今上天皇陛下が即位された時に使われた「高御座」と「御帳台」は、昨年東京国立博物館で公開されていて今年の三月に京都御所で一般公開されるはずでした。
高御座は天皇陛下、御帳台は皇后様が、天皇陛下即位の儀式において御座とされる場所に置かれる調度品で高御座は古代より、御帳台も平安時代からあるものですが即位の儀式でつかわれるようになったのは近代になるそうです。
も展示されていました。
しかし、新型コロナの流行により三月の公開は中止となりました。
しばらくは次の情報を待っていたのですが、夏の第二波もありもっと先になると思っていたのですが偶然8月27日までの公開であることを知って、最終日に京都御所に向かいました。
炎天下の平日、最終日、コロナ第二波真っ最中、という悪条件のためか普段観に行く京都御所の一般公開でも考えられないくらいの人の少なさ。
メインで本来なら「立ち止まらないで観て下さい」とのアナウンスもありそうな紫宸殿前にいたのも警備の方を除いては僕と彼女だけという贅沢な空間でした。
そこでゆっくり高御座と御帳台を観ました(遠くでスマホ写真ではあまり綺麗に写らず…)
高御座は天皇陛下、御帳台は皇后様が、天皇陛下即位の儀式において御座とされる場所に置かれる調度品で高御座は古代より、御帳台も平安時代からあるものですが即位の儀式でつかわれるようになったのは近代になるそうです。
今の高御座と御帳台は大正天皇の即位で使われた物とのことですから、100年以上の歴史があり、大正、昭和、上皇様、今上天皇陛下の四代の即位を見てきたことになります。
他にも、小御所では即位の儀式で使われた道具「威儀物」
衣装
も展示されていました。
そして、暑いながらも急かされずゆっくり京都御所を見学できたのは良い時間になりました。
高御座の御朱印も受けることができました。