あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

7月23日 Broke River

2019-07-24 | 最新雪情報
待望の雪が降り、ブロークンリバーがオープンした。
予定より約一ヶ月遅れてのオープンである。
今年は6月頭、オープン前にドカ雪が降った。
そしてとても暖かい日が続いた。
コマーシャルフィールドはその時に圧雪をして、そこに人口降雪をしたので予定通りオープンできた。
圧雪車も人口降雪機も無いクラブフィールドは、ただ雪が降るのを待つのみである。
週末にかけて嵐が通過して、雪が降った。
その直後に雨が降り、湿った雪はあちこちで雪崩を起こした。
雪崩の危険が高く、オープン作業もままならない状態だったが、皆がんばってオープンにこぎつけた。
何年前か忘れてしまったが、8月の半ばにやっとオープンした年もあったので、まあそれに比べればまだ好い方だろう。
雪は重たくパウダーとは程遠い雪だが、ベースになる雪である。
とにもかくにもオープン、スタッフもクラブメンバーもお客さんも僕も、ひと安心というところだ。



国道から見たブロークンリバー・ベイスン。パーマーロッジから上は真っ白だ。



ロッジのあたりから雪が出てきた。



ロープトーに乗って上へ。日の光も当たり始めた。



そして青空も。



お客さんの入りは30人ぐらい。スタッフも新人が多いので、仕事に慣れたり覚えたりするのにちょうどよいスタートだ。



全黒の酒粕を持ち込んで甘酒をパーマーロッジで作った。スタッフ全員にオープンお祝いのふるまい酒。



昼飯は牛はらみ肉の焼肉。こういうのも多めに焼いてスタッフに差し入れ。



午後になりメイントーがオープン。



そしてリッジトーも。



その奥のアランズベイスンはクローズ。雪も天気も安定していないし無理に開ける必要は無い。



1ヶ月もオープンを待ったスタッフの喜びが文字に表れている。
やっと冬が始まった。
コメント (3)
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