難聴者の生活

難聴者の日々の生活から、人工内耳など難聴者のコミュニケーション、聴覚障害者の制度改革について語る。

駅のホームのスピーカー。聞こえるけど・・・なあ。

2011年05月27日 08時50分11秒 | 日記(つぶやき)
ホームで待っていると頭の真上から音が落ちてきた。
真上にスピーカーがある。

チャイムがどこかで聞いたことのあるメロディと思ったら、「夕焼けこやけ」だ。
アナウンスが「とっかい」がきますと言っている。何のことかと思ったら特別快速のことだ。

快速を1本見送って特別快速に乗ったのに途中で止まってしまった。あちゃ。間に合わないかも。
この電車には電光表示板がない。
「かせんに○○が認められたので緊急停車しました」と言っているらしい。

ラビット 記

要約筆記事業としての要約筆記

2011年05月26日 21時45分57秒 | 要約筆記事業
聴覚障害者の情報・コミュニケーション支援方法、手段には各種あるが、その場における文字によるものとして要約筆記やリアルタイム文字表記などがある。

要約筆記とリアルタイム文字表記は、意味を伝達することを優先するか、話された言葉の伝達(オンの再現)を優先するかの違いがあると言っても良いだろう。

全難聴の推進する要約筆記は要約筆記事業としての要約筆記であることが他の文字による情報支援と一線を画すものとなっている。

社会福祉サービスとしての要約筆記を実施できる人材を養成するのが厚労省の通知のねらいだ。
つまり、憲法、社会福祉法、障害者自立支援法に法的根拠のある事業としての必須条件を整えたのだ。

このことを丁寧に説明していきたい。

ラビット 記

NHKの生字幕の研究到達点 #jimaku

2011年05月26日 20時44分36秒 | 放送・通信
今回のNHK放送技研の公開の展示のメニューにはないが字幕放送の研究の到達点を示すものがあった。
完璧を目指し語句修正のために大がかりなシステムが構築されている。

ラビット 記
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生字幕制作のための音声認識
生放送番組へのリアルタイム字幕付与(生字幕制作). は長い間技術的に困難であったが ,音声認識技術や高速入力用キーボードの進展 ...
識は更に効率的な生字幕制作を 実現するために欠かせない技術であり,今後,いっそうの発展が期待されて ...
http://www.nhk.or.jp/strl/publica/rd/rd122/pdf/P25-31.pdf


※ポメラの新しい台。B5サイズの板。
大きさはちょうど良い。立ったまま入力すると肩が凝るのには閉口する。

ポメラを手製の画板に載せてみた。

2011年05月25日 22時34分57秒 | 日記(つぶやき)

会議の内容をメモる時や原稿を書く時にキーボードを使いたいのでポメラを購入した。
しかしポメラのキーボードは平らなところに置かなくてはならない。

それでB4サイズのファイル用板紙を2枚合わせて綴じ紐を通してネックホルダーにかけて画板にした。
その上にポメラを置いて入力してみた。

表示したQRコードを撮るには揺れてだめ。
長時間は首が痛くなる。


ラビット 記

新しい理事会と新しい珈琲マシン導入と気配り。

2011年05月25日 08時30分03秒 | 日記(つぶやき)
うーむ、理事会も新体制になったが理事全員が協会のアジェンダを深く理解しないと理事会の運営が難しい。

アジェンダって何かって?アジェンダというのは目標とか目的みたいなことを指すんだけれど、こういう言葉を使わないで胸に落ちるような言葉を使わないといけないな。

一人一人の聞こえもまちまち、聞こえる理事も含めて、その言葉や態度に苦悩がにじんでいる。

ラビット 記
※駅前のベーカリーの珈琲マシンが新しくなった。ドリップに時間がかかるようになるが店員さんは注文する前に珈琲ボトルを持つ私を見るとさっとスイッチを入れるのだ。
ふーむ。

NHK放送技研では、字幕放送の研究は何もしていないのか。#jimaku

2011年05月24日 02時32分30秒 | 放送・通信
2011年のNHK放送技研の展示、講演、ポスターを見ると、字幕放送の「字」もない。
ということは、発表できる内容がないということなのか。
音声認識技術による字幕制作、自動要約システム、リスピーク方式など字幕放送の研究はもう終わったということなのだろうか。

本当の生放送の字幕放送、予定していない生放送の字幕放送はNHKは出来ていないことは認めている。
その理由は高度な入力技術を持った入力者の確保、技術要員の確保、設備の整備、予算の確保など技術的な理由ではない。
高速日本語入力も音声認識も間違いがある、それを正さなければ放送できないという考えがある限り、予定していない生放送の字幕放送は実施できない。事前に音声の登録、字幕の誤謬チェックシステムなどで事前のチェックの時間と要員がいるからだ。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2011/tenji/index.html

ラビット 記

NHK放送技研講演のライブ配信 13時から。

2011年05月24日 02時05分24秒 | 放送・通信
ライブ配信には字幕があるのか。

ラビット 記
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今年の技研公開の講演や研究発表も、本システムを用いてライブ配信を実施しています。
パソコンのWebブラウザ上で、新たなソフトウェアをインストールすることなく動作します。
下記のURLにアクセスしてご利用いただけます。
http://osc01.nhk.or.jp/strl/open2011/terms.html#
ただいまテスト用動画を配信中です。
技研公開2011の講演・研究発表は5/26 13時から配信予定です。
※ 講演・研究発表は5月30日~6月13日の間、VoDでの公開を予定しています。

NHK放送技研 伊藤研究主幹に質問。権利擁護の視点はないのか。#jimaku

2011年05月24日 00時25分56秒 | 放送・通信
5月26日のNHK放送技研一般公開の講演の二つ目。午後2時から。
「人にやさしい放送」というのは、二つの意味があるだろう。1つは操作性が高い。ユーザーフレンドリーな操作ができること。もう一つは障害に対するバリアが低いこと。誰もがアクセスできるアクセシビリティが確保されていることという意味だ。

しかし、「やさしい」という言葉にはできるだけのことはしてあげますよという善意の配慮のような互換を感じてしまう。東日本大震災が勃発した際に字幕放送のない画面を見て、聞こえない人、聞こえる環境にない人にテレビの声が届かないことに強い焦燥感をもった身では、一番肝心な時にNHKが対応しなかった、「生命を守る権利」が保障されなかったということに怒りを感じてしまう。
「誰しもが平等に情報が受けられる放送」、「権利擁護としての字幕放送」を求めたい。

伊藤氏に質問。
1)3月11日、東日本大震災が発生した日にNHKが常時字幕放送が実施できなかった理由は何か。
首相官邸の記者会見が行われたときに字幕放送が実施されなかった理由は何か。
1年前のチリ大地震の津波警報の報道で臨時ニュースに字幕放送がないことが指摘されてからどういう対応をしてきたのか。そのことが、なぜ3月11日に対応できなかったのか。

2)放送は「やさしい放送」であるだけでなく、「権利を保障する放送」という視点はどう思うか。
視聴覚障害者のみならず、外国人、聴覚により放送が受容できない人々の放送は情報アクセス権利、生存権に関わるという観点が必要でないか。
マイノリティへのサービスという考えを脱却し、ユニバーサル・サービスとして字幕放送が必要である認識に建てないか。

ラビット 記
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人にやさしい放送の充実に向けた研究開発。
NHK放送技術研究所 研究主幹 伊藤 崇之
だれにも等しく的確に情報を伝えることは、安全安心社会を築く上で必要不可欠であり、また公共放送機関としての責務でもある。NHK放送技術研究所では、人にやさしい放送の充実を実現すべく、視覚障害者、聴覚障害者、高齢者を含め誰にも放送サービスを等しく受けていただくための研究開発を、研究所の方針の一つの柱として、積極的に推進してきた。これは平成21~23年度NHK経営計画の中でも謳っているところである。本講演ではこのような「人にやさしい放送技術」の研究開発について、字幕放送や解説放送の充実に資する研究開発のみならず、デジタル放送時代の新しい機能を利用した技術やさらに今後の放送・通信融合時代の特徴を利用した技術などを含め、放送サービス充実のための技術とテレビをはじめとする情報機器のバリアフリー化に資する技術の研究開発の全体像を示した上で、人にやさしい放送の将来を展望する。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2011/lecture/lecture526.html



NHK放送技研講演 ラリー・ゴールドバーグ氏に質問。#jimaku

2011年05月23日 23時39分00秒 | 放送・通信
NHK放送技研一般公開の講演にWGBHのラリー・ゴールドバーグ氏が講演する。
ラリー・ゴールドバーグ氏はメディアアクセスの新しい段階は「21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する法」の成立にあるという。
これをNHKが同氏を招聘した理由はなんだろう。アメリカのメディアアクセスの新しい動きに着目していることは伺われるが、ではアメリカのような状況をNHKなりに産み出そうとしているのだろうか。全難聴が臨時ニュースにも字幕放送を実施して欲しいと要望したことに対し、字幕入力者、字幕制作技術要員、設備、予算の確保が皆難しいという回答があったこととどう結びつけられるのか。
分かっていることは技研は政策判断は出来ないということだ。

ラリー・ゴールドバーグ氏に質問。
1.新しい「21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する法」はどうして生まれたのか。ADAがあるだけでは不十分なのか。

2.NHKは予め予定していない生放送の字幕放送が実現出来ていないが、なぜだと思うか。
消費者の利益擁護の観点からどう考えるか。


ラビット 記
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WGBH(米国ボストンの公共放送局)メディアアクセス部門長 ラリー・ゴールドバーグ氏
午後1:00~
同時通訳(英→日)があります。
 今回のプレゼンテーションでは、米国におけるメディアアクセスの歴史を振り返り、特に研究開発分野において数多くの進展に結びついた、技術的、法律的、政策的、あるいは市場的促進策について説明する。現在、字幕サービス(および、場合によっては解説サービス)は、デジタルテレビ、携帯向けデジタル放送、インターネット、DVDやブルーレイ、スマートフォンや映画館などで利用可能である。これらについてそれぞれをデモや説明図などで解説する。

 消費者の強い需要と、場合によっては連邦政府の命令に合致したことによって、米国におけるメディアアクセスの現在の状況は、成長の新しい段階の初めにあたる。この新しい加速の動きが起こった理由の一つは、「21世紀における通信と映像アクセシビリティに関する法」の成立である。この法律の様々な規定とその施行のスケジュールを電話、デジタル放送の字幕及び解説放送、Webベースのメディア、ビデオセットトップボックスのユーザーインターフェイスのアクセシビリティーに与える影響と共に解説を行う。

 最後に、発表者はWGBHのアクセシブル・メディア・センターと、メディアアクセスの世界の今後の新しい動きについての見解を示す。この見解では、音声合成、音声認識、一般人を発信源とする番組制作や、自動化または半自動化プロセスによるクラウドベースのメディア充実などについて述べることになるであろう。
http://www.nhk.or.jp/strl/open2011/lecture/lecture526.html#lecture01


アマゾンでポメラ購入、瞬間起動、無接続でメール!

2011年05月23日 22時34分55秒 | 日記(つぶやき)
手軽に入力する機器が欲しいと思っていたがさりとてネットブックやiPadは重くて腰を痛めるしと思っていたところ、知人が使っているのを見て購入する気になった。

Yバシカメラに行ったら店頭で27800円、アマゾンでは20500円だったので迷わずiPhoneでアマゾンに発注。

起動が2秒というのもファイルがテキストだけということも気に入った。一番いいのはコードで接続しなくてもPHSに取り込めることだ。
これもポメラで入力し、QRコードでPHSに取り込み投稿した。

ラビット 記



日本初! KNTVが韓国ニュースをリアルタイムで字幕放送 #jimaku

2011年05月23日 18時46分51秒 | 東北地方太平洋沖地震
KNTVがリアルタイム字幕放送を実施するのは「韓国語を聞き取れない」人たちに見てもらうためだが、情報アクセス困難な人に対するアクセシビリティの保障に他ならない。

NHKは、定時ニュース以外のニュースに字幕放送を実施していない。
字幕放送を実施する定時ニュースの拡大もさることながら定時以外の番組、つまり事前に予定しない番組の字幕放送の実施をすべきだ。
それは聴覚障害者向けとか、マイノリティへのサービスとかではなく、普通に音声のマルチモード化(文字、手話、点字)して実施すべきだろう。

目で聴くテレビも他局の放送番組に手話と字幕を付加したリアルタイムの再放送を実施出来ている。
緊急災害時のニュースや高校野球など本放送で字幕放送などが行われていない場合に実施している。

なぜKNTVや目で聴くテレビに出来て、NHKに出来ないか。


ラビット 記

=== ウェブ - 「[字幕放送]」に関する新しい検索結果 ===
日本初! KNTVが韓国ニュースをリアルタイムで字幕放送-韓国音楽(k-pop)
開局から10周年を迎えた同局が、韓国<MBCニュースデスク>(生放送)を、リアルタイムで字幕放送することとなった。 ...
KNTVでは、同番組を衛星経由で受信し、リアルタイムで日本語字幕を付けて放送。韓国語を聞き取れない視聴者も、その日の韓国 ニュース ...

http://m.wowkpop.jp/news/News_Read.asp?nArticleID=14984

都難聴総会議事終了。

2011年05月22日 13時01分53秒 | 日記(つぶやき)

都難聴の第26回通常総会議事無事終了。
出席者78名、委任状329名。

事業報告、決算案、事業方針、予算案とも質問が相次いで盛り上がった。
・協会活動に長年協力してくれた方に感謝状を。
・会員の増加はどのように図るのか。
・収入が少ない事業で支出が上回るのはなぜか。
・職員の各種保険の適用を。
・文化部サークル活動に助成を。
・事務所移転費はどこから?
・災害対策費の収入はどう捻出するのか?
・認定NPOになる要件は何か?

午後から、理事・監事の選挙。

ラビット 記