石井、総合格闘技転向 異端児、事実上の追放(産経新聞) - goo ニュース
北京五輪で「100キロ超級で金メダルを取った石井慧君(21歳)」ですが総合格闘技に進出するそうです。
面白くなりそうですね。
学生時代の猛稽古と勝負に拘る姿勢が有名になりましたね。特に日本でのオリンピック代表選手選出の際に「勝ちに拘る」姿勢が非難され「ヒール(heel プロレスの悪役から引いて広く悪役・敵役の事)」としての面に賛否があります。
恐らく全柔連或いは講道館が拘るのは
「日本柔道の美しい一本を狙う」と言う理想であって石井慧君は「国際JUDO試合で点数制で勝つ」という現実の差が埋められなかったのでしょうね。
加納治五郎先生が始めた講道館柔道も明治中頃には古流柔術の先生方に対し革新的記述と教育体系を示した訳ですが長年の歳月ですっかり保守化してしまった様です。
強くなると自分がどの位強いのか「柔道(彼の場合は)」という限定した分野を超えて実力を試したいと思うのは自然です。
総合格闘技は殺し合いでは有りませんが「一定のルールの下でフルコンタクト(実際の打突蹴)」で是非可能性を見せてください。
全柔連も選手の入れ替わりが早くなれば必ず野に有る逸材が出てきますよ。
追伸:昼過ぎのウエブ読売では午前中に記者会見で「当面は学業に専念」とかで総合格闘技転向は先延ばしの模様。
先の情報は誤報ですかね。
何だか全柔連のコメントまで入っていたと思ったんだが。
産経新聞:
柔道界からプロ格闘家への転身は、小川直也氏や吉田秀彦氏をはじめ先例が多い。いずれも選手としては峠を越した時期の転向で、日本柔道界を背負う立場にある石井慧がプロに“流出”するとなれば、極めて異例のケース。柔道界にとっては、大きな損失となる。
だが、全日本柔道連盟には慰留の気配がうかがえない。5日に石井と会談した吉村和郎強化委員長は「お前の人生だ。好きなようにすればいい」と、プロ転向を容認したといい、上村春樹専務理事も6日、「本人が行きたいと言えば、引き留めはしない」と吉村氏の態度を追認した。
五輪後の石井は「(金メダルを)川に捨てることも考えた」などと発言。金メダルを親交のある小川氏の道場に寄贈するなど、奇抜な言動が目立った。一連の経緯が、全柔連側には五輪を軽視するものと受け取られ、反発を招いた。
全柔連は競技者規定で選手のプロ活動を禁じている。その一方で競技者登録規定では特例として、プロ格闘家としての登録か契約が終了してから3年が経過すれば、再び選手登録することも認めている。例えば一時的にプロ活動を行った石井が3年後に柔道家として復帰すれば、ロンドン五輪への挑戦は理屈の上では可能。だが、吉村氏は「4年間鍛えてきた選手の方がかわいいし、こちらとしては使えない」と厳しい。
来年からは国際柔道連盟(IJF)によるランキング制度が発足。選手が五輪出場権を得るには、IJF指定の国際大会に出場し、獲得したポイント数で上位にランクされる必要がある。吉村氏は北京五輪の直後から、少数精鋭で4年後を狙える選手を強化する方針を打ち出していた。石井はこれらの国際大会に優先的に派遣される立場でも、プロ志望の雰囲気が濃厚に漂う現状では、強化選手として残しにくいという判断も働いたようだ。
「将来が見えない選手を連れて行けない。振り回されるのは、たまったものじゃない」と吉村氏。石井の退路を、全柔連が先にふさいだ形で、柔道界からの事実上の追放といえる。(引用終り)
北京五輪で「100キロ超級で金メダルを取った石井慧君(21歳)」ですが総合格闘技に進出するそうです。
面白くなりそうですね。
学生時代の猛稽古と勝負に拘る姿勢が有名になりましたね。特に日本でのオリンピック代表選手選出の際に「勝ちに拘る」姿勢が非難され「ヒール(heel プロレスの悪役から引いて広く悪役・敵役の事)」としての面に賛否があります。
恐らく全柔連或いは講道館が拘るのは
「日本柔道の美しい一本を狙う」と言う理想であって石井慧君は「国際JUDO試合で点数制で勝つ」という現実の差が埋められなかったのでしょうね。
加納治五郎先生が始めた講道館柔道も明治中頃には古流柔術の先生方に対し革新的記述と教育体系を示した訳ですが長年の歳月ですっかり保守化してしまった様です。
強くなると自分がどの位強いのか「柔道(彼の場合は)」という限定した分野を超えて実力を試したいと思うのは自然です。
総合格闘技は殺し合いでは有りませんが「一定のルールの下でフルコンタクト(実際の打突蹴)」で是非可能性を見せてください。
全柔連も選手の入れ替わりが早くなれば必ず野に有る逸材が出てきますよ。
追伸:昼過ぎのウエブ読売では午前中に記者会見で「当面は学業に専念」とかで総合格闘技転向は先延ばしの模様。
先の情報は誤報ですかね。
何だか全柔連のコメントまで入っていたと思ったんだが。
産経新聞:
柔道界からプロ格闘家への転身は、小川直也氏や吉田秀彦氏をはじめ先例が多い。いずれも選手としては峠を越した時期の転向で、日本柔道界を背負う立場にある石井慧がプロに“流出”するとなれば、極めて異例のケース。柔道界にとっては、大きな損失となる。
だが、全日本柔道連盟には慰留の気配がうかがえない。5日に石井と会談した吉村和郎強化委員長は「お前の人生だ。好きなようにすればいい」と、プロ転向を容認したといい、上村春樹専務理事も6日、「本人が行きたいと言えば、引き留めはしない」と吉村氏の態度を追認した。
五輪後の石井は「(金メダルを)川に捨てることも考えた」などと発言。金メダルを親交のある小川氏の道場に寄贈するなど、奇抜な言動が目立った。一連の経緯が、全柔連側には五輪を軽視するものと受け取られ、反発を招いた。
全柔連は競技者規定で選手のプロ活動を禁じている。その一方で競技者登録規定では特例として、プロ格闘家としての登録か契約が終了してから3年が経過すれば、再び選手登録することも認めている。例えば一時的にプロ活動を行った石井が3年後に柔道家として復帰すれば、ロンドン五輪への挑戦は理屈の上では可能。だが、吉村氏は「4年間鍛えてきた選手の方がかわいいし、こちらとしては使えない」と厳しい。
来年からは国際柔道連盟(IJF)によるランキング制度が発足。選手が五輪出場権を得るには、IJF指定の国際大会に出場し、獲得したポイント数で上位にランクされる必要がある。吉村氏は北京五輪の直後から、少数精鋭で4年後を狙える選手を強化する方針を打ち出していた。石井はこれらの国際大会に優先的に派遣される立場でも、プロ志望の雰囲気が濃厚に漂う現状では、強化選手として残しにくいという判断も働いたようだ。
「将来が見えない選手を連れて行けない。振り回されるのは、たまったものじゃない」と吉村氏。石井の退路を、全柔連が先にふさいだ形で、柔道界からの事実上の追放といえる。(引用終り)