難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

3D映画アバターのキャメロン監督が視聴者の影響を懸念。

2010年03月15日 01時13分21秒 | ワシントンDCから
アクセスボードとの話し合いの中で、3Dテレビの話になり、3D映画のアバターを製作したジェームズキャメロン監督自身が観客に与える影響を懸念しているとのことだった。


3Dテレビの問題について(キャメロン監督の懸念)
· You mentioned avatars and are currently inquiring about whether this new technology poses new accessibility barriers. David Capozzi provided this link about concerns of one movie producer that 3D TV screens might cause health problems: http://www.dailymail.co.uk/news/worldnews/article-1257147/3D-TV-Avatar-director-James-Cameron-hails-future.html

日本でも3Dテレビが発売される前に、障害者放送協議会はチェックを申し入れないといけないだろう。


ラビット 記

ワシントンダレス空港です。

2010年03月15日 00時46分27秒 | ワシントンDCから
今、ダレス空港のレストランです。

後20分で搭乗開始です。

今回の渡米でいろいろありましたが、一番の収穫は、運動は絶え間なく続けなければならないということだ。

ADAができて今年で20周年。アメリカの難聴者団体も教育省担当官も政府機関のアクセスボードもは、障害者権利条約に署名しても批准しても何も変わらないという。

しかし、ADAができてそれが実現しているか、各施設、各企業等で遵守されているかというと20年かかってもまだまだだと。

一つ一つ、不備な点、差別を見つけては是正の措置をとるように運動しなければならないと難聴者団体の人が繰り返し言っていた。

博物館に、リアウィンドウはある、補聴援助システムはある、しかしその使い方、指定された席などは従業員は知らなかった。

もうすぐ搭乗開始、この店の支払いをしなくては。
帰国したら、いろいろ報告したい。

ラビット 記