こころの文庫(つねじいさんのエッ!日記)

家族を愛してやまぬ平凡な「おじいちゃん」が味わう日々の幸せライフを綴ってみました。

歩く歩く

2016年10月17日 01時03分16秒 | 文芸
 第5回加西風土記の里ウオークは、もうすぐNHK『真田丸』に登場する後藤又兵衛ゆかりの地散策コース。4キロ一般コースである。


 受付集合地点は北条鉄道・長駅前。地元近辺からは50人余り、三木・小野・京阪神から70名越えで総勢約120人。思わぬ盛況だ。最近、加西ウオークは調子いい。前回・前々回と200越え。片田舎のイベントにしては好調だ。


 朝7時に家を出て、まずイオンに。ペットのコーヒー飲料を1本購入して、目的地へ。昼飯は赤飯のおむすびを2個リュックに入れている。用意に怠りはない。


雨具に折り畳み傘、スティック杖、スケッチブック、替え下着、手ぬぐい、スケッチブックと用具……リュックはパンパンに張っている。普通の場所では目立つがウオーキングではおとなしいものだ。


土曜日の朝とあって周囲は静かだ。北条鉄道に沿った側道を黙々と歩く。天気晴朗、しかもまだ暑くない。歩くにはもってこいの条件だ。長駅に着いて、まだ時間があるのであたりを散策だ。じーっとしているのは勿体ない。


こんな時でも貧乏性は大人しくしていない。


 10時過ぎに長駅スタート!田圃の中を走る農道を行く。10分ほどで、小野寺十内親子の墓に着く。忠臣蔵赤穂浪士だ。加西は久学寺とか赤穂浪士ゆかりの名所が結構ある。


 若一王子神社から大村の石棺石仏を経て、後藤又兵衛基次の菩提寺『多聞寺』に到着ほぼ一時間の行程だ。『多聞寺』は又兵衛の3番目の息子が亡き父を祭るために建立したものだ。住職の講話を聴き昼食タイム。赤飯おむすびを平らげた。満足満足。帰りは違う道に入る。長駅の次の駅『播磨下里駅』がゴールだ。


 休む間もなく北条鉄道を逆にたどって歩く。4時には娘がアルバイトから戻ってくる。腹を空かしている。しかもすぐにオケの稽古で明石へ。食事の用意をしておいてやらなければと気は急く。


 結局家に帰りついたのは、二時半過ぎ。それからが忙しい。ご飯をしかけ、おかずを見繕って作る。味噌汁も娘の好物だ。


 娘を送り出して、やっと一息つく。なかなか自分オンリーの行動が出来ない。あと2年、あと2年で娘は社会に出る。さすればお役御免で、自分仕様の時間を満喫できる。その時まで五体満足であればの話だが。頑張らなきゃ!


 締め切り直前の公募原稿を原稿用紙5枚分仕上げると、やっと体に疲れが悪さをし始めた。もう何もしたくなくなる。怠け者だから、必ずそうなる。


 ビデオを取り留めもなく見つめる。スティーブン・セガールの映画だ。もう10回は見たかな。好きな作品なら何度でも見てしまう。


怠惰に時間は過ぎていく。心地よい眠気に全身を任せてしまう……?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする