難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

「手話は言語」はろう者にもわかりにくい。

2010年11月01日 21時59分09秒 | PHSから
制度改革地方本部会議があった。
署名やパンフレットを普及しなくてはならないが、ろう団体からなかなか進んでいない状況が報告された。
しかし、地域のろう協会からは学習会の講師依頼が殺到している。

全国の聴覚障害者に運動を呼びかけているから関心は高い。しかし、「We love コミュニケーション」の呼びかけるものは何か、自分たちの生活とどう結びつくのか、胸にすとんと落ちる説明が足りない。

「手話は言語」という切り口では難しいと言うことが話された。また情報を得るのに手話が必要な人、文字が必要な人、音声が必要な人がいる、それは平等に保障されるべきだ。権利としてとらえる必要。差別の実態から理解するのがよい。権利は福祉サービスでは対応できない、就労の場など。

しかし、急きょ11月6日に地域代表を集めようと言うことになった。12月5日に一斉に街頭宣伝を実施するためだ。


ラビット 記

紅白歌合戦を目指す重度障害を持つ濱田朝美さんに会った。

2010年11月01日 21時15分52秒 | PHSから
10月31日は、ハロウィーンの仮装をきた子供や大人でごった返す多摩センター駅に、濱田朝美さんがライブをしていた。

前にあったのは確か5月の連休の時だが、霧雨も降る中同じようにきれいな声を響かせていた。
「日本一ヘタな歌手」(濱田朝美著、光文社)も出している。ブログもある。
http://ameblo.jp/sakura-smile-for-you/

内閣府で連日障害の定義や障害の表記、障害のことについて議論をしているがどうしても言葉のやりとりになって、実際の障害を持つ人の息吹が感じられない。
彼女に今度のJDFフォーラムで歌ってもらいたい。
よほど推進会議のメンバーはもちろん、マスコミ、役所にもインパクトを与えるのではないか。


ラビット 記
動画があるかな。

ウォーキング800Km完走賞 難聴者の場合

2010年11月01日 18時19分34秒 | 日記(つぶやき)
6月から始めた万歩計の記録。半年で800Kmが健保組合の定めた目標だ。だいたい月に200~230Km歩く計算なので4ヶ月で達成できた。

仕事はデスクワークのはずだが窓際に近いのでいろいろ雑用もやるので一日中歩いているのだ。
座ると眠くなるので立ったままキーボードとマウスを使う。

完走賞は1000円の図書券だった。参考書代か。


ラビット 記

「日本障害フォーラム(JDF)セミナー」推進会議のオールメンバーだ。

2010年11月01日 13時09分50秒 | 障がい者制度改革
今年もJDFセミナーが開かれる。

プログラムに、ジュディ・ヒューマンさんがビデオで登場。字幕も手話も付くので聴覚障害者には良いだろう。
今後はリアルタイムのビデオ出演も出てくるのではないか。

プログラムは障害者制度改革推進会議に関わるオールメンバーの様相。
当事者もこの内容をしっかり把握してその後の情報発信につなげたい。


ラビット 記
※通勤時の柿の木。昼休みも勤務したのでちょっと延長。

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キリン福祉財団 損保ジャパン記念財団 ヤマト福祉財団助成事業
2010年 日本障害フォーラム(JDF)セミナー

権利条約の批准に向けて ~今何を!~

13の障害者団体・関係団体で構成される「日本障害フォーラム(JDF)」は、その設立以来、障害者権利条約の推進に民間の立場から取り組んでいます。

 障害者権利条約は2008年5月に発効し、わが国では批准に向けて、当事者参加による障害者制度改革が進められています。条約が高いレベルで実施され、すべての人の人権が保障される社会が実現できるよう、私たちはこの制度改革の動きを注視しています。

 本セミナーでは、米国国務省特別顧問のジュディ・ヒューマン氏から、障害者権利条約に関する最新動向などを盛り込んだビデオメッセージをお届けするほか、障害者制度改革に関する最新レポートや、権利条約推進議員連盟、関係省庁、制度改革推進会議関係者らによるパネルディスカッションを企画しました。

 条約の批准に向けて、今何をなすべきか、共に話しあう場といたしたく、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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日時:2010年12月8日(水) 9:30~16:00
場所:中野サンプラザ 13階コスモルーム
参加費:1,000円(資料代として)
  ※点字資料、手話通訳、要約筆記あり

【次第】
9:30  開会
開会挨拶  小川 榮一(JDF代表)
来賓挨拶  助成財団等(予定)
基調報告  森 祐司 (JDF政策委員長)

10:00 ビデオメッセージ
「障害者権利条約の批准に向けて」
ジュディ・ヒューマン(米国国務省 国際障害者人権特別顧問)
※手話・字幕・音声解説付き

10:15 障害者制度改革 最新レポート
~障がい者制度改革推進会議
<就労、医療、障害児支援> 合同作業チーム座長より~
11:45~12:45 昼休み

12:45 パネルディスカッション 
「障害者権利条約の批准に向けて 今何を!」
≪パネラー≫(依頼中)
障害者権利条約推進議員連盟・厚生労働省・文部科学省・障がい者制度改革推進会議/総合福祉部会・日本障害フォーラム 

≪指定発言≫ 
制度改革地域フォーラム開催地より 他
≪コーディネーター≫ 藤井 克徳(JDF幹事会議長)

16:00 閉会
※プログラム、演題等は変更することがあります。


申し込み先・お問合せ先

申し込み用紙に必要事項をご記入の上、11月29日までにFAX、Eメール、またはお電話にて下記の連絡先までお申込みください。(先着順・参加証などは特にありません)
参加費は当日受付にてお支払いください。

JDF事務局
電話03-5292-7628 FAX03-5292-7630
E-MAIL:jdf_info@dinf.ne.jp

最新情報はこちら http://www.normanet.ne.jp/~jdf/1208/
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【JDFセミナー申込用紙】
お名前

ご所属

ご連絡先
住所

TEL              FAX
E-mail
※セミナーに関するご連絡、今後のご案内等にのみ使用し、それ以外の用途には使用しません
介助者 ※どちらか○でお囲みください
同行する         同行しない

次の項目で必要がありましたら、○でお囲みください。
手話通訳     要約筆記    磁気ループ    点字資料  
車いすスペース  その他(              )

立岩真也「社会モデル」について

2010年11月01日 01時58分38秒 | 日記(つぶやき)
長大な文章の冒頭でも一部を引用しようとしたが、著者の言うとおり、現代思想の各号を購入して読まないといけないか。
ちょっとこれに取り組みには「力」がないと思った。

しかし、社会モデルは「同時に,障害者自身の「障害」の実感を犠牲にして成立したものであることは否めなかった」という見方があることに気がついただけでも良しとしたい。今のところは。


立岩真也「「社会モデル」について(草稿)」
第6章「社会モデルの再編成――唯物論的モデルと観念論的モデル」の一節より。
http://www.arsvi.com/ds/smd.htm

立岩真也「社会モデル」について
http://www.arsvi.com/ts2000/20100041.htm

◇立岩 真也 2010/08/01 「「社会モデル」・序――連載 57」,『現代思想』38-10(2010-8):22-33
◇立岩 真也 2010/09/01 「「社会モデル」・1――連載 58」,『現代思想』38-11(2010-9):
◇立岩 真也 2010/10/01 「「社会モデル」・2――連載 59」,『現代思想』38-(2010-10):
が元になって、執筆されたものだそうだ。以下は関連文章とのこと。

◇立岩 真也 2010/07/01 「過剰/過少・1――連載 56」,『現代思想』38-9(2010-7):36-46
◇立岩 真也 2010/07/01 「留保し引き継ぐ――多田富雄の二〇〇六年から」,『現代思想』38-9(2010-7):196-212 
資料
http://www.arsvi.com/ts2000/20100020.htm


ラビット 記
■立命館大学グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点メールマガジン
2010年11月1日発行 増刊号[通巻13号]

◆1 2009年11月から1年間(-5日)のヒット数が1000万を越ました。
http://www.arsvi.com
→「統計&説明」
http://www.arsvi.com/z/h04.htm
→「アクセス統計」
http://www.arsvi.com/.kloga/www.arsvi.com/

今後とも御利用、よろしくお願いいたします。
催の案内など掲載させていただきます。
http://www.arsvi.com/a/e.htm

お書きになったもの等、テキストファイルでお送りいただければ掲載することもいたします。
(MSワードのファイル等でもかまいません。広告のpdfファイル等の掲載もいたします。)

webmaster@arsvi.comまでご一報くださいませ。
掲載履歴については
http://www.arsvi.com/a/r.htm
をご覧ください。

「ADAの現状と推進体制ーADA20周年・・・」の報告から。

2010年11月01日 01時43分47秒 | 障がい者制度改革
立命館大学の立岩真也先生の主催するサイトから、障害学会にたど り着いた。
障害学会第7回大会(2010年度) 2010年9月25日(土)・26日(日)のプログラムが紹介されていた。

その中に、ADA20周年で米国の状況の報告があった。臼井久実
子氏と瀬谷紀子氏の報告だ。
2008年のADA修正とその効果、ADAに基づいて設置された全米10カ所のADAセンターとADAコーディネーターの活動などが紹介されている。

ワード版の報告の最後に、差別禁止法とその後の運用、法律や機構にフィードバックする仕組みが求められるようになっていくとあり、もうそういう時代なのだと思った。

「日本でも2010年から、障害者政策を根本的に変えていく方
向で、障害者制度改革推進会議が議論を重ねている。差別禁止法制
定と適用は、今後の制度改革の基軸にあたる。6月末の閣議で、推
進会議がまとめた「障害者制度改革の推進のための基本的な方向
(第一次意見)」が決定された。差別禁止法を制定すると同時に、
その実際の適用を進める仕組み、そして現実の問題を法律や機構に
フィードバックして変革していく仕組みを、日本でどうつくるか
が、ますます重要な課題となっていく。そのことに広く活用される
ことを願って今回報告する。」
06.臼井久実子・瀬山紀子 「ADAの現状と推進体制──
ADA20周年を迎えた米国での短期調査から」
ワード版の報告とテキスト版があり、内容が異なる。
http://www.jsds.org/jsds2010/Poster/06_Usui_Seyama.doc
テキストデータは
http://www.jsds.org/jsds2010/Poster/06_Usui_Seyama.txt


ラビット 記