酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

好きな風景。

2012-01-24 | こしらえた話。
大雪で道央方面は大変だ。
旭川は雪の影響はないが、相変わらず寒い。局所的には氷点下30℃になったとか、メディアに取り上げられるが、冬も本番になれば20℃も30℃も、どっちにしても寒いので、もうどうでもいいという感じ。
テレビでは、レポーターが、水に浸けたタオルを振り回し、ほら凍っちゃいました~なんてやるのがお約束だが、だいたいにして世の中に濡れタオルを振り回す必要は我らの生活にはないし、タオルが凍って困るヒトもいない。

さて昨夜は、またまたの豚汁づくり。寒いからというのもあるが、何より沢山野菜が食べられる好物のひとつでもある。

深夜食堂を手本に具のアイテムを厳選したおかげで、総量は以前より少なくなり、いちいち大鍋を使うこともなくなったが(そうなると食べるのも大変だった)、それでも21cmのカレー鍋が一杯になる。

第一弾煮込み開始↓



煮えてきたら、第二弾の具を追加しほぼ完成型へ↓



鍋の中は危険水位(笑)に達した。でも、これが良いのだ。なみなみと大量の具材が煮えているその情景はなんとも豊か。さらに沢山煮ると美味しいの法則を信じて、なんともシアワセな気分になれるのだ。
その心情は数億円の札束の山を目の前にした時と同じか(見たことないから分からないが)。あ、そうそう、例えば戸棚の中に好きなお菓子が数種、たくさんストックされてるようなシーン、それに近いかも知れない。

で、昨夜のそれは、煮物は一晩置くとなお美味しいの法則に従い、あえて食べずに放置。
今朝、トーストとともに(豚汁にはオニギリの法則は果たせなかった)、旨い豚汁を堪能。おかげで朝から体が温まり気分は上々なのである。

今夜やれるかな。出来上がった豚汁の何割かを別鍋に取り、別メニューに進化させる予定なり。



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バジルの教え。

2012-01-23 | こしらえた話。
昨夜拵えた鶏のトマト煮。



もも肉の下茹でにはちょっと時間をかけ、皮もとろりとなった。いい感じに煮詰まって味もまあまあだ。
何より散らしたバジルがほんわかと良い香り。

バジルは、昨年いただいたものを冷凍保存しておいたものだ。収獲物を家で貯蔵し少しずつ使う、そんな食卓は初めのことで、そのスローな感じがとても楽しいのだった。

昨年は何度かフレッシュバジルのお裾分けに与り、ジェノバソースを拵えたりして楽しませていただいた。そんな暮らしの楽しさが、年々分かるようになってきたというか、自分が多分良かれと思う暮らしのスタイルは、そんなものなのじゃないかと考えるようになった。

いやいや、そんなゆるい話じゃなくて

冷凍したソースや、バジルはまだある。乾燥バジルは日持ちするとしても、冷凍品は冬が消費期限だろうと思う。
食材は、とにかく残さず使い切るのが決まりである。万一廃棄などしてしまったら、昨年楽しめたことや、いそいそとソースなど拵えて悦に入っていたことがすべて無意味となってしまう。

冷蔵庫より、バジルがかく語りき。
食生活の営みとは、地味、忍耐、計画性なのだ。




つまり、チョコレート料理。 美冬(みふゆ) モニター10名様募集!

玉ねぎがしみる。

2012-01-23 | 旨かった話
玉ねぎの酢漬けのお裾分けに与った。



近頃お付き合いのある、ある飲食店の、料理の付け合わせにあった玉ねぎが美味しいという話を聞き、それはどんなもんかと尋ねたら(正確に言うと食べたいとねだったら)、親切なことにわざわざ拵えてくれたのだった。いい人だ。

酢と醤油で玉ねぎを煮たもの。
煮るといっても、ぐつぐつとではなく、ふつふつとしてきた辺りで火を止めるとのこと。

食べたければすぐにでも、あるいは一日、二日置いてからでも。漬かりが浅ければその分、玉ねぎはフレッシュなわけで、香りや辛みは刺激的。お腹に入ると、中から沸いてくるような感じ、あえて言葉を付けるとすれば「玉ねぎ感」がすごい。
そう、玉ねぎが目に染みる、のではなく、体に染みるのであった。血をキレイにすると言われる玉ねぎだが、こうして食べてみると何やらそんな気に、スゴクさせられるのである。

実はあまり生っぽい玉ねぎは好まぬ自分であるが、これなら美味しい。家庭でもリピートありだな。

体に良いという言葉が、ますます身に浸みるお年頃だし。

うだうだ。

2012-01-22 | わさび部長
犬が腹を上にするのは、強い者に対する服従の意味(あるいはただの脳天気)。また、腹は犬にとっての弱点でもあり、慎重な性格のわさび部長は自分からはやらないし、医者などに仰向けにさせるとこと酷く嫌がる。

はずなんだが…



ストーブに服従したってか? なんという寝姿。

ま、その気持ちも分からんでもない。


ストーブの前で、日ごとに怠惰な本性を露わにするわさび部長なのだった。

あと一歩だった。

2012-01-22 | 写真部屋
アサヒカメラの月例賞ファーストステップ部門。昨年早春に特選に与ったは良いが、その後は鳴かず飛ばずというか、コレだ!というものも撮れず、夏からは応募もサボっていた自分。

でも、とにかく作品を。出すことに意義アリで良いではないかと一念発起した正月(毎年同じ事を言ってるような気も)、なんとかかんとか作品を出してみた。

※自分の言う作品とは、良かれと思うものを厳選し出力。そしてタイトルをきちんと考えたものを指す

ハガキが来た。おっ、入選したか。



残念。二次、一次選考は通ったが入選には至らず、という作品が「今月のあと一歩」なのだった。

だめだったかぁ。それでも作品は4月号に掲載される。
ま、いいか。ヘタに入選しても、寸評は褒め言葉っぽいし、入選しない方が何が悪かったか、指摘してくれるから勉強になるってもんさ。

な~んて強がり。そうやってプレッシャーをかけないと維持できないモチベーション。今年は(今年も?)それが課題だ。