Cちゃん(小3):
いつも元気いっぱい、やる気満々のCちゃんです。
発表会で、Mちゃん(小5)、Lちゃん(小5)と3人で「美女と野獣」の曲をアンサンブルすることになり、Cちゃんはパーカッション担当として大張り切りです。
パーカッション(打楽器)とひと口に言っても、タンバリンやカスタネットもあるし、ラテン打楽器もあるし、木琴や鉄琴も打楽器。
すごく種類が多いんですよー。
オーケストラでも、打楽器奏者は人数が少ないこともあり、一人でいくつもの楽器をかけもちして、大奮闘するケースが多いです。
今回Cちゃんには、鉄琴、シンバル、ウィンドチャイムの3つをかけもちしてもらうことになってるので、まさにオーケストラ奏者なみ(笑)
さて、打楽器奏者は、いろんな打楽器に応じた「ばち」や「マレット」を、その時々にパッと手に取れなければいけません。
そして使いおわったら、次のタイミングでまたすぐ使えるようにしておかなければいけません。
プロや大人ならいざ知らず、小学生の本番で思わぬアクシデントを招かないためには、万に一つも失敗しない工夫が必要です。
台などに置いたら、転がり落ちたりバラバラになったりする。
床に置いたら拾うのに時間がかかる。
それに、台でも床でも 次に拾いやすいように置くには神経を使うし時間を食う。
パッと手放し、次にパッと手に取れなければ。
考えたあげく、ヒバリ先生は100均に出かけ、子ども用のベルトを買ってきました。
これに、シンバル用のばち2本、鉄琴のマレット2本を紐でぶら下げ、身につけて置こうという作戦です。
そうすれば、いつでもばちやマレットが手の届くところにあるし、使い終わったらパッと手を離すだけで、また最適な位置に収まっていてくれるだろうというモクロミです。
「ちょっと見て。コレどう?」
と、ばちやマレットをブラブラぶら下げたベルトをCちゃんに見せます。
「腰に巻くの?」
「そう…(^_^;)」
自分で作っておきながら大笑いのアイテムwww それなのに、笑いもせず涼しい顔でお笑いベルトを着けるCちゃん、っていうことにも笑える。wwwwww
( 『パーカッショニスト・スペシャルベルト』を装着したCちゃんの画像をご覧ください )
「どう?」
「うーん、鉄琴のがちょっと長いかな」
「このくらい?」と紐を調節。
「うん、これでいい」
ベルトを着けて演奏してみました。
C:「なんか寄っちゃうね〜」
先:「そっか…動かないように留める仕掛けを付ければいいね… 今度までに考えとくよ」
と「試作品テスト」は終了しました。
さあ、ヒバリ先生考案 『パーカッショニスト・スペシャルベルト』、実用なるか。