かれこれ40年以上前、初めて購入したフライロッドはシェイクスピアのグラスフライロッド(4番指定)、リール、ライン、フライがコンボになったスターターセットでした。
やがて、シェイクスピアのカーボンのフライロッドを入手してからは、このグラスロッドは使うこともなくなり、解体して様々なタックルへと変身していったのでありました・・・
これは、グラスの振り出し磯竿(オリムピック海洋17)の穂先と穂持ちをエポキシで固定したブランクで製作したスピニングロッドです。
ガイドは、スーパーパルサーのスピニングロッドから取り外した夜光リング入りハードガイドを移植しています。
このロッドのグリップに、シェイクスピアのフライロッドのグリップ部が使用されています。
フライロッドから切り離したリールシートとグリップをカットして、アップロックに取り付けています。
そしてフライロッドのロッドティップは、新たにコルクリングでグリップを作り屋内でのフライキャスティング練習用のヤーンロッドにしていました。
ただ、急ごしらえで作ったので塗装もオリジナルのまま、ガイドを外した部分の凸凹もそのままの状態だったので、このヤーンロッドをグラスのショートロッドとして綺麗にリメイクしようとずっと考えていたのですが、ようやく思い立って製作を開始!
そこで、製作に必要なパーツ類をあれこれと物色し、まずこちらの商品が引っ掛かりました!
プロマリンの「RA60 ラウンドエース」です。
これは、筏釣りなんかに使うプラスチック製の太鼓リールなのですが、形状がまんまフライリールみたいなので購入してみました。
センターシャフトのノブを回してスプールを外します。
筏釣り用ですが一応ディスクブレーキ機構があり、ラインを引き出す時にのみクリックとブレーキが掛かる様になっています。
スプール側にセットされているブッシュを外すと中にワンウェイのローラークラッチが入っていますが、出荷時は右巻き仕様になっています。
私はフライリールも左巻きで使用するので、このローラークラッチを裏返して左巻き仕様にしちゃいます。
そして、このリールに巻くラインはこちら・・・
ダイソーで購入した「アクリル毛糸 並太」のイエローです。
ヤーンロッド用のリールなので・・・
早速、巻いてみましたが毛糸が太いのであまり巻くことができません・・・
まあ、室内でキャストする程度の長さが巻けたので良しとしましょう。
次は、ホームセンターでこちらの丸棒材とステンレスリングを購入!
丸棒材を削ってリールシートを作り、ステンレスリングでリング&リングの仕様にするつもりでしたがステンレス製リングは断面が丸い形状のため、うまくリールフットが固定できないので断念・・・
代わりに調達したのがこちらの商品!
LINAXの「自在水栓用パイプ部Uパッキン(INPA1004)」です。
パッキンなので伸縮性があり、リールの固定にも使えそうです。
リールシート周りの部材が揃ったので、ハンドメイドヤーンロッドの化粧直しからスタート!
先ずはガイドを取り外し、元々の塗装を一旦全部剥がして漆(透明)で再塗装します。
昔のグラスロッドなので茶色のグラスファイバークロスで巻かれており、漆の透明で塗装しただけでなかなか良い味わいのブランクになりました。
それから、コルクシートのエンド部分を削りカットしたカーボンロッドを継いでエポキシ接着剤で接着。
次はリールシート部の製作です・・・
丸棒材をリールフットの長さよりやや長めにカット!
カットした丸棒材のセンターに、差し込むための穴を開けます。
手持ちの状態で開けたので垂直にならなかったので、少々太目に穴を開けて調整することに・・・
丸棒材をリールシートの形状に削り出し、漆(透 すき)で塗装します。
あえて塗りムラを出して、木目調の仕上がりにしてみました・・・
出来上がったリールシートに「自在水栓用パイプ部Uパッキン(INPA1004)」でリールを固定してみました、
ちゃんとリールが固定できました。
リールシートをロッドに取り付けます。
(透 すき)の色味がブランクスのカラーともマッチして良い感じ!
いよいよガイドの取り付けですが、オールドグラスロッドのテイストにしたいので、スレッドはバーニッシュが透ける感じの仕上がりを狙って日輪印の「ワンポイント絹糸(S)」を調達!
ガイドを仮留めして、バランスを確認します。
ガイドセッティングが決まったら、絹糸でガイドをラッピング。
ラッピングが完了したら、ロッド回転台にセットしてエポキシコーティング・・・
絹糸なのでエポキシでコーティングすると、こんな感じに透けてくれます。
狙った通りのテイストに仕上がりました!
完成したシェイクスピアのグラスフライロッドに、リールをセットしてみました。
キャスティング練習用のヤーンロッドなのですが、リールもセットできるのでベリーショートのグラスロッドとして実釣に使用しても面白いかもしれません。
このロッドのリメイクはかねてからの宿題でしたが、これでひとつミッションコンプリート!
次は何をハンドメイドしようかな・・・
やがて、シェイクスピアのカーボンのフライロッドを入手してからは、このグラスロッドは使うこともなくなり、解体して様々なタックルへと変身していったのでありました・・・
これは、グラスの振り出し磯竿(オリムピック海洋17)の穂先と穂持ちをエポキシで固定したブランクで製作したスピニングロッドです。
ガイドは、スーパーパルサーのスピニングロッドから取り外した夜光リング入りハードガイドを移植しています。
このロッドのグリップに、シェイクスピアのフライロッドのグリップ部が使用されています。
フライロッドから切り離したリールシートとグリップをカットして、アップロックに取り付けています。
そしてフライロッドのロッドティップは、新たにコルクリングでグリップを作り屋内でのフライキャスティング練習用のヤーンロッドにしていました。
ただ、急ごしらえで作ったので塗装もオリジナルのまま、ガイドを外した部分の凸凹もそのままの状態だったので、このヤーンロッドをグラスのショートロッドとして綺麗にリメイクしようとずっと考えていたのですが、ようやく思い立って製作を開始!
そこで、製作に必要なパーツ類をあれこれと物色し、まずこちらの商品が引っ掛かりました!
プロマリンの「RA60 ラウンドエース」です。
これは、筏釣りなんかに使うプラスチック製の太鼓リールなのですが、形状がまんまフライリールみたいなので購入してみました。
センターシャフトのノブを回してスプールを外します。
筏釣り用ですが一応ディスクブレーキ機構があり、ラインを引き出す時にのみクリックとブレーキが掛かる様になっています。
スプール側にセットされているブッシュを外すと中にワンウェイのローラークラッチが入っていますが、出荷時は右巻き仕様になっています。
私はフライリールも左巻きで使用するので、このローラークラッチを裏返して左巻き仕様にしちゃいます。
そして、このリールに巻くラインはこちら・・・
ダイソーで購入した「アクリル毛糸 並太」のイエローです。
ヤーンロッド用のリールなので・・・
早速、巻いてみましたが毛糸が太いのであまり巻くことができません・・・
まあ、室内でキャストする程度の長さが巻けたので良しとしましょう。
次は、ホームセンターでこちらの丸棒材とステンレスリングを購入!
丸棒材を削ってリールシートを作り、ステンレスリングでリング&リングの仕様にするつもりでしたがステンレス製リングは断面が丸い形状のため、うまくリールフットが固定できないので断念・・・
代わりに調達したのがこちらの商品!
LINAXの「自在水栓用パイプ部Uパッキン(INPA1004)」です。
パッキンなので伸縮性があり、リールの固定にも使えそうです。
リールシート周りの部材が揃ったので、ハンドメイドヤーンロッドの化粧直しからスタート!
先ずはガイドを取り外し、元々の塗装を一旦全部剥がして漆(透明)で再塗装します。
昔のグラスロッドなので茶色のグラスファイバークロスで巻かれており、漆の透明で塗装しただけでなかなか良い味わいのブランクになりました。
それから、コルクシートのエンド部分を削りカットしたカーボンロッドを継いでエポキシ接着剤で接着。
次はリールシート部の製作です・・・
丸棒材をリールフットの長さよりやや長めにカット!
カットした丸棒材のセンターに、差し込むための穴を開けます。
手持ちの状態で開けたので垂直にならなかったので、少々太目に穴を開けて調整することに・・・
丸棒材をリールシートの形状に削り出し、漆(透 すき)で塗装します。
あえて塗りムラを出して、木目調の仕上がりにしてみました・・・
出来上がったリールシートに「自在水栓用パイプ部Uパッキン(INPA1004)」でリールを固定してみました、
ちゃんとリールが固定できました。
リールシートをロッドに取り付けます。
(透 すき)の色味がブランクスのカラーともマッチして良い感じ!
いよいよガイドの取り付けですが、オールドグラスロッドのテイストにしたいので、スレッドはバーニッシュが透ける感じの仕上がりを狙って日輪印の「ワンポイント絹糸(S)」を調達!
ガイドを仮留めして、バランスを確認します。
ガイドセッティングが決まったら、絹糸でガイドをラッピング。
ラッピングが完了したら、ロッド回転台にセットしてエポキシコーティング・・・
絹糸なのでエポキシでコーティングすると、こんな感じに透けてくれます。
狙った通りのテイストに仕上がりました!
完成したシェイクスピアのグラスフライロッドに、リールをセットしてみました。
キャスティング練習用のヤーンロッドなのですが、リールもセットできるのでベリーショートのグラスロッドとして実釣に使用しても面白いかもしれません。
このロッドのリメイクはかねてからの宿題でしたが、これでひとつミッションコンプリート!
次は何をハンドメイドしようかな・・・