HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

打楽器スペシャルベルト作戦

2020年09月12日 | レッスン日記(小中高生)

Cちゃん(小3)

いつも元気いっぱい、やる気満々のCちゃんです。

発表会で、Mちゃん(小5)、Lちゃん(小5)と3人で「美女と野獣」の曲をアンサンブルすることになり、Cちゃんはパーカッション担当として大張り切りです。

パーカッション(打楽器)とひと口に言っても、タンバリンやカスタネットもあるし、ラテン打楽器もあるし、木琴や鉄琴も打楽器。

すごく種類が多いんですよー。

オーケストラでも、打楽器奏者は人数が少ないこともあり、一人でいくつもの楽器をかけもちして、大奮闘するケースが多いです。

今回Cちゃんには、鉄琴、シンバル、ウィンドチャイムの3つをかけもちしてもらうことになってるので、まさにオーケストラ奏者なみ()

さて、打楽器奏者は、いろんな打楽器に応じた「ばち」や「マレット」を、その時々にパッと手に取れなければいけません。

そして使いおわったら、次のタイミングでまたすぐ使えるようにしておかなければいけません。

プロや大人ならいざ知らず、小学生の本番で思わぬアクシデントを招かないためには、万に一つも失敗しない工夫が必要です。

台などに置いたら、転がり落ちたりバラバラになったりする。

床に置いたら拾うのに時間がかかる。 

それに、台でも床でも 次に拾いやすいように置くには神経を使うし時間を食う。

パッと手放し、次にパッと手に取れなければ。

考えたあげく、ヒバリ先生は100均に出かけ、子ども用のベルトを買ってきました。

これに、シンバル用のばち2本、鉄琴のマレット2本を紐でぶら下げ、身につけて置こうという作戦です。

そうすれば、いつでもばちやマレットが手の届くところにあるし、使い終わったらパッと手を離すだけで、また最適な位置に収まっていてくれるだろうというモクロミです。

「ちょっと見て。コレどう?」

と、ばちやマレットをブラブラぶら下げたベルトをCちゃんに見せます。

「腰に巻くの?」

「そう…(^_^;)

自分で作っておきながら大笑いのアイテムwww それなのに、笑いもせず涼しい顔でお笑いベルトを着けるCちゃん、っていうことにも笑える。wwwwww

( 『パーカッショニスト・スペシャルベルト』を装着したCちゃんの画像をご覧ください )

「どう?」

「うーん、鉄琴のがちょっと長いかな」

「このくらい?」と紐を調節。

「うん、これでいい」

ベルトを着けて演奏してみました。

C:「なんか寄っちゃうね〜」

先:「そっか動かないように留める仕掛けを付ければいいね今度までに考えとくよ」

と「試作品テスト」は終了しました。

さあ、ヒバリ先生考案 『パーカッショニスト・スペシャルベルト』、実用なるか。

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ラプソディ・イン・ブルー 和音はまず外枠から

2020年09月12日 | ヒバリ先生のワンポイント・アドバイス

Sちゃん(高2)

Nちゃん(高1)に合流して「シング・シング・シング」を練習した後、自分の持ち曲「ラプソディ・イン・ブルー」のレッスンをしました。

クラシカルでダイナミックなオーケストラサウンドが好きなSちゃんにぴったりな曲だと思って選びました。

「ラプソディ・イン・ブルー」のオリジナル曲は、ピアノとオーケストラが一体となって弾く協奏曲スタイルの曲で、全部演奏すると20分ぐらいかかる大曲です。

今回は、ヒバリ先生がダイジェストアレンジして短くしたものを使っていますが、それでも重厚なオーケストラのイメージを損ねないように、分厚い和音満載となっています。

これを弾きこなすのはかなりキツい。

だけどSちゃんならやれるよ。

そう思って、アレンジも手加減せず、和音たっぷり投入しています。

先日、Mちゃん(高1)のベートーヴェンレッスンでも言った「複雑な和音は、まず外枠から」のアドバイスをSちゃんにもしておいたので、新しい部分に入る時などは「最初はオクターブだけでメロディー弾いてきました」と上手に練習していました。

最初は、画像の青のラインの音だけで弾いていきます。

オクターブでメロディーの動きに慣れ、そのあと 間の音を埋めながら和音を完成していきます。

そうすると、ひとつひとつ音を探して和音を掴むより、早く楽に楽譜を再現することができるのです。

こうして、着実に楽譜をクリアしながら少しずつ練習してきた「ラプソディ・イン・ブルー」。

この間ついに最後のページまで楽譜を渡し、登頂()が見えてきました。

楽しみだ。

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ボサノヴァ フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン

2020年09月12日 | レッスン日記(小中高生)

Nちゃん(高1)

今年の発表会に弾くソロ曲は「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」です。

去年は「テイクファイブ」、一昨年は「KISS(アド街のBGM)…と、ビートの効いたジャズやロックの曲を弾くことが多かったのですが、高校生になった今年は、ちょっと大人の雰囲気でボサノヴァにチャレンジしました。

現在、テーマが済んでアドリブの前半くらいまで進んでいます。

今日、Nちゃんに弾いてもらったら、前回のレッスンの時より、ずっといい感じに仕上がってきていて、びっくりです。

音色がこなれてきたというか、硬さが抜け、ピアノの音色がふんわりと大人っぽい感じになってきてる。

この調子で続きも進めていきましょう。

楽しみです。

今日は、後からSちゃん(高2)が合流しました。

ほんの15分か20分ですが二人の時間を合わせることができたので、Mちゃん(高1)も含め三人のJKチームで合奏する「シング・シング・シング」の部分練習ができました。

NちゃんのピアノとSちゃんのキーボード、二人だけですが、大まかに全体像を把握することができたと思います。

あとは、各自アドリブなどを練習しておく、ということで、本日の短いセッションは解散しました。

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