ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

心配事の多い国勢調査

2010-10-05 08:22:00 | 地域活動・つながり
今年は国政調査の年に当たり、その調査員を依頼され引き受けた。
5年前にも引き受けたのだが、調査範囲が前回より広くなっていた。
25軒前後を単位とする「調査区」の四地区を受け持つことになった。
9月の15日に総合支所で説明を受けて資料類の一式を受け取って、
家で配布要領を確認し、担当地域の要図作成や袋の準備を行った。
22日から「お知らせ」配布開始、要図を確認しながらの訪問だった。

9月24日からはいよいよ調査の依頼になり、戸別訪問をはじめた。
これは面談し説明が必要なため、調査員証と腕章を付けて訪問した。
土曜・日曜を中心に3日間で全戸を訪問したものの約3割が不在だ。
時間を変えて再訪問を繰り返し、29日には完全配布にこぎ着けた。
10月1日以降が回収の期間で、2日の土曜日から回収をはじめた。
郵送希望も含め、今日の夜までには回収の全てを完了出来そうだ。
訪問して感じたことは、少子高齢化が予想以上に進んでいることだ。

ほとんどの家庭で世帯主が高齢者になり、二世家族が同居していな
いから家族人数も少なく、いずれ急速に過疎化が進むことになろう。
子供のいない高齢核家族型世帯は、地域との関わりも薄れている。
誰もが老齢化する中で 家族の絆 近所づきあい 地域内共助 地域力
の向上など、互助精神に基づく組織的連携が一層必要になる。
「子供がいないと、家や地域の力を減退させる」と、ひげ爺の独り言。
家や地域だけでなく、少子高齢化で日本全体の力の衰退が心配だ。
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