難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

「東大経済調査に関する公開講座のお知らせ」

2010年06月30日 21時48分30秒 | 日記(つぶやき)
東大READより、『障害者の日常・経済活動調査』の報告会の案内を得た。


ラビット 記
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調査ではご協力いただき、本当にありがとうございました。
データはまだ分析中ですが、結果の一端だけでも、社会的に共有すべく、下記の京都での公開講座を準備中であることをご報告申し上げます。

ご関心のある方がいらっしゃれば、ご案内いただければ幸いです。

なお、関東でも年度内には開催したいと存じます。
また、分析がまとまり次第にご連絡申し上げます。
よろしくお願いします。

長瀬修
東京大学大学院経済学研究科
経済と障害の研究(READ)プロジェクト
http://www.read-tu.jp/
tel/fax 03-5841-1745

【公開講座タイトル】統計調査から今後の障害者施策を考える
 -障害者の生活実態から見えてくるもの

【趣旨説明】
 東京大学READでは、様々な障害種別の障害者団体にご協力をいただき、『障害者の日常・経済活動調査』を実施いたしました。

統計調査から障害者の生活実態を明らか にすることで、今後の障害者施策を客観的に議論することを目的としています。

今回の公開講座では、解析作業の始まった団体のデータから浮かび上がってくる障害者の生活実態をご紹介することで、議論を深めたいと考えております。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

【日時・開催場所】
○日時:2010年8月7日(土)13時30分~17時00分
      受付開始:13時00分~
○開催場所:キャンパスプラザ京都4F・第2講義室
〒600-8216 京都市下京区西洞院通塩小路下る
キャンパスプラザ京都(ビックカメラ前、JR京都駅ビル駐車場西側)
○申し込みウェブページ
http://www.read-tu.jp/index/files/20100807_index.html
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手話ソングについて

2010年06月30日 12時47分32秒 | 日記(つぶやき)
手話ソングについてどう思うか聞かれた。

歌手が歌う手話ソングの「手話」が手話になっていなくても、手話振りとして、あるいはジェスチャーとしてみればいいのではないか。表現の問題だ。
その上で一般の人が手話に関心を持ち、良い理解者になってくれるものと思う。社会的な効果が大きい。

中途失聴・難聴者にとって、手話ソングは過去の記憶している歌を「歌える」のはとても楽しい。仲間と一緒に歌詞の手話表現を覚えるのも楽しい。

一方で、ろう者は手話歌を歌っている。ろう者は歌を声で歌うのではなく、手話で表現する。オリジナルの「手話歌」もある。
賛美歌の手話歌を見たことがある。アメリカのろう者グループが歌っているのも見た。芸術性が高い。

こうした手話の多面的な可能性二着目した受け止め方をしないと閉鎖的なものになってしまうのではないか。


ラビット 記

障がい者制度改革基本的方向、閣議決定!

2010年06月30日 07時03分32秒 | 権利
昨日、政府のすべての大臣で構成する障がい者制度改革推進本部会
議が開かれ、「障害者制度改革の推進のための基本的な方向につい
て」が閣議決定された。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html

内閣府のホームページには同文の(案)が掲載されているが、以下
紹介する。
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/honbu/k_2/pdf/s2.pdf

ラビット 記

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Subject: 6月29日の第2回障がい者制度改革推進本部開催と
「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について」の閣議決
定について


障がい者制度改革推進会議 構成員のみなさまへ

 昨日6月28日(月)の第15回障がい者制度改革
推進会議は、お疲れ様でした。

 その中でも話されたとおり、本日29日(火)、第2回
障がい者制度改革推進本部が開催され、小川議長と藤井議長代理が
出席されました。その場で、小川議長から本部長である菅内閣総理
大臣に第一次意見が手交されました。

菅本部長からは、推進会議のこれまでの尽力への謝意、一人ひと
りを包摂する社会が重要とのコメントとともに、第一次意見を最大
限尊重し、政府の対処方針を決定する旨の発言がありました。その
後、第一次意見を踏まえた政府の対処方針である「障害者制度改革
の推進のための基本的な方向について」の閣議に諮る案が決定され
ました。

これを受けて、本部の終わりに藤井議長代理にも発言が求めら
れ、藤井議長代理からは、「この第一次意見は私たちの宝物だ。こ
のダイヤの原石を更に磨いていく必要がある。」、「国連で障害者
権利条約が審議された際、”Nothing about us,without
us”というフレーズが何度も語られた。この第一次意見は、日本に
権利条約を定着させる挑戦の第一歩でもある。」といった発言とと
もに、総合福祉部会で整理された「障害者総合福祉法(仮称)の制
定以前に早急に対応を要する課題の整理
(当面の課題)」にも言及がなされました。

 また、推進本部に続く閣議で、「障害者制度改革の推進のための
基本的な方向について」の閣議決定がなされました。この閣議決定
及び本日の推進本部で配布された資料は、内閣府のホームページに
もアップしておりますが、閣議決定についてはこのメールにも添付
いたしております。

 推進会議の議論も一つの節目を迎えました。今後も引き続き、障
害者制度の抜本
的な改革に向け、皆様のご尽力を心からお願いして、ご報告といた
します。

 なお、首相官邸のホームページから、本日の推進本部の動画を見
ることができま
すので、ぜひご覧下さい。アドレスは以下の通りです。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg3579.html


障がい者制度改革推進会議担当室
室長 東俊裕
(See attached file: (参考)障害者制度改革の推進のための基本
的な方向につい
て.pdf)
(See attached file: 障害者制度改革の推進のための基本的な方向
について.pdf)

事務代理 成冨
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障害者制度改革の推進のための基本的な方向について
平成22 年6 月29 日
閣議決定

政府は、障がい者制度改革推進会議(以下「推進会議」という。)の「障害者制度改革の推進のための基本的な方向(第一次意見)」(平成22 年6月7日)(以下「第一次意見」という。)を最大限に尊重し、下記のとおり、障害者の権利に関する条約(仮称)(以下「障害者権利条約」という。)の締結に必要な国内法の整備を始めとする我が国の障害者に係る制度の集中的な改革の推進を図る
ものとする。



第1 障害者制度改革の基本的考え方
あらゆる障害者が障害のない人と等しく自らの決定・選択に基づき、社会のあらゆる分野の活動に参加・参画し、地域において自立した生活を営む主体であることを改めて確認する。
また、日常生活又は社会生活において障害者が受ける制限は、社会の在り方との関係によって生ずるものとの視点に立ち、障害者やその家族等の生活実態も踏まえ、制度の谷間なく必要な支援を提供するとともに、障害を理由とする差別のない社会づくりを目指す。
これにより、障害の有無にかかわらず、相互に個性の差異と多様性を尊重し、人格を認め合う共生社会の実現を図る。

第2 障害者制度改革の基本的方向と今後の進め方
第一次意見の第3を踏まえ、以下のとおり障害者制度改革の推進を図るものとする。

1 基礎的な課題における改革の方向性
(1)地域生活の実現とインクルーシブな社会の構築
障害者があらゆる分野において社会から分け隔てられることなく、日常生活や社会生活を営めるよう留意しつつ、障害者が自ら選択する地域への移行支援や移行後の生活支援の充実、及び平等な社会参加を柱に据えた施策を展開するとともに、そのために必要な財源を確保し、財政上の措置を講ずるよう努める。また、障害者に対する虐待のない社会づくりを目指す。

(2)障害のとらえ方と諸定義の明確化
上記第1の「障害者制度改革の基本的考え方」を踏まえ、障害の定義を見直すとともに、合理的配慮(障害者権利条約に定めるものをいう。以下同じ。)が提供されない場合を含む障害を理由とする差別や、手話及びその他の非音声言語の
定義を明確化し、法整備も含めた必要な措置を講ずる。
(以下略、内閣府HPを参照)

6月29日(火)のつぶやき

2010年06月30日 00時13分33秒 | PHSから
00:13 from twitterfeed
6月28日(月)のつぶやき: 00:34 from twitterfeed
6月27日(日)のつぶやき: 00:35 from twitterfeed
6月26日(土)のつぶやき: 00:30 from twitterfee... http://bit.ly/aKjsDN
00:39 from twitterfeed
難聴者等のための字幕付き胃検診: 今年も、字幕とアニメ手話がでるモニター画面付き胃検診車で、無料検診を受付を始めた。 2004年に高橋英孝教授や東京予防医学協会と日立製作所のご協力で実施して以来、東京都中途失聴・難聴者協会が呼び... http://bit.ly/9K68QC
11:16 from twitterfeed
雑草の中に熱帯樹が?!難聴者の手話って?: 難聴者や中途失聴者が手話を学ぶのは健聴者が学ぶのと決定的な違いがある。
(1)難聴者や中途失聴者は現に今毎日のコミュニケーション疎外されている人だ。
(2)その目的は自らコミュニケーシ... http://bit.ly/b6gHyw
12:56 from twitterfeed
雑草の中に熱帯樹が?!難聴者の手話って?: 難聴者や中途失聴者が手話を学ぶのは健聴者が学ぶのと決定的な違いがある。 (1)難聴者や中途失聴者は現に今毎日のコミュニケーション疎外されている人だ。 (2)その目的は自らコミュニケーシ... http://bit.ly/9xF9RL
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