HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

大好きなエリーゼ、何度でも🎵

2020年09月03日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5)

今年の発表会で「エリーゼのために」を弾くことになりました。

まずは みんなにお馴染みの『A』の部分から始めたのですが、Mちゃんは 木曜日に最初のレッスンで先生からいくつかのアドバイスを受けた後、次週木曜日の2回目のレッスン日を待たず、その2日前火曜日に、わざわざ練習の成果をスマホビデオに自撮りして、先生のLINEに送ってきてくれたのです。

1週間足らずでこんなに上手になってるなんて、すごくたくさん練習したのに違いありません。

上手になったところを、早く見せてくれたかったんだね!

そして今日の木曜日。

レッスンに来たMちゃんに「LINEありがとう。すっごく上手に弾けてたね」と言うと、「もう覚えちゃった!」と、何度も「A」の部分を弾いてくれました。

「これって止まんないよね?」と先生。

「ほんとほんと。止まんない〜」とニコニコ顔のMちゃん。

ヒバリ教室の小学生メンバーの中で、一番発表会経験の豊富な(お姉ちゃんの付き添いとして参加 )Mちゃんは、いろんな人が弾いたいろんな「エリーゼ」をたくさん聴いて育っています。

もう、メロディーは自然と歌えるほどに慣れ親しんだ「エリーゼ」。

Aの部分が弾けたら「次は『ラ、ラ、ラ、ラ〜、ラーララーラ〜』」と、Bの部分のメロディーも もう口ずさんでいます。

せっかくモチベーションが高まってるところなので、Bの部分の右手を少しだけ経験してみて、それからBテーマ()へとつなぐジョイント部分、ここを弾けるようにレッスンしました。

「ほら、これでまたAにつながるよ。レミ、レミ、レミ、

先生が弾くと、Mちゃんはさっそくその後を引き取って

「レミレミレミシラドラー、

 ドミラシー、ミソ#シドー」と続け、二度目に登場するAのメロディーを全部弾きました。

何度でも、Aがででくるその度に、Mちゃんはその旋律を全部弾くのです。

弾けるメロディーは楽しいね。

上手に弾けるとなおさら楽しいね。

美しい「エリーゼ」の旋律を、何度も何度も楽しそうに弾くMちゃんでした。


サー・デュークも出てるリードシート楽譜

2020年09月03日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

 

アメリカンポップスのスタンダードナンバーから現代までのものが網羅されています。

メロディーにコードネームと歌詞がついているので、ピアノ、ギター、ボーカル、その他あらゆる演奏者のニーズに応えてくれます。

学習に、アレンジに、メモランダムに。

アメリカンポップス以外にもジャズやシャンソン、ラテン、オールディーズなどのシリーズもあって、価格も安く、演奏者のライブラリーにおすすめです。


Kさん サー・デュークの道のり

2020年09月03日 | 弾き語り

Kさん(メン)

かっこいい弾き語りを目指し、スティービー・ワンダーの「サー・デューク」を練習しているんですが、今日は、ここまでの道のり=涙の努力をご紹介しようと思います。

Kさんが楽譜集の中から選んできた「サー・デューク」。

ピアノのバッキングを練習し、歌詞も覚えて順調に進んできたので

「ねえ、今年のクリスマス発表会の曲コレやります?」

「はいっ、頑張ります」

ということになったのですが

Kさんの苦労はそこからだったのです。

「サー・デューク」の魅力。それって、歌、バッキング、そしてあの独特のイントロ、エンディング全部含んだものですよね?

Kさんもそのことが薄々心配になってきたらしく、ある日言いました。

「このイントロって、先生が弾いてくれるんですよね?」

「弾かないよー」

「えっ!?じゃ、じゃあ、誰か他の人が?」

「だーれも弾きませんよー。もちろんKさんが自分で弾くんですよ?」

「ええっ、僕が弾くんですか?!」

「だって『弾き語り』なんだから。かっこいいピアノを弾いてこその弾き語りでしょ。そして『サー・デューク』なんだから。このイントロ弾かなきゃサー・デュークじゃないでしょ〜」

というわけで、その日から毎週、少しずつ区切ってのイントロ練習が開始されました。

Kさんはピアノを初めてまだ1年の初心者なので、イントロを弾かされるとは思わなかったかもしれませんね。

甘い。

でも、やってみれば、Kさんは感覚がいいので、意外とやれたりするのです。

何度かのレッスンを経て、イントロが右手で弾けるようになった!\(^o^)

「Kさんすごい!弾けましたねー」と絶賛。

「弾けるもんですねー。これは右手だけでいいんですよね?」とヒバリ先生の方を見たKさん。「え?ち、違うんですか?も、もしや

「せっかく秘密にしてたのにバレては仕方がない。これは両手で弾くのじゃ」

   

というわけで、次は両手ユニゾンでのイントロ練習に突入。

まあ、左手は右手に合わせていけば、何とかいけるから大丈夫だから。

こうして、ヒバリ先生に騙されながら少しずつ頑張り、イントロ両手弾きをマスターしたKさんです。

素晴らしい!なせばなる。

それからKさんはどうなったでしょう。

イントロの後は、エンディングがあるんだよね

そしてエンディングは、イントロの5倍ぐらい難しいんだよね

「これも自分で弾くんですか?!」

そうです、弾くんです。

「も、もしかしてこれも両手ですか?」

その通り!

というわけで、今日もKさんは「サーデューク」のエンディング両手弾き完成を目指して頑張っているのです。

手の形。指づかい。鍵盤のアタックとリリース。ポジションの移動とジャンプ。

それらを、レッスンの度にある時は2小節、ある時は1小節、またある時は半小節だけ、など少しずつ少しずつ身につけていきます。

今週のレッスンで、ついに最後まで弾き切ったKさん。

やったね。

よくがんばりました。

あとは繰り返しの練習あるのみ!

がんばれー

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Youtube HIBARI PIANO CLASS


手首のスナップがカギ!音階とオクターブ🎵

2020年09月03日 | レッスン日記(大人)

Kさん(大人・男性)

弾き語りをレッスンしてるKさん、歌はプロ級に上手いんだけど(プロだから)、ピアノは初心者です。

毎回レッスンの時は、最初に音階やアルペジオなどの準備エクササイズをしてから曲の練習に入ります。

ドレミファソラシドレミファソラシドレ

両手ユニゾンで音階を弾くのは単純なようで、きれいに弾くのは実はとっても難しいです。

テンポを保って。指番号間違えないで。リズムがバラけないように。音のツブを揃えて。滑らかに指をくぐらせたり被せたり。右手と左手のモーションを揃えて。だけど左右の手の運びや指づかいはお互い真逆の動きで

ハァ〜 こうやって書いただけでも至難の技ってことが伝わりましたか?

教室のピアノの前に座って、先生の前でいきなりコレをやるのは、きんちょーしますよね

間違えないようにと思うと、どうしても力が入って、動きが硬くなってしまうのよくわかるんですが、先生は終始「脱力して!」「柔らかく!」とか言ってるしね。

今日は、レガート奏法のほかにスタッカートでの音階練習もやってみました。

手首のスナップを使う感覚を実感してもらおうと思ってね。

これはなかなか効果ありましたよ。

手首をリラックスさせて、その弾力を利用する感じなんですが、その時の手首の感覚を日常的な物に例えると

ラーメンに胡椒をガンガン振り出す感じ

タンバリンを指先で軽く叩く感じ

ハンマーで釘を打つ感じ

キャッチボールの投球の感じ

などなどですが

どれか、ピッタリくるイメージはありましたか?

Kさんは、音階練習では苦労してるようですが、両手ともオクターブの音をつかんでダン!ダン!ダン!ダン!と弾くダイナミックな奏法はとっても上手です。

何しろ手が大きくて骨格がしっかりしてるので、指を広げて鍵盤に乗せた形は、大ピアニストみたいな理想的なフォルム

せっかくの恵まれた手なので、チマチマ音階ばっかり弾いてる段階から早く先に進んで、ばばーんとダイナミックなオクターブ連続とか弾いてもらいたいもんです。

グリーグのピアノコンチェルトとかね🎵


クシコスポスト、Bに進みます!

2020年09月03日 | レッスン日記(小中高生)

Lちゃん(小5):

発表会のため「クシコスポスト」を練習しています。

今日は最初のブロック「A」の部分をレッスンしました。

前回は、メインの音の前に装飾音符が3つも入ることに戸惑っていたのですが、「装飾音符を先にスタートさせて、メインの音を小節の頭として左手と揃えてごらん」というアドバイスをしたところ、冒頭はもとより、何度か出てくる他の装飾音符も、ちゃんとタイミングを合わせて、きれいに弾けるようになっていました。

今日は、その、どちらかというとアルペジオ的な装飾音符を もう一度復習。

手や指の使い方に気を付けて 何度か練習し、バッチリきれいなアルペジオになりました!

「A」の部分が大体できたので先に進み、「B」の部分です。

ここではメロディーが左手、右手、とあちこち目まぐるしく交錯します。

まずはメロディーだけを追って 左手、右手と弾いていきます。

次は伴奏だけ。

最初に伴奏をみて何のコードでできているか、コードネームを書き込みました。

Lちゃんはコードにかなり慣れているので、コード分析も難なくでき、伴奏もすぐ弾けました。

最後に、今度は右手だけ、そして左手だけ、と弾いてパート練習を終わりました。

なんとか、やってこれそうだね?

ということで、来週までの宿題は「B」の部分です。

順調、順調 (^_^)v

今日は、ちょっとレッスンに来るのが遅かったので、アンサンブルの「美女と野獣」は一回弾いただけ、それも、どんどん流れる練習音源に合わせてだったので、追いつかなかったり慌てたりしてしまいましたが、今の段階でこれだけ弾けてれば充分です。

来週は、余裕持ってゆったりやってみましょう。

HP ピアノのすすめ・PLAY AND PLAY