王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「大江戸定年組」5 を読む

2008-01-21 05:51:13 | 本を読む
太平洋側で大雪の恐れ 東京都心も3センチの予想(共同通信) - goo ニュース

天気予報によれば横浜は深夜か未明には雪が降り3-5センチも積もるとの事であったから今朝のブログは「初雪ネタ」にしようと決めて早く寝た。
寒い日は早く寝るのが何より。

ところが今朝窓から外を眺めても雪の気配はおろか雨が降った跡もない。
これでは今朝のネタに困ってしまう。 わははは!

朝ズバッ!の根本さんによれば雪雲は予想より南を通過したため都心や横浜の降雪が無くて済んだらしい。まあ降らないで済めば交通の渋滞が避けられ、降雪による事故や怪我などが避けられ結構なことでした。

さて昨晩は早く寝て寝ながら風野真知雄著「大江戸定年組5」を読みました。
昨年11月のエントリーで紹介した「大江戸定年組1-4」の続きです。
55歳で隠居をした元同心藤村、3千5百石の大身旗本であった夏木、裕福な小間物屋であった七福の3人が永代橋東詰に借りた隠居所「初秋亭」でよろず相談所を開いて世の中にいささか役に立っている。
夏木は中風の後遺症から8割り方回復してきたし、七福には後妻との間に子供が出来ました。しかし良いことばかりでありません。
なんと藤村の奥方加代は「俳諧の師匠かな女」に対する藤村と息子の庚四郎の態度に愛想尽かしをして家出をしてしまう。又七福の息子の嫁おちさも相場に手を出し失敗した亭主(七福の息子)を立ち直らせるため家を出て行ってしまったのです。
巻き5は加代、おちさ、夏木の奥方志乃の三人が隠れ家を求め何と夏木の屋敷の一室に身を潜めしゃれた「匂い袋」をコラボして作り小間物屋の評判をとる話の筋が側線となり、それに定年3人組の活躍の小話が5話組み込まれています。
女三人は子猫を探す夏木に見つかり加代とおちさは取り敢えず家に戻ることになりました。
でも女三人隠れ家遊びの面白さに目覚めたようです。
さて深川の闇の親分と岡引の二束のわらじ「鮫蔵」は「げむげむ教の教祖」を追っていましたが手ひどくわき腹を刺され重傷です。
第5巻はここまで。


共同通信:
日本列島は21日昼にかけて、前線を伴った低気圧が南海上を東進し、北東から寒気が流れ込むため中国や四国、近畿の太平洋側で大雪の恐れがあり、東海や東京都心など関東南部でも雪が積もる可能性があるとして気象庁が警戒を呼び掛けた。平野部では山陽で10-20センチ、四国で5センチ、近畿で3-10センチ、東海は3センチ、東京都心など関東南部は3-5センチの降雪を予想している
(引用終わり)
コメント
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