あおしろみどりくろ

楽園ニュージーランドで見た空の青、雪の白、森の緑、闇の黒の話である。

9月23日 BrokenRiver

2023-09-25 | 最新雪情報
春になり満開の桜が散った後に雪が降った。
山は真っ白に雪化粧で冬に戻ったかのようだ。
雪が降る前に1週間ほど強風が吹き荒れ、ほとんどのスキー場は閉めてしまった。
その後での大雪である。
雪が降ってもクローズしたスキー場がオープンするわけではない。
閉めなかったスキー場はラッキーだったという話である。
オハウというスキー場では100cmもの雪が降った。
ブロークンリバーでも40cmの新雪。
ただしたっぷり水を含んだモサモサの湿雪で、かなり滑りづらい。
だが雪不足でクローズ間近だったスキー場は、スクールホリデーの間はオープンできる見通しが立った。
最近では少なくなったが、以前は9月でも10月でも雪が降ったものだった。
この時期の雪は農家にとっては望ましいものではない。
産まれたばかりの子羊が死んでしまうし、ブドウ園では若い芽が霜でやられてしまう。
それでもスクールホリデーを迎えた子供達には嬉しいものだ。
カンタベリーで開いているスキー場は、マウントハット、オリンパス、そしてブロークンリバーの3つ。
あと2週間は春スキーが楽しめそうだ。


一度に多量の雪が降ると雪崩の危険も増える。パトロールがアバランチコントロールをするのをのんびりと待つ。


スキー場へ向かう山道も雪景色。


ブナの森に雪が降る。


通称『天国への階段』


誰が作ったのか、雪だるまもスキーヤーだ。


見た目は美味そうである。


メイントー山頂。


バーベキューは定番。


午後になり山頂までのリッジトーが開いた。奥のアランズベイスンはクローズ。


ポーターズが閉まり仕事がなくなった娘と一緒に山に上がった。


スキー場に賑わいが戻り、ケアも心なしか嬉しそうである。
コメント
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