王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

初の「人道回廊」5000人避難 東部スムイからポルタワに

2022-03-09 10:14:49 | ロシア関連
第3回目のウクライナとロシアの停戦協定で、一部地区での「人道回廊」との名目で市民が戦闘地区を避難する事が出来たようです。
地名を聞いてもどこか全然見当がつきませんが、日本時間9日午前4時前に「スムイ」の市民がバスや乗用車で5000人が南のポルタワに非難したそうです。別紙ではロシアは同日(日本時間)午後4時に周辺での戦闘を一時中止すると宣言したそうですから、それより早く停戦が実施された場所があったという事ですかね。赤十字は「これまでの人道回廊には地雷が敷設されていた」「銃撃された」等問題が有った他、ロシア側は「ウクライナが市民を人間の盾に利用しているとの非難が出ていました。避難先で市民が安全かと考えると「一難去ってまた一難」みたいな状態でお気の毒です。
一方ゼレンスキー大統領はリモートで英議会で演説し「降伏はしない。最後まで戦う。英国の支援を期待する」と述べたそうですから首都キエフの攻防戦が「和平交渉の鍵」になりそうです。youtubeの情報によればキエフは川の中州にあり、8本の橋で周辺と繋がっていますが、西の一本だけを残しほぼ孤立しています。徹底抗戦なら、この西側の橋を落とせば、戦車、装甲車はすぐに侵入できませんが、ウクライナ幹部は兎も角、市民も逃げ出せなくなり、流血の場面が起きそうです。それまでにどれだけ対戦車砲や対空ミサイルを運び込めたか 食料と水や暖房用燃料などが備蓄されたかが「必勝の信念」は別に考慮されなければ籠城戦は成立しません。
経済の側面では「ロシア国債はデフォルトの可能性あり」に格付けが下がり、国内の混乱は益々酷いようです。プーチン大統領が「戦術核の使用をちらつかせ欧米を脅した」位で済めば、ここ数日の補給戦が前段緒勝負ですがどうなるでしょうね? 心配です。

写真:バスで避難する市民

FNNプライムオンライン:
戦闘が激化しているウクライナ東部にあるスムイで、人道回廊が初めて行われ、市民などおよそ5,000人がバスなどで避難した。
ロシア軍が部分的に停戦している間に、東部にあるスムイから市民や外国人留学生がバスや自家用車などで、南にあるポルタワに避難したという。
ロイター通信によると、ロシア軍が停戦の終了時刻としていた日本時間の9日午前4時までに、あわせて5,000人が避難したとしている。
ロシア側は、9日も日本時間の午後4時から人道回廊を設定する用意があるとしているが、ウクライナ側と合意できるかはわからない。
一方で、マリウポリでは水や食料が不足しているため、ウクライナ政府が支援物資を載せた車を向かわせたが、ロシア軍の攻撃を受けたという。
こうした中、ゼレンスキー大統領は8日、あらためてキエフで撮影した動画を公開し、戦い続けると強調した。
ウクライナのゼレンスキー大統領「春はわれわれの戦争と同じく厳しい。しかし全てはうまくいく、 われわれは勝利するだろう」
アメリカの政府高官は、国境付近にいたロシア軍のほぼ100%の兵力がウクライナ国内に投入され、現在も95%が戦闘できる状態を保っているとしている。
また、東部にある主要なガスパイプラインが破損し、およそ100万人に影響が出たという。
(引用終わり)
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9日 日経平均 大引け 4日続落 73円安の2万4717円

2022-03-09 09:33:34 | 為替 ドル 株式
9日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比73円42銭(0.30%)安の2万4717円53銭で終えた。2020年11月以来の安値を付けた。 
前引け頃、NY株の先物がマイナスを示していました。後場に入り自力反転なんて自分勝手な理由は通用せず、世界株の下落を受けて日経もマイナスに転じ前日比73円安で引けました。
まだロシアへの経済制裁の影響は続きそうです。

日経新聞:
9日の東京株式市場で日経平均株価は4日続落し、前日比73円42銭(0.30%)安の2万4717円53銭で終えた。2020年11月以来の安値を付けた。 このところ下落が目立った銘柄を中心に買い直しが入り、午前に一時節目の2万5000円を上回った。ただ、ウクライナ情勢を巡る不透明感は根強く、大引けにかけて売り圧力が強まり下げに転じた。 
(以下省略)

ここからは前引け:
9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比182円78銭(0.74%)高の2万4973円73銭だった。 
今朝早朝引けたNY株が4日連続の下げで、その理由が米国によるロシア原油輸入禁止という国際的原油値上げに結び付く大事なのに、日経平均は自律反転(下げすぎたので)戻りを期待とはお気軽です。それでも182円高と寄り付きより挙げて前引けしました。引き続き後場を追ってみます

日経新聞:
9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比182円78銭(0.74%)高の2万4973円73銭だった。 前日までの3営業日で1700円超安と大幅に下げていたため、自律反発狙いの買いが優勢となった。日経平均は2万5000円を上回る場面もあったが、ウクライナ情勢を巡る不透明感は根強くその後は伸び悩んだ。 
(以下省略)

ここからは寄り付き:
9日の日経平均株価は、ここをクリック⇒前日比85.54円高の2万4876.49円で寄り付いた。
NY株が下げているのに日経は強気ですね。材料は何でしょう?
寄り付き一巡後は130円高ほどで揉み合いになっています。引き続き前場と後場を追ってみます。

株探ニュース:
9日の日経平均株価は前日比85.54円高の2万4876.49円で寄り付いた。

株探ニュース
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8日 NYダウ平均 4営業日続落…終値184ドル安の3万2632ドル

2022-03-09 07:43:48 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰明】8日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、前日比184・74ドル安の3万2632・64ドルだった。値下がりは4営業日連続。 
今朝早朝閉まったNYダウ平均は前日比184ドル安で4日連続の下げで引けました。ウクライナ情勢に係る経済制裁の混乱を懸念してる売りが優勢なので、ウクライナの状況が落ち着かないと反転上昇とは行かないのでないかと素人目には見えます。ナスダック総合も35.41ポイント安の連れ安でした。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰明】8日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比184・74ドル安の3万2632・64ドルだった。値下がりは4営業日連続。
米政府は8日、ロシアに対する追加制裁として、ロシア産原油などの禁輸を決めたと発表した。一時は500ドルを超える値上がりとなったが、原油高による物価上昇(インフレ)が世界経済の打撃になるとの懸念が強く、売り注文が優勢になった。
 IT企業の銘柄が多いナスダック店頭市場の総合指数の終値は35・41ポイント安の1万2795・55だった。
(引用終わり)
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