ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

B級グルメの「すったて」

2011-07-26 08:17:47 | 食楽・年金ライフ 
埼玉県川島町に、B級グルメ決定戦で優勝したと言う「すったて」がある。
摺りゴマ入り味噌の冷たい汁につけ麺うどん、暑い夏がその季節になる。
煎りゴマとシソをすり鉢で摺り、味噌砂糖を加えさらに摺って冷水を差す。
冷たい汁に細切りのキュウリや茗荷を加えて、つけ麺でうどんを食べる。
私の住むところで「ひやしる」と言っているものと、ほとんど同じ内容だ。
仕様は同じでも、呼び名と発信力の違いで確かなB級グルメ王になった。
ゴマや味噌を摺って待つので、名を「すったて」と呼ぶようになったらしい。

夏の暑い日、病院の帰り道に川島町まで「すったて」を食べに行った。
今回は、町内の上伊草にある手打うどんのお店 「庄司」さんに伺った。
うどんの手打ち場が見え、大釜で茹であげるのが見えるところもいい。
メニューは、小盛りが麺500グラムで、普通盛りも大盛りがあり、さらに
特大盛りは何と1200グラムだという。 私達は普通盛りを注文したが、
隣席の若い男は特大らしい「ものすごい量」のすったてを食べていた。

ここのゴマ汁は、胡麻が半摺りでお味噌は色の濃い塩味の強い味だった。
うどんは、ほうとうに近い太い手打ちの麺で黒みのある素朴な姿だった。
小麦粉は埼玉県産品で、それもこの地で穫れる地粉を使っていると言う。
キュウリやシソに茗荷が添えられるのは、我が家の「冷や汁」と同じだ。
加須も川島も、関東平野部の同じような土地柄だからルーツは同じ筈だ。
「そう言えば、宮崎にご飯用の冷や汁があったっけ」と、ひげ爺の独り言。
爺的には、冷や汁(09年7月にブログで紹介)の方が美味い感じがする。

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