王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

28日 ロシア・ウクライナ、2回目協議の実施で合意

2022-03-01 09:27:54 | ロシア関連
28日ロシアとウクライナの停戦協議は、物別れの様で「両国代表団は、自国政府と協議の為それぞれの首都に戻り、今後2回目の協議を行う事で合意した」と報じられました。
既に交渉前から、「ロシアの代表団団長は元文化相だそうで、軍事専門家が入ってないので、形ばかり」と評され、ウクライナ側は「ロシアの停戦の誘いを断った」とロシアのプロパガンダ(政治的発言)に利用されたくない」との大統領の見解でしたから停戦の熱気は低い様に見えました。
この停戦協議のある28日、プーチン大統領は仏のマクロン大統領との電話会談で「ウクライナが非軍事化、非ナチ化」されることで中立化し、クリミアのロシア支配が完全に承認された場合のみ停戦が可能と伝わって来ました。一方ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、欧州連合(EU)加盟を正式に申請する文書に署名したと報じられていますから、双方の100%ベースの発言はここに凝縮されている様に見えます。
日本のロシア問題の学者さんがTVで「非軍事化と中立化は相反する概念で両立しない」と語っていました。プーチン大統領は「キエフを軍事的に制圧し、城下の誓いをさせようと意図していたが、ウクライナ軍の抵抗が予想以上で、そうならず、(武装解除が難しければ、せめて)中立化なら致し方ないか!と次の策まで口にしたのかも知れません。
次回交渉までに、「どれだけ軍事的に双方が頑張るか?」で徐々に問題の本質が出てきそうです。ロシアはSWIFT締め出しでルーブルの対ドル交換比率が極端なルーブル安に振れている様で、ATMにはロシア市民が長蛇の列の映像が流れていますから、「我が軍の大勝利」とばかり情報操作は出来ない時代になっています。
心配しながら今後を見守っています。

写真:ベラルーシ・ゴメリで協議に臨むウクライナ(右)とロシア(左)の代表団(2022年2月28日撮影)。(c)Sergei KHOLODILIN / BELTA / AFP 

AFP=時事
【AFP=時事】(更新)ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり始まった両国間の協議で、両国の代表団は、自国政府との協議のためそれぞれの首都へ戻り、今後2回目の協議を行うことで合意した。両国が2月28日、明らかにした。
 ウクライナの交渉担当官は「両国代表団は協議のためそれぞれの首都に戻る。近く2回目の交渉のため会う可能性について協議した」と説明。ロシア代表団を率いるウラジーミル・メジンスキー氏も、両国が「交渉継続で合意した」と述べた。 【翻訳編集】AFPBB News
(引用終わり)
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1日 日経平均 3日続伸、317円高の2万6844円

2022-03-01 09:20:24 | 為替 ドル 株式
1日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比317円90銭(1.20%)高の2万6844円72銭で終えた。
前場では買いが盛んでしたが、大引け前には積極的に上値を狙う材料が乏しい上、戻り待ちや利益確定売りに押され317円と値上げ幅を圧縮して引けました。

日経新聞:
1日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前日比317円90銭(1.20%)高の2万6844円72銭で終えた。 ウクライナに侵攻したロシアに対して、欧米や日本などの追加金融制裁が明らかとなった。市場の過度な警戒感がひとまず和らぎ、日本株に買いが入った。午前には上げ幅を広げ、2万7000円台に乗せる場面もあった。もっとも、積極的に上値を追うだけの材料は乏しく、大引けにかけては戻り待ちや利益確定の売りに押された。 
(以下省略)

ここからは前引け:
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比390円15銭(1.47%)高の2万6916円97銭だった。
ウクライナへのロシアの侵攻がNY株でまちまちな傾向でかだな警戒感が薄れ日本株は買いが入り390円高で前引けました。引き続き後場を追ってみます

日経新聞:
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、午前終値は前日比390円15銭(1.47%)高の2万6916円97銭だった。 ウクライナに侵攻したロシアに対する経済制裁を巡って市場の過度な警戒感が和らいだことで日本株に買いが入った。売り方の買い戻しもあり、一時は上げ幅を480円超に拡大。心理的な節目となる2万7000円台に乗せる場面があった。




ここからは寄り付き:
1日の日経平均は、ここをクリック⇒309.92円高の26836.74円と3日続伸して取引を開始した。 
今朝早朝閉まったNY株はダウ平均が値下がり、ナスダック総合は上げとまちまちでした。東京の日経平均寄り付きは309円高で始まりました。寄り付き一巡後は420円高ほどで推移しています。引き続き前場と後場を追ってみます。

株探ニュース:
1日の日経平均は309.92円高の26836.74円と3日続伸して取引を開始した。 前日2月28日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は166.15ドル安の33892.60ドル、ナスダックは56.78ポイント高の13751.40で取引を終了した。ウクライナ危機を受け政府はロシア中銀との取引禁止を発表するなど、対ロ制裁を強化したため、寄り付き後、下落。ロシアのプーチン大統領も報復制裁を発表すると、警戒感が強まり一時下げ幅を拡大した。同時に、ロシアとウクライナが初の停戦協議を開催、一定の成果が見られ、近く2度目の開催で合意したことが報じられたほか、金利の低下に伴うハイテクの上昇にも支えられ、引けにかけダウは下げ幅を縮小した。 今日の東京株式市場は買いが先行した。
(以下省略) 
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28日 NYダウ平均 露排除の影響懸念し一時500ドル超える下げ…終値166ドル安

2022-03-01 08:07:58 | 為替 ドル 株式
【ニューヨーク=小林泰明】28日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は、ここをクリック⇒前週末比166・15ドル安の3万3892・60ドルだった。
先週末のNY株は2日連続で上げました。ロシアのウクライナ侵攻にも拘わらず、「遠くの戦争は買い」と冷たくコメントする評もありました。しかし月曜までの英欧側のロシアのSWIFT締め出しを見てNYのマーケターの心理も変ったようです。一時は500ドル下げを付けましたが166ドル安で引けました。一方ナスダック総合は56ポイント高で上げていますからまちまちで引けています。微妙な反応ですね。

読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰明】28日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前週末比166・15ドル安の3万3892・60ドルだった。米欧が国際決済網からロシアの金融機関を排除する方針を発表し、世界経済に影響が波及するとの懸念が高まった。下げ幅は一時、500ドルを超えた。
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