酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

味覚の秋、始まる。

2014-09-07 | 酒風景
いろいろと、旬の走りがメニューに載ったというので出動せり。


さんま刺し。


イクラ。

見れば分かるって(笑) 

いつも楽しみにしている秋の美味しさに、今年も無事ありついて満足。
しかし、また年を取ったということでもあり、どことなく嬉し悲しな気分も。
ならばなおさら来年も美味しく食べられるよう健康の維持に努めるべしと、ちょっと殊勝な気持ちになったり。
そういう点では、まるで毎年恒例の儀式のような9月初旬は、正月よりもインパクトがあるのだった。
言い換えれば、この時期はここから一年が始まる味覚の元旦だといってよい。

ということで…



二軒目では、あまりに美味しすぎてビックリしたお腹を下町グルメでクールダウン。
これはこれで旨い。赤いウインナーとハムカツは不滅だ。


さあ、次は何が来るかな。鮭かキノコか。

鮭がキノコくわえてやってくれば都合いいのだが。

大根菜っ葉を堪能。

2014-09-06 | 酒風景
大根菜っ葉が手に入った。
それはそれは立派な葉振りで、大根としてでなく大根菜だけが商品になったもの。

そして、それはそれは立派に虫が食って穴だらけ(笑)。無農薬の証である。

青虫がいないか確かめてから(笑)、まずそれをさっと湯掻く。
冷めたところで菜っ葉を刻み、塩とだし粉で浅漬けに。微量なゴマ油と煎りゴマで風味もプラス。
虫食いも刻んでしまえばもう忘却の彼方へ(笑)


もちろん菜飯でしょ。

味見は青虫に先を越されちまったが、味は上出来。
新鮮な菜っ葉が実に美味である。

これなら秋山小兵衛も太鼓判(笑)。
剣客商売(池波作品)にたまたま立ち寄った居酒屋で菜飯を褒めるという下しがあるのだが
そもそもその作品に出合わなかったら自分も菜飯なんぞにこだわらなかった。

ほろりと苦い、なんとなく秋を思わせる物悲しい味である。
なんて、カッコつけすぎであるが
おかわりにはジャコを足して再び満足。

そうそう、マヨラーに朗報。
ふと思いついて、ひと口だけど試したみたら
菜飯にマヨはなかなか良いぞ。


旨いものは人をクリエイティブにする。

赤いイモ。

2014-09-05 | 酒風景
赤いイモですと言われて買ってみた。激安だったし。
何とかかんとかナンチャラカンチャラ、長い横文字の名前だった。
一度で覚えられるわけもない(笑)

北あかり、インカの目覚めのように実の色に赤みがあるのは
今時、特段珍しいものとも思わないし。

土にまみれて分からなかったが
洗ってみたら…


見事に赤いイモ。
切ってみると身も少し赤み(正確に言うと黄色が濃い)がある。

茹でてみると、なかなかに味のあるイモ。
これをサラダにしてみた。
皮の赤い色素はかなり濃くて、芽のとことろか剥き残しがあると
そこのところの色が濁って全体の色味が良くない。
お金を取るデリカには向かないかも。
美味しいんだけどね。


なんだこりゃ(笑) いたずらに具が多く主義主張がないぞ。
美味しいんだけどね。

昔むかし「具が多い」というキャッチコピーで販売されたレトルトカレーのCMで
一躍有名になった子役がいた。
安達祐実ちゃん。たしかお父さん役は小林稔侍さん、
子役は大成しないと言われる厳しい世界で、立派な女優さんになりめでたし。

あ、「具が大きい」だったか。

お初、牡蠣納豆。

2014-09-04 | 酒風景
残暑である。空は悲しいほど青く、
一昨日、昨日で日に焼けたような気がする。
どうせなら今週末まで続いてくれたら良いのだが、果たして。

さてさて

先日買ったK&Kの缶つまプレミアム
牡蠣の燻製油漬けを少し残しておいて、やってみた牡蠣納豆。

納豆を使っての肴はこれまでにも実に様々にこしらえて食べてみたが(実験とも言う)、
納豆に牡蠣というのはやったことがない。
というか、アリな訳がないとさえ思っていたのだったが…


アリなのだった。
半信半疑で食べてみると、牡蠣の燻製とならアリである。恐れ入谷の鬼子母神。

作り方(同社冊子から)

1.皿に納豆 30g イタリアンパセリ少々をおき牡蠣をのせる
2.しょうゆ、ゴマ油 各少々をかける

それだけ(笑)。自分は先にしょうゆ、ごま油を納豆に混ぜておいたけど。


少量だが、肴は二夜連続で牡蠣の燻製。
胃の中が煙たい気がする(笑)

K&Kの缶つまで

2014-09-03 | 酒風景
K&Kの缶つまプレミアムを買ってみた。
同社が発行する小冊子に載っていたメニューが、やたらと興味を惹くので困る。

まずは缶つまを買って・・・



やってみたかったのは、かきタルタルのせ。


タルタルのレシピは

 レリッシュ(みじん切りされたピクルスのこと)30g
 マヨ大さじ2
 刻みパセリ適量

とのことだが自分は自家製玉ねぎ甘酢漬けを使用。

これで、牡蠣の燻製油漬けを味わうという趣向であるが
そもそもこの牡蠣が、実に美味しい。
イケてるバーの店主お手製の取って置きメニューという感じ。
あ、そういうコンセプトの商品か(笑)
いささかのパサパサ感は否めないが、薫りが良くまずは上出来だろう。

自分がよくお邪魔する炉端焼きの店でも
シーズンになると女将が作ってくれる、牡蠣のオイル漬け。
美味しいのでいつも楽しみにしているところであるが
この商品はそれを凌駕する(あたしゃ決して国分の手先じゃありませんが)。
近頃の缶詰は大したもんだ。プライスもまあまあ満足ライン。

缶つまプレミアムは、他にも個性ある商品がたくさんあって魅力的。
けっこう楽しめそうだ(重ねて、あたしゃ決して国分の手先じゃありませんが)。