ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

第47回衆議院選の実施

2014-12-16 08:12:25 | 社会・経済・国際 
年の瀬を迎えた一昨日の14日(日曜)に、第47回衆議院選挙が実施された。
11月初旬ころ、解散総選挙の話題はあったが 疑問視する見方も多かった。
自民党内では、前回大勝と過去の振り子現象から議席減が心配されていた。
中旬には解散ムードが一気に高まり、22日に 安倍首相は解散を表明した。
任期2年を残した解散で、選挙の大義や争点などに やや明確さが欠ける中、
2日に公示された選挙は、首相と与党が主導する選挙戦となって始まった。
選挙戦の序盤報道は、自民の圧勝と民主の思わぬ伸び悩みを報じていた。

今回選挙の特徴は、政権離脱後の民主党はじめ野党が内部事情によって政
策や体制作りが遅れ 本来の政権選択を問う選挙にならなかったことである。
「みんな」は解散し「生活」は離散、選挙協力も強固なものにはならなかった。
選挙の争点は、現政権が進める「アベノミクス」の是非を巡っての戦いとなり、
政策や実績に批判と相互攻撃が入り混じって、判りにくい論戦になっていた。
選挙戦終盤の報道も、自民党の堅調ぶりと民主党の伸び悩みを伝えていた。

そして結果は、自民公明で公示前議席を守り政権が信任された形になった。
党別議席は、自民293⇒291 公明 31⇒35 民主は62⇒73 維新 42⇒41
共産8⇒21 他26⇒14となり 与党計が326に対し野党計は149となった。
共産党を除く野党にとっては、不本意な戦いであり 不満足な結果であろう。
毎回の「振り子現象」も困るが、野党の数だけ多くても弱小ばかりでは困る。
『1強多弱と云うが、責任野党の存在も必要かと思う 』 と、ひげ爺の独り言。
今後は、野党再編への模索 小選挙区制と定数 下がる投票率等が課題だ。
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