今朝早朝閉まったNYの株取引は「ロシアのドル建て債の利払いがされた」その前日は「ウクライナ侵攻の停戦協定成立が近い」との情報が元で(異常なほど)値を上げています。続く東京の日経平均が先行きに懐疑的で「利益確定売りが優勢で上値が重い展開」です。
さて、そんなにウクライナの戦場は楽観的なのでしょうか?
昨日は時間のある限り台湾系のyoutube 開鍵時刻を始め台湾の動画を見て回りました。16日にはウクライナのゼレンスキー大統領はロシア軍の空爆のひどさを訴えるのに「1941年の日本軍による真珠湾香華を挙げ、加えて9.11のNYのツインタワーへのテロ攻撃と一緒に卑劣な攻撃の例として取り上げ、ロシアのウクライナの都市部への空爆を非難しました」。日本ではあまり報じませんが、これはゼレンスキー大統領と幕僚部の日本理解の限界を示したと思います。サハリン1,2プロジェクトへの心を残しながら「ウクライナへのヘルメットや防弾チョッキの空輸」「前のめりとみられるウクライナ難民の受け入れ」等 極東の端から精一杯ウクライナを応援している事が頭にないのでしょう。ビデオ出演ながら「日本の国会で援助依頼の演説」の要請が有るそうですが、腰が引けてしまいました。
キエフでロシアヘリを撃墜したとの写真:
さてマリウポリの劇場空爆では日本のマスコミが朝まずは130人程救出との速報を出しています。
ここをクリック⇒15日には東欧3か国の首相がキエフでゼレンスキー大統領と会談しましたが、開鍵時刻の動画では。やはり3人は列車でキエフ入りしています。それが出来た訳は「starlinnkに代表される人工衛星を使った情報管理でポーランドからキエフに向かう列車の安全は守られていた」様です。
さて、マリウポリ市の惨状ですがロシア軍としては南東部の要衝で、ここには港湾施設もある様で東部の親ロシア派政権の連結を果たし、海路からの補給戦にもなるので停戦までには何としても陥落させたい様です。
話は南部戦線です。クリミア半島から北に向かい、大陸に入って西の要衝オデッサを攻略するにはまず、へルソン次いでニコラエフを落とさねばなりません。ロシア軍は初動こそ順調でしたがウクライナ軍に両都市の間の橋を落とされた様で、走行部隊も前進が困難の様です。
ニコラエフ周辺でのロシア軍展開当時の装甲車
ロシア装甲車群がロケット攻撃で撃破されているようです
ロシア軍は南部戦線で捕虜迄出しているようです
そしてオデッサを海上から攻撃の為。黒海艦隊14隻がそちらを砲撃との情報もあります。先のロシア製ステルス巡洋艦が夜間撃沈されたことを思い出せば、かなりの無理に思えます。
ウクライナが優勢だとしてもあまりそれを大々的に公表しないのは「ロシアが戦術核の発射ボタンに手を掛けさせない」とのウクライナとNATOと情報を管理する米国の深慮遠謀でないか?と浜爺は思っています。
ロシアに「もう一息」と思わせておいて、現状維持を続けウクライナに居るロシア軍を半減させる作戦で、その間ウクライナの市民の難儀は続くと思います。
さて、素人の見立てはどうでしょう??
写真:ウクライナ南東部マリウポリの当局は17日、住民の避難場所になっていて前日にロシア軍とみられる空爆を受けた劇場について、劇場下のシェルターは持ちこたえ生存者がいるとみられると述べた。地域当局から入手した破壊された劇場の写真。(2022年 ロイター)
ロイター:
[リビウ(ウクライナ) 17日 ロイター] - ウクライナ南東部のマリウポリで、爆撃を受けた劇場で17日も生存者の救出作業が続けられた。この劇場には数百人の住民がロシア軍の攻撃から避難しており、市当局は死傷者の数はまだ明らかになっていないとする中、ロシアは攻撃を否定している。
マリウポリ市当局によると、ロシア軍による激しい攻撃が続く中、この劇場と近くの水泳プール施設に女性、子ども、高齢者を中心に数百人の住民が避難していた。
マリウポリ市長室の高官はロイターの電話取材に対し「シェルターは持ちこたえた。現在がれきを撤去している。生存者がいる。犠牲者(の数)はまだわからない」と述べ、救出作業を実施していると説明。た。当局者は、17日現在も死傷者の数はまだ分からないとしている。
攻撃を受ける前に撮影された衛星写真には、赤い屋根の大きな建物の前後の地面にロシア語で「子ども」と大きく書かれているのが写っていた。
ロシア外務省は劇場への砲撃を否定。外務省のザハロワ報道官は17日、ロシアがこの劇場を攻撃したとの疑いは「虚偽」だとし、ロシア軍は民間人を攻撃していないとの見解を改めて示した。
ロシア軍はマリウポリを包囲し、連日激しく攻撃。市当局によると、これまでに約3万人の住民が避難したが、まだ35万人以上が市内に取り残されている。
マリウポリ市当局によると、ロシア軍による激しい攻撃が続く中、この劇場と近くの水泳プール施設に女性、子ども、高齢者を中心に数百人の住民が避難していた。
マリウポリ市長室の高官はロイターの電話取材に対し「シェルターは持ちこたえた。現在がれきを撤去している。生存者がいる。犠牲者(の数)はまだわからない」と述べ、救出作業を実施していると説明。た。当局者は、17日現在も死傷者の数はまだ分からないとしている。
攻撃を受ける前に撮影された衛星写真には、赤い屋根の大きな建物の前後の地面にロシア語で「子ども」と大きく書かれているのが写っていた。
ロシア外務省は劇場への砲撃を否定。外務省のザハロワ報道官は17日、ロシアがこの劇場を攻撃したとの疑いは「虚偽」だとし、ロシア軍は民間人を攻撃していないとの見解を改めて示した。
ロシア軍はマリウポリを包囲し、連日激しく攻撃。市当局によると、これまでに約3万人の住民が避難したが、まだ35万人以上が市内に取り残されている。
(以下省略)