輪そうめんで昼食をとり、西国番外札所 「豊山法起院」へ。
奈良への戻り道、大神神社(おおみわじんじゃ)と法隆寺に立ち寄って参拝した。

時間的に間に合いそうなので、24号バイパスを利用して翌日予定だった 宇治の
西国十番札所「明星山三室戸寺」を打つことにし、閉門10分前に到着した。
そのためか 対応は不親切で、納経後にアジサイ園はゆっくり見て廻れなかった。
最終日は予定が空いた。JRで京都に戻り 地下鉄を利用して時間的に都合の良
い西国十八番札所「頂法寺六角堂」に納経、お土産を買って早めの帰路をとった。
霊場10箇所の他に2社と5寺を訪ね、合計68,941歩で今回の旅は終わった。
「電車と車と歩きの4日間、 尋ね聞くことは 一度もなかった」と、ひげ爺の独り言。
カーナビも役立ったが、昔の知識と自前の方向感や距離感が正常に働いたのだ。
コメント
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