こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

ハチがブ~ン!

2016年07月20日 01時27分22秒 | 文芸
庭の垣根を構成している

紅カナメを剪定しようと思い立った。

調子よく切りそろえていると、

目の前に見慣れたものが飛んだ。

ハチだ!

スズメバチか?

二匹3匹と飛び交い始めた。

これはいかん!と後ろずさって逃げた。

遠くから観察していると、

5匹ほどに増えている。

どうやら、紅カナメの茂みのどこかに

巣作りをしているに違いない。

これは危険だ。

剪定は即中止した。

さーて、これからどうするべきか、

頭をひねった。

昼日中にハチ退治はまず無理だ。

暗くなったころに攻撃あるのみなのだが、

巣のありかがよくわからない。

敵の陣地の情報がなくてはお手上げだ。

前に倉庫へ巣を作られたときは、

ガラクタの後ろに巣を発見できた。

夜に巣へ近づいて、アース攻撃!

もちろん自分なりに完全防備をしている。

それでも及び腰になってしまう。

かなり離れたところから

ジェット噴射を試みた。

数匹がコロンと地に落ちて、

飛べなくなるのを見計らって、

ふんづけ攻撃である。

ふみつぶして、さーっと逃げる。

また様子をうかがって、

アース攻撃、踏みつぶす、

逃げる、うかがうの繰り返しで、

最後は巣を叩き落した。

そしてまた踏みつぶし攻撃。

作戦はより慎重重視で、

結構な時間をかけたものだ。

今度は相手の住処が皆目わからない。

これでは、作戦の立てようがない。

今日はあきらめるしかない、

めったやたらな攻撃をしたところで、

ハチを相手に勝てるはずがない。

また明日に様子をうかがうつもりだが、

巣のありかの検討がつかない限り、

長丁場になりそうだ。冬

になればハチの行動も鈍くなる。

その時まで待つほうがいいかもしれない。

臆病者らしく、

おとなしくその時を待つことにしよう。

紅カナメの垣根は見苦しくなるが、

勝利のための艱難辛苦と考えれば、

何も気にならない。
てなわけで、庭の整備は、しばらくお預けだ。
まあ暇だなあ、わたしも。

ともあれ暑いときはゆっくり

無理をしないで行きましょう。(苦笑)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする