ヒックリジョー釣り日記

このブログは、釣り大好きサラリーマンの面白くも悲しい釣り日記です。

国産フライリールあれこれ・・・

2008-11-09 13:08:14 | タックル
国産のフライリールも何台か所有しているのですが、海外の製品に比べてコストパフォーマンスが高いとゆうのがその理由であります。

最近では、国産もカッコいいリールが出てきましたが、以前は海外製品のコピー?と思われる物が多かったような気がします。

右は「エーベル」のトラウト#1で、左は某ショップのオリジナルリールです。

製品のクオリティは同等で価格は半額程度なのですが、ここまでやって大丈夫なのか!?・・・

クリックの内部構造は全く違います。

左は、フライリールで多く使われているダイヤルでクリックの強度を変えるタイプで、エーベルはワイヤを支えている六角ナットの穴が偏って開けてあり、回転させて固定する面を変えることでクリックのテンションを変えるタイプです。
どちらも一長一短ありますが、エーベルの機構はシンプルで目新しい感じがします。

左は、現在メインに使用している「UFM カンタータ」ですが、そのデザインは右の「オービス CFO」がモデルになっています。

まあ、海外製品に追いつけ追い越せで頑張ってた時代の工業製品にはよく見られた事で、そんな中から、いわゆるジャパンオリジナルの技術が生まれてきたのだと思います。

国産でもエポックメイキングなリールもあります。

左は、シマノのフリーストーンFV、右はスミスのマリエットです。

特筆すべきはディスクブレーキの構造で、どちらもラインを巻く時と引き出す時のテンションが違うとゆう機構を採用しています。

フリーストーンは、インフィニットベアリングみたいなディスクユニットをスプール側に搭載しておりシンプルで非常に滑らかな動作ですが、若干重いのが残念・・・

マリエットは独自のブレーキユニットを採用しており、発売から四半世紀経った現在もこのモデルが発売されているとゆう事からも、この機構がいかに優れていたかが伺えます。
その後、このメーカーは「カセット式ディスクユニット」や「ハンドル内ドラグ」といった新しい機構を世に送り出しています。

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