HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

Tくん、曲覚えてるか? ドキドキのデジャブ感

2020年09月27日 | レッスン日記(小中高生)

Tくん(小2):

「『けんばんのおどり』、覚えてる?」ピアノの前に座ったTくんに先生が聞きました。

「覚えてるよ!」Tくんは力強く受け合います。

ホントかな〜… 不安…

Tくん、弾き始めました。

まずAブロックです。

それをもう一度繰り返して。

よしっ、クリアだ。

次はBブロック。

Bも2回繰り返す。

クリア!

後半です。

Aの前半を4回。そしてAの後半を4回。

よしっ、4回ずつできた。

さあ、いよいよフィニッシュにかかるぞ。

両手掛け合いで、黒鍵と白鍵取り混ぜたホールトーンスケール(全音音階)で駆け上がり…

最後は低音で、ダン!

やったー、できたできた。

ほんとにちゃんと覚えてたんだね。

疑って悪かったよ。

Tくんの演奏を見てるハラハラ感…なんかデジャブ感がある気がしたんだけど、そうだ、アレだ。「カラオケバトル」!

挑戦する人が歌ってる画面の下の方に表示される、メロディーに沿って進んでいくカーソルと音程や音価を表す光の刻み。

1段落ごとに、正しく歌えればキラキラン!と星がはじけて「クリア!」となり、次の画面へと進む。

そうそう、アレにそっくりだ。

1段落ごとに「できるか?!」「ホッ、クリア。」という「手に汗握り感」がそっくり。

でも、Tくんが曲を忘れてなかったことがわかって安心したよ。

それでね、と言っちゃなんだけど、発表会、もう1曲弾こうよね?

と先生はもう1曲、Tくんに楽譜を渡しました。

今度のは、「けんばんのおどり」とは正反対の、ゆったりした「海」という曲です。

「これ、『うーみーは、ーひろいーな〜』?」Tくんが聞きました。

ちがうの。深い深い海の音楽。

きっとTくんにも気に入ってもらえると思うんだ。

来週から、これもやってみようね。

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ヒバリ教室・新旧ご対面

2020年09月27日 | レッスン日記(小中高生)

今日は日曜日。

Sちゃん(高2)、Nちゃん(高1)、Mちゃん(高1)の「JKトリオ」が、発表会の時3人で合奏する「シング・シング・シング」の練習のため午前中に集まりました。

ピアノはNちゃん、リードメロディーのキーボードはMちゃん、リズムとバッキングのキーボードはSちゃんと、それぞれの担当楽器をセットして。

楽譜はなるべく簡略化してコンパクトに作ってあるのですが、それでも7枚ぐらいになってしまってます。

「まあ、弾けばあっという間に終わっちゃうから。構成さえわかれば簡単だよ!」と、先生がフォローにならないフォローで力づけ、いざやってみたら…

みんな、できるじゃないか!

今日はアドリブも含め全曲通したのですが、3人ともしっかり自分のパートを把握して、なおかつ仲間同士の連携もきっちり押さえ、たちまち「シング・シング・シング」が完成したのです。

すごい!さすがヒバリ教室のトップ・スリーだ!

JKトリオの練習が終わるころに、♪ピンポ〜ン が鳴り、現在いちばん新しい生徒のOちゃん(年長組)とTちゃん(小1)がやってきました。

二人はいとこ同士で、月に2回、一緒にレッスンするのです。

はからずも、ヒバリ教室の最上級生チームと新入生チームのご対面です。

「かわい〜い」ちょこんと二人並んだ新入生を見て、JKお姉さんたちは大盛り上がり。自分たちもこんなだったことは忘れているらしい。

JKチームが解散した後は、新入生Oちゃん・Tちゃんのレッスンです。

まずはカスタネットでリズムうち。

前回よりもっと慣れて、大きな声で元気いっぱいに歌いながらカスタネットをたたきます。

二人とも、揃って前歯が抜けていて、二人ならんでポッカリ穴の空いた口を大きく開けて、元気に歌っています。wwwww

リズムが終わって、交代にピアノレッスン。その間、もう一人は本棚から絵本を持ってきて読んでいます。

ピアノの後はワークブックです。テーブルに二人並んで音符に色を塗りながら、Tちゃんが聞きました。

「さっきの子たちもピアノ習ってるんですか?」(Tちゃんはまだ1年生なのに、敬語で話すのです)

「そうだよ」

「何年生?」二人とも、『さっきの』ピアノ教室仲間に興味をもったようです。

「高校生だから、お姉さんだよ」

「高校生!じゃあ…8歳ぐらい?」

6歳の二人にとって、「8歳」はすごい年上、の印象のようです。

「ううん、もっと。10何歳だよ」

「えーっ」二人は目を丸くして驚きました。

「私は1年生だから、Oちゃんより大きいの」とTちゃんが言いました。

「そうなんだね。TちゃんはOちゃんより1つ大きいんだね」と先生が言いました。

「じゃ、私が先に100歳になるの?」

「う、うん。そういうことになるね」

「じや、私が100歳になったら、Oちゃんが99歳?」

「そうそう。」(なんちゅう大規模な設定や…)

「Oちゃんね、お誕生日だった」Oちゃんが言いました。

「そうなんだね。じゃ、もう6歳だね」

「うん!」Oちゃんは誇らしげです。

「わたしはまだお誕生日じゃない」Tちゃんが言いました。

「じゃあ、今は二人ともおんなじ6歳なんだ?」

先生に言われて、二人は「えっ?」とびっくりして、嬉しそうに顔を見合わせました。

いつもずっと「1つ違い」と思っていた仲良しのいとこ同士、今は同じ歳だったなんて。

何て不思議で嬉しいことでしょう!

そうこうしているうち、玄関のチャイムが鳴りました。

ママたちのお迎えです。

「ママだ!」

二人は大急ぎで、ピアノの奥に隠れましたwww

なので、ママたちにレッスン室まで上がってもらって、二人を見つけてもらいました。

今日、プロ級にしっかり音合わせしたJK3人組も、こんなふうだった…

OちゃんTちゃん2人組も、今にあんなふうになるのかな…

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