あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

10月11日 Broken River Last Day 2015

2015-10-13 | 最新雪情報
2015シーズン最終日、僕は旧友ブラウニーと一緒に山へ行った。
普段なら9月、そして10月にも何回か雪は降り、ウハウハとパウダーを滑るのだが今年は全く降らなかった。
自然界でも「今までなら」という言葉が通用しない、そんな世界に変わってきている。
それは自然界だけでなく人間界でも同じ事は言えるだろう。
そんな中でも我々人間は与えられた状況を受け入れ、最大の喜びを得るために努力を惜しまない。
この山はそういう場所でもある。
振り返ってみれば今シーズンもいろいろあったが、それなりに良い冬だったと言えよう。
新しい出会いもあったし、古い友達にも会えた。
ブロークンリバーの中で自分の立ち位置がちゃくちゃくと定まっていくのも分かる。
誰も居ない山を旧友と滑りながら妙に感傷的になり、そして最後に山に手を合わせ山を下った。


ブロークンリバーのリフト券は毎日言葉が変わる。今日の言葉はズバリこれ。


アクセストーにはほとんど雪が無い。パーマーロッジまで歩くか草の上を根性で滑っていくか。
僕とブラウニーはトライして9割ぐらいまで乗った。


メイントーも雪が無い所はこうやって補う。最後まで何とか持たせたという感じだ。


ハッピーバレー。訪れる人を幸せにしてくれる谷。でも一体誰が名付けたんだろう。


何本か滑った後は、ブロークンリバー・ラガーでハッピーになれる。


飲みながら昼飯のバーベキュー。


一杯めのジャグが空になった頃、肉が焼けた。


マネージャーのサムも1シーズンお疲れ様。


午後になり、パーマーロッジの片付けが始まった。


ベイビートーのロープを外しデッキに並べる。


最後のランはアランズベイスンを下まで。あらかじめ車をデポしておいたのだ。


歩くより滑って下った方が楽だからね。


雪が無くなる場所まで滑り、車までは3分ぐらいの歩き。


この車も1シーズンお疲れ様。
今シーズンはエンジンを乗せ代えた。人間で言えば心臓移植である。
新しいモーターはとても調子が良い。20年前の車だがまだまだ走れそうだ。
コメント (2)
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