HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

🎵本日のヒバリ教室⭐︎ ♪ o(^O^)o♪⭐︎o(^O^)o⭐︎♪ o(^O^)o⭐︎♪

2020年09月01日 | レッスン日記(小中高生)

午後今日レッスンに来る予定のCちゃん(小3)から、先生のスマホにLINE電話がかかってきました。

「あのね、今日、美女と野獣の練習やるでしょ。楽器のやり方とか、決まった?」

Cちゃんは、クリスマス発表会で「美女と野獣」の曲のパーカッションをやってね、と先生から言われているのです。

「大体は決まってるけど、まだ細かいことはやりながら考えるとこもあるよ」

「そうでしょ。それも考えなきゃいけないし、あと一人で弾くピアノもやるでしょ。そしたら30分じゃ足りないから、もっと早く行ってもいい?」

なんと、3年生のCちゃん、レッスン時間拡大希望の電話なのでした。

「いいよ。じゃLちゃんが5時に来るから、4時15分くらいに来てくれる?」

「うん、いいよ。じゃあね」

そして415分、Cちゃんが来た時、先生は言いました。

「あのね、さっき、Lちゃんのママからきいたんだけど、今日、Lちゃんのお誕生日なんだって。だから、5時にLちゃんが来たら『\(^o^)/ハッピーバースデー🎵』ってサプライズやってあげようよ」

「へー、いいよ。」

それから「美女と野獣」のパーカッション練習が始まりました。ピアノの周りに鉄琴、スタンドシンバル、ウインドチャイムを並べ、エレクトーンに録音しておいた「練習用音源」に合わせて 打楽器パートを演奏します。

鉄琴のマレットやスタンドシンバルのばちを素早く持ち替えながら、Cちゃんは大奮闘。時々ウィンドチャイムも鳴らします。

まだ3年生なのに、すごい意欲だなあ。わざわざ電話してまで早く来て練習なんてと思っていたら、スマホのLINEが鳴りました。

見たら、Mちゃん(小5)からです。「練習の様子」と、動画を送ってくれたのでした。Mちゃんがピアノに向かって、この間から習い始めた「エリーゼのために」を弾いている自撮り動画。びっくりするぐらい上手にになっています。

うちの生徒たち、みんな何て熱心なんだろう〜

Cちゃんがパーカッションの練習を終え、ソロ曲のソナチネもレッスンして、5時になりました。

「あっ、もうLちゃん来るよ!」

「じゃ私が来てるのバレないように靴隠そう!」

Cちゃんは大急ぎで玄関の靴を隠し、両手にシンバルを構えてドアの影に隠れました。

「先生ピアノ弾いてね!」

「オッケー」

Lちゃんがピンポ〜ン🎵を鳴らします。

「来たっ!」

🎵ジャジャジャーン

🎵ハッピーバースデー トゥーユー〜 と盛大なお出迎え。Lちゃんはびっくり、「ありがとう」とにっこり笑いました。

「Cちゃん、Lちゃんのこと待ってたんだよ。これで帰れるね」

「うん。バイバーイ」

Cちゃんが帰ったあと、Lちゃんは自分の持ち曲「クシコスポスト」と「美女と野獣」のピアノをレッスンしました。

新しいアレンジでも、ちゃんときれいに弾いてくれて頼もしい。

CちゃんのパーカッションやMちゃんのキーボードと合わせる日が待ち遠しいです。

夜になって、「ヒバリ教室小学生女子」のグループLINEに、Lちゃんお誕生日おめでとう の可愛いスタンプが次々とはじけました。

みんなほんとにいい生徒、いい仲間だなー〜


K子さん、ジャズのリズム安定のためのアイテムは

2020年09月01日 | おすすめ楽譜・アイテム

 

K子さん(大人):

すごーくバイタリティのあるK子さん、毎週、ご自身が好きだと感じるいろんな曲を練習してきてくれます。

今日はジャズの「枯葉」。

もう長く練習していて、ほとんど暗譜もできている様子。

それより何より驚いたのは、K子さんの弾くピアノの音がとっても素敵になってることです。

左手で刻むジャズベース、右手でアタックするメロディ。

時折り、ベテランジャズピアニストみたいな音もちらほら聞こえるのです。

「すごい!きれいな音🎵…いっぱい練習したんでしょ?」

「うーん、まあ、たくさんは弾いたけど…」

たくさん弾いて、リラックスしてないと、こんな重心の安定した音は出せないよ。K子さん、いつの間にこんないい音が出せるようになったんでしょう!

ただ…惜しむらくは、リズム。

どうしても、自分の都合で、テンポが速かったり遅かったり、音を探して1拍遅れたり… 

それさえ克服できればバッチリなのにな〜 残念だ。

「メトロノームも使ってみるんだけど、なんかうまくいかないし」とK子さんが言うので、

「ジャズでメトロノーム使ったってしょうがない。どうせなら、安物でいいからこういうの使ってみたら?」とヒバリ先生が持ってきて見せたのは、カシオのミニ鍵盤キーボードです。

ピアノの練習に使うので、キーボード機能は無視でいい。

簡単にでも、ジャズ、とかロック、とかドラムっぽいリズムに合わせて弾けば、機械は待ってくれないし、フィルインとかは入れてくれるし、テンポやノリにも慣れてくるんじゃないの?と、ヒバリが そのキーボードのオートリズムに合わせて弾いてみたら、K子さんも

「あら、ほんと。カッコいい誰かが、隣でドラムたたいてくれてるみたいね!コレはメトロノームよりずっと楽しいわ」と気に入ったようでした。

オモチャみたいなもんだけど、安いしリズマーとして使えばいいんだから。もしよかったら買って使ってみたら?とお勧めしてみました。

大人がリズマーとして練習に使うだけなら、コレでもけっこう遊べるんじゃないかなあ。