難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

難聴者による聴覚障害の自己評価

2010年03月29日 23時16分26秒 | 補聴器
自己評価の質問用紙は欧米で開発されており、日本でもいくつかの大学で検討されていると聞いていたがもう数年前になる。

「聞こえ」についての自己評価か、聴覚障害全般についての自己評価か、論文を読んでみたい。

難聴は、自分で客観的にとらえることの出来にくい障害だ。
聞こえないことが周囲にどのような影響を与えているのか、自分でどのくらいそれを理解しているか自己評価質問用紙で分かるのだろうか、知りたい。


ラビット 記

買ってから4年目の水耕栽培の鉢の花が芽を出してきた。渡米直前の3/10の写真。


=== 「難聴者」の Google ウェブ アラート ===
CiNii 論文 -
難聴者による聴覚障害の自己評価 :
「きこえについての.難聴者による聴覚障害の自己評価 :

「きこえについての質問紙」の解析
Self-Assessed Hearing Problems :
an Aanalyis of the Self-Assessment Scale for Japanese Hearing impaired.

鈴木 恵子 SUZUKI Keiko; 北里大学医療衛生学部
Kitasato University ...
http://ci.nii.ac.jp/naid/50000720612

補聴器の新しいセッティング。

2010年03月29日 20時31分04秒 | 補聴器
今日補聴器を買った。P675という今まで使っていた機種。

4つのチャンネルがあるので、
1.人工内耳と併用用。
2.交通機関の中。騒音抑制。
3.高音域カット。2500Hz以上を10-20dBくらいもカット。
4.テレコイル。MT。

1は、これまでの設定の補聴器単独用の設定。電話したりする際の設定だ。今までの併用用の設定レベルでは聞こえなくなってしまった。

2は、電車など騒音の中で低音域をガクッと減衰させたもの。1の改訂版。

ここで、オージオグラムを見ると2500hz以下は120dB以下。ほとんど聞こえていない。この音域をどうするか店長とメーカー技術者と話し合った。
3の高音域のカット版は、店内でレストランの店内の音を流した中で聞いたら自分の声は聞こえるようだった。
聞こえていないからと2500hz以上を全くカットしてみてもあまり変わらないように感じた。人工内耳は付けたままだからか。

まだ、装用して1時間だが、騒音という時低音の騒音と高い周波数の騒音とがある。期せずして、そのどちらかをカットする設定になった。

もともとは、会社の事務所のフロアーで話していると周りがうるさいので聞こえにくいと言うと、この機種は機械音や人の声、風の音が入ると自動的にその周波数帯を10から20dB減衰させる機能がある。
人工内耳になれない頃は勝手に感度が変わる補聴器は聞きにくいと言ってそれらの機能をすべてオフにしたことを思い出した。

明日からこの機能を試してみよう。

他にも、音楽用という高音域も低音域もブーストしたような設定もあったがこれは後日にした。


ラビット 記