こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

20歳の娘

2016年07月11日 00時59分40秒 | 文芸
7月9日、末娘は20歳の誕生日。その祝いを三田市の三田屋本店ですることに。嫁いだ長女も孫を連れてやって来た。実に孫娘も入れれば、おんな4人に男ひとり。しかもB型の私以外はAB型。それにお呼びがかかるとは思っていなかったのです。普段の買い物や外食におっさんは邪魔になるからというわけである。まあ、母と娘のフリータイムを邪魔する気もないから、別に文句はないのです。だいたい、女同士の買い物だと、男はしんどいだけが相場……と自分に言い聞かせて、寂しいのを我慢しているのですが。それがお呼びがかかったのです。天にも昇る嬉しさでしたね。
三田屋本店・やすらぎの郷は素晴らしいところでした。閑静と贅を極めた店構えと付属する能舞台の厳粛な趣。ピアノと琴が据えられた小舞台もある。生演奏が聴けるらしい。ステーキ屋とは思えない雰囲気に、田舎者の私は、気おくれを覚えました。妻はと言えば、何度か来ているらしい。現役だった頃にも、専門的なレストランはもったいなくて利用しなかったわたしとしては、ちょっぴり複雑な気持ちです。
しかし、90gのステーキランチ(2300円)は、私には物足りなかったのです。山盛りの玉ねぎとニンジンといんげん、ジャガイモが添えられた鉄板にメインのビーフがのっている。高齢者の仲間入りをした私、肉より魚か和野菜が好み。若い頃なら200gのステーキをペロリといっていたのにとため息が出ます。
しかし、久しぶりの家族一緒の外食、しかも最後の娘が20歳という記念日。やはり底抜けに楽しみました。娘が食べきれないステーキの残りをいつも通りにいただいて、おなかは超いっぱい。またお腹が出そう。
しかし、きょうばかりは、ほかのことはどうでもいい精いっぱい祝ってやろうと思ったのです。愛しき娘よ、20歳、おめでとう!と。
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