こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

タウンウオーキング

2016年07月15日 01時17分49秒 | 文芸
ウオーキングは、この7月8月と予定がない。主催者も、酷暑を予想して計画を先送りしたのだろう。よくわかる。私が参加するウオーキングイベント。参加者はとつらつら眺めれば中高齢者が殆ど。中にはもう90近いご夫婦の姿も。みなさん常連である。

いくらキャリアがあっても、年には勝てないものだ。酷暑という条件下でウオーキングを催した時に不測の事態が起こるパーセントはかなり高いと思われる。主催者もそれを予測し、日程を9月以降にずらしたに違いない。

しかし2か月も空白が続くと、中高齢者の体は、若者以上に退化(?)する。少しでも継続して歩かなければ、次に歩く時は最悪だ。

そこで都合のいいのが、イオンタウン内で行われている『タウンウオーキング』である。涼しい環境の中、イオン内の通路を利用したコースが設けられている。正しい歩き方の講習まである、致せり尽くせりなのだ。

しかし、イオンタウンが近くにあれば御の字だが、我が家から歩きで45分から1時間近くかかってしまう。暑いときは大変だ。イオンに着くまでダウン!なんてことも考えられる。しかし、どう改善しようもない。

というわけで、今日もイオンに向かった。妻が仕事に出るまで付き合う必要があるので、家を出たのは、11時過ぎ。ムワーッと熱気が顔を襲う。なんの!まけてたまるかい!と年甲斐もなく負けん気に燃える。

結局、暑さの前に歩幅も狭まり、1時間ちょっとかかってしまった。しかもシャツは汗ダクダクでジッポリと汗まみれ状態。トイレに入り、タオルで汗をぬぐったが、そう簡単には収まらない。濡れそぼったシャツを人目にさらすのに躊躇を覚えたが、目をつぶった。

食品売り場へカートを押して踏み入った。涼しい!結局何も買わず、カートに縋って何週も回った。ふと警備員の姿が気になる。なにか無線で話している。もしかしたら、私は不審な男に見られているのだろうか。そりゃそうだ。防犯カメラに何度も何度も、買うぞぶりも見せずカートでさすらうリュックを背負ったひげ面の男。う~ん、納得。不審者だー!

這う這うの体で食料品売り場を出て、さあタウンウオーキングのスタートだ。



夕方5時ころまで、歩いて少し休み、また歩くを繰り返してた。そのまま家まで歩いて帰ると、万歩計が示す数値は、2500歩!少し歩きすぎだ。しかし、今日のノルマはクリアしたのだ。

帰った早々にパソコンを開いた。片付けごとが多い。済めば洗濯ものを取り入れ、風呂も準備する。夕食の用意を済ませると、ちょっと横になった。ケージのウサギのつぶらな瞳と睨めっこ……いつしか眠ってしまっていた。

いま深夜1時。目はパッチリだ。少し文章を書いてみようと思う。たぶん朝4時過ぎまで、眠らないだろうなあ。まあいっか。それがわたしの人生なのだから。

コメント
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