つなぎ法案、与党提出 野党徹底抗戦へ 議長仲裁実らず(朝日新聞) - goo ニュース
与党は昨夜ガソリン税に関連する「つなぎ法案」を提出したそうです。
その心は今日30日中に衆議院で成立させ参議院に送れば野党の反対で「つなぎ法案」が成立しなくても60日ルールを適用して衆議院での再議決により成立を図るとの様です。
これに先立ち衆院議長の仲裁もあり自民、民主党の幹事長が話し合ったそうです。
与党側は:
1)日切れ法案のうち、「揮発油税の暫定税率部分」を分離、別法案とする
2)その法案と平成20年度予算とを一括採決する
3)合意が得られれば修正に(多分揮発油税の)修正に応じる
4)条件で合意できれば「つなぎ法案」の提出を見送る---事を提案したが
民主党は拒否したそうです。
それはそうでしょう
日切れ法案から「揮発油暫定税率部分」を分離するのは当然の配慮です。
しかしそれを「残りの日切れ法案」よりもっと影響のある平成20年度予算案とひとまとめにして(年度末までに)一括採決では野党は飲めないでしょう。
これは条件提示ではなく本質に関わる問題であるからです。
日曜日のサンプロで共産党の小池政策委員長が指摘した「これまでは参議院で強行採決で我意を通してきた与党が、参議院で野党多数な為、入り口の衆議院で強行採決をする意図に他ならない」との指摘をしていました。
これは正しい。この新年度予算抱き合わせの提案を見るとその指摘の鋭さが良く判ります。
民主党も「審議もしていない新年度予算案の成立を期限を切って(3月末)約束などできるわけが無い」と流石に答えたようです。
さて民主党は今日「体を張ってまで」衆議院の委員会開会を阻止するかもしれないと言われています。でも55年体制の頃の社会党では無いのですからもう少しスマートな反対意思表示は無いものですかね?
民主党は当初「ガソリン値下げ隊」なんか組織して一般受けを狙い騒いでいました。では2兆6千億円の財源をどこに求めるのか? 民主党は道路が要らないのか?と与党に迫られるとどうも姿勢がぐらついた様に爺には見えます。
一般財源に振り替えてこそとか環境税に目的を変えるとか? 体を張る前に次の手が良く見えません。 無いのかも知れませんがね
詳しくは判りませんが、2兆6千億円のうち控えめにみても5000億円 我慢の折り合いをつければ9000億円位は一般財源に振り替え可能だそうです。計画以上作らなければ税収不足は1兆円から2兆円の間です。
それを冬柴国交相が「10年間で59兆円? 全て道路整備に」と(道路族議員と道路官僚の作文を)ぶち上げたもですから国民の半分位の怒りを買いました。
爺が小沢氏なら次の様に発言するでしょう:
民主党は「暫定税率は廃止する」特別会計に対する構造改革の嚆矢である。
「暫定税率廃止」は国民に対する直接減税で内需拡大策である。
「道路財源は一般会計に求める。平成20年度予算案審議で道路の優先順位を国民の前で議論する」「必要最小限の路線と金額が決まったら予算を組み替える」と言い切る事が大切だと思うのです。
さて福田総理であるが「問責決議を受ける前に爺が上に書いた民主党の提案を丸呑みしてしまう」事が出来れば大物である。
さもなければこれだけ相反する主張を「仲介し妥結させるだけの政治的力量のある坂本竜馬の様な人物」の出現に待つわけだけど居そうにもありません。
はらはらしながら「つなぎ法案」の行方を注目しています。
朝日新聞」
自民、公明両党は29日夜、3月末に期限切れを迎えるガソリン税の暫定税率などを、議員立法で5月末まで2カ月延長する「つなぎ法案」を衆院に提出した。民主党など野党が強く反発する同法案の提出によって国会の空転が避けられないため、河野洋平衆院議長がこの日、与野党双方の幹部に妥協点を探るよう要請。与野党が断続的に協議したが折り合えず、与党が同法案の提出に踏み切った。野党側は審議拒否も含めて徹底抗戦する構えで、与野党の全面対決が決定的となった。
つなぎ法案は租税特別措置法、地方税法、関税暫定措置法の三つの改正法案からなり、衆院の総務、財務金融各委員会に付託された。30日にも衆院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決される見通しだ。野党が参院で採決に応じなくても、与党は憲法59条の「60日ルール」を使い、衆院の3分の2の再議決で3月末に成立させ、暫定税率の期限切れを防ぐ方針だ。(引用終わり)
与党は昨夜ガソリン税に関連する「つなぎ法案」を提出したそうです。
その心は今日30日中に衆議院で成立させ参議院に送れば野党の反対で「つなぎ法案」が成立しなくても60日ルールを適用して衆議院での再議決により成立を図るとの様です。
これに先立ち衆院議長の仲裁もあり自民、民主党の幹事長が話し合ったそうです。
与党側は:
1)日切れ法案のうち、「揮発油税の暫定税率部分」を分離、別法案とする
2)その法案と平成20年度予算とを一括採決する
3)合意が得られれば修正に(多分揮発油税の)修正に応じる
4)条件で合意できれば「つなぎ法案」の提出を見送る---事を提案したが
民主党は拒否したそうです。
それはそうでしょう
日切れ法案から「揮発油暫定税率部分」を分離するのは当然の配慮です。
しかしそれを「残りの日切れ法案」よりもっと影響のある平成20年度予算案とひとまとめにして(年度末までに)一括採決では野党は飲めないでしょう。
これは条件提示ではなく本質に関わる問題であるからです。
日曜日のサンプロで共産党の小池政策委員長が指摘した「これまでは参議院で強行採決で我意を通してきた与党が、参議院で野党多数な為、入り口の衆議院で強行採決をする意図に他ならない」との指摘をしていました。
これは正しい。この新年度予算抱き合わせの提案を見るとその指摘の鋭さが良く判ります。
民主党も「審議もしていない新年度予算案の成立を期限を切って(3月末)約束などできるわけが無い」と流石に答えたようです。
さて民主党は今日「体を張ってまで」衆議院の委員会開会を阻止するかもしれないと言われています。でも55年体制の頃の社会党では無いのですからもう少しスマートな反対意思表示は無いものですかね?
民主党は当初「ガソリン値下げ隊」なんか組織して一般受けを狙い騒いでいました。では2兆6千億円の財源をどこに求めるのか? 民主党は道路が要らないのか?と与党に迫られるとどうも姿勢がぐらついた様に爺には見えます。
一般財源に振り替えてこそとか環境税に目的を変えるとか? 体を張る前に次の手が良く見えません。 無いのかも知れませんがね
詳しくは判りませんが、2兆6千億円のうち控えめにみても5000億円 我慢の折り合いをつければ9000億円位は一般財源に振り替え可能だそうです。計画以上作らなければ税収不足は1兆円から2兆円の間です。
それを冬柴国交相が「10年間で59兆円? 全て道路整備に」と(道路族議員と道路官僚の作文を)ぶち上げたもですから国民の半分位の怒りを買いました。
爺が小沢氏なら次の様に発言するでしょう:
民主党は「暫定税率は廃止する」特別会計に対する構造改革の嚆矢である。
「暫定税率廃止」は国民に対する直接減税で内需拡大策である。
「道路財源は一般会計に求める。平成20年度予算案審議で道路の優先順位を国民の前で議論する」「必要最小限の路線と金額が決まったら予算を組み替える」と言い切る事が大切だと思うのです。
さて福田総理であるが「問責決議を受ける前に爺が上に書いた民主党の提案を丸呑みしてしまう」事が出来れば大物である。
さもなければこれだけ相反する主張を「仲介し妥結させるだけの政治的力量のある坂本竜馬の様な人物」の出現に待つわけだけど居そうにもありません。
はらはらしながら「つなぎ法案」の行方を注目しています。
朝日新聞」
自民、公明両党は29日夜、3月末に期限切れを迎えるガソリン税の暫定税率などを、議員立法で5月末まで2カ月延長する「つなぎ法案」を衆院に提出した。民主党など野党が強く反発する同法案の提出によって国会の空転が避けられないため、河野洋平衆院議長がこの日、与野党双方の幹部に妥協点を探るよう要請。与野党が断続的に協議したが折り合えず、与党が同法案の提出に踏み切った。野党側は審議拒否も含めて徹底抗戦する構えで、与野党の全面対決が決定的となった。
つなぎ法案は租税特別措置法、地方税法、関税暫定措置法の三つの改正法案からなり、衆院の総務、財務金融各委員会に付託された。30日にも衆院本会議で自民、公明両党の賛成多数で可決される見通しだ。野党が参院で採決に応じなくても、与党は憲法59条の「60日ルール」を使い、衆院の3分の2の再議決で3月末に成立させ、暫定税率の期限切れを防ぐ方針だ。(引用終わり)