こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

祭り太鼓

2016年10月06日 01時28分38秒 | 日記
夕方7時。まだ家族は帰ってこない。
ひとりで食事を始めた。
今夜は、おでんを作った。
セブンイレブン風だしレシピをネットでピックアップ。
関西風より上品な味だ。
まして姫路おでんは生姜醤油がいる。
ネタはジャガイモ・サツマイモ、蒟蒻、練り物3種と安くあげる。

食べていると、窓越しに「ドンドン」と太鼓の音が聞こえてくる。
(もう始まったか)とひとりごちる。
いよいよ秋まつりだ。
この11日に向けて、準備がスタートしたのだ。
乗り子の太鼓うちの稽古は1週間。太鼓庫で行われる。
村中に響き渡り、祭り情緒を高める役目を担ってくれる。

私が子供の頃は、ほぼ2週間ぐらい稽古があったっけ。
しかも、太鼓庫ではなく、乗り子の家を順繰りに稽古場にするのだ。
かなりでかい太鼓を青年たちが毎日運んで回った。
稽古が終わると、甘いおやつが配られた。

現在の乗り子は少子化の影響をもろに食らって少ないので、
1年生になるとお呼びがかかる。
私の時代は、子供の数が多く、
4年生になるまで太鼓に乗れなかった。
一つ違いの兄がいたせいで、私が乗り子になれたのは6年生の時。
各家庭から一人が不文律だったのだ。
それでも嬉しかった。やっと一人前に認められた気がしたものだ。

当時の秋まつりは宵宮と本宮の2日間。
最近は休日(体育の日)1日となっているが、
あの頃は学校が休みになった。
祭りの日が決まっていたので、
平日の場合もあったからだ。
太鼓の乗り子になるより休みになることのほうが
嬉しかったと思う。

さあ、11日の秋まつり本番まで続く、太鼓の練習。
最近は鈍化の一途であるワクワク感を、
子供らの打つ太鼓を刺激剤に高めてみましょうか。
コメント
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