今朝8時から読売TVのウェークアップを見てました。冒頭からウクライナの被害で、特に小児科と産科の病院が砲撃された被害を報じて、続いて首都キエフに3方向から迫るロシア軍の様子を図示していました。また昨日、外信のSNSがキエフに迫る装甲車の列を襲う砲撃の動画を流していました。(別紙の情報では10日ウクライナが発表したキエフ東側の街の映像とあります)
その映像の一部〈ネットから)この後ドローンやロケットで攻撃されると米側のコメントが付いた装甲車列が攻撃される映像が有りました。
追って素人でも確認できる動画が流れるでしょう。
さて、昨日11日金曜日の昼頃から日本のマスコミ各紙も「ウクライナのロシア軍が三方向から首都キエフに向け移動している」と報じました。
午後から暇を見つけて台湾系のyoutube 開鍵時刻を始め、トランプ前大統領選挙戦の後、トランプ支持の「鄭知道了」を始め関連の画像を見て回りました。
午後の時点では「ロシア軍がキエフに移動」を報じている動画が有りました。
夕刻の報道では東からキエフに迫るロシア軍にウクライナ軍の激しい抵抗が起きているとの報道が有りますが動画が有りません。追ってSNSの投稿で動画が流れるかもしれません。それはとにかく、浜爺の様な素人でも米軍が、この戦争に何故加担しないか?と不思議に思い、開鍵時刻を月初に遡ってみるうちに、常連のパネラー 美麗島電子報董事長 呉子嘉氏の発言を知る事になりました。呉氏は「米軍はウクライナでの戦闘に参加していないが、ここをクリック⇒マーク・ミリー総参謀本部長をポーランドに派遣し、補給戦と電子戦、経済戦、金融戦の全てを知った上で米軍とNATO関連国を個別に包括指揮している」との見立てです。まず第1が電子戦ですが「民間の宇宙空間のデーターを使い、ウクライナのロシア軍の情報は携帯電話の内容まで知っているそうです」英語の投稿では Starlink とありました。ググると民間スペースX社の構築しているシステムで小型の人工衛星1600個(2021年9月-まだまだ増える)を使い世界の通信の全てを知る事が出来るそうです。従って批判する方もいますがここでは触れません。ロシア軍の通信システムは(ICの世代が古く)ウクライナ軍の通信妨害や戦闘行為で役に立たなくなり、ウクライナの市民の携帯電話を徴発して使っている様で、SIMカードにより通話情報は世界中にダダ洩れだそうです。露軍の将校複数が狙撃され死んでいるのは、「通信により位置を補足されているからだ」とも言ってます。ロシアのステルス巡洋艦が夜間撃沈された後日談では呉氏ではないパネラーが「米軍の無人小型偵察機 (Revan-レイヴンーワタリガラス)が活躍したと言ってました。 これがその動画から拾ったReven です。
念のためググるとウキペディアによく似た写真が有りました。
2001年頃に試作さ湾岸戦争では活躍したそうです。
良く当たる(打ちっぱなしーfire &forget と呼んで大体の方向に打つと当たる)の対空ミサイルと対戦車砲に加えRevanが加わったとすると、2-3日中にキエフに向かった戦闘部隊の兵站部門が手ひどい被害を受けそうですが、どうでしょうか? プーチン大統領が核のボタンに手を掛けない程度に進出を抑えるのが上策と思いますがどうでしょう? 様子を見ていたいと思います。
もし、ゼレンスキー大統領が、米国のこの戦略を承知の上で「戦闘機が欲しい」「ウクライナ上空をロシアの飛行禁止区域にして欲しい」と戦闘次元のやる気を見せて、プーチン大統領を泥沼に誘う一方、核のボタンに手を掛けさせないため、役割を演じているなら立派な政治家にして本物の大統領です。どうでしょうかね?
写真:ロシア軍は10日、ウクライナの首都キエフの包囲を進めた。北西に加えて北東からも進軍し、ウクライナ軍と激しい戦闘を繰り広げているもよう。写真は同日、キエフ北西のイルピンから逃れ、壊れた橋を渡る市民ら。【EPA時事】
時事通信:
【クラクフ(ポーランド)、ワシントン時事】ロシア軍は10日、制圧を狙うウクライナの首都キエフの包囲を進めた。北西に加えて北東からも進軍し、ウクライナ軍と激しい戦闘を繰り広げているもようだ。ウクライナ南東部の要衝マリウポリなどでも市街地への攻撃が続き、戦況は悪化の一途をたどっている。
ウクライナ内相顧問などによると、北東部ハリコフの核物質を扱う研究施設近くで10日夜、空爆があり、宿舎で火災が発生した。死傷者はいないという。
ウクライナ軍はキエフ防衛のため、徹底抗戦している。英BBC放送は、首都北東でロシア軍戦車が迫撃砲で破壊される様子を映した動画を報じた。キエフのクリチコ市長は地元メディアに対し、市中の防衛態勢を強化しており「敵を通さない。われわれの街と国を守る」と強調した。
米国防総省高官によると、キエフ北西から進軍するロシア軍部隊は過去24時間で約5キロ前進し、首都中心部まで約15キロに迫った。北東からは二手に分かれて進んでおり、首都からの距離は約40キロ。北部の都市チェルニヒウは包囲され「孤立状態」に陥ったという。
マリウポリでは10日も住宅地のほか、中心部の大学や劇場など民間施設への攻撃が続き、民間人避難のための「人道回廊」も機能していない。9日には産科病院がロシア軍に攻撃され、女児1人を含む3人が死亡。ロシアに対する国際的非難が高まっているが、ロシア国防省は10日、攻撃を否定し「『空爆』疑惑は反ロシア感情を維持するために演出された挑発だ」と強弁した。
プーチン大統領も強気の姿勢を崩していない。10日の閣議では、米欧の対ロ制裁強化について「経済は必ず新しい状況に適応していく。最終的にわれわれの独立性、主権の強化につながる」と主張した。
10日にはトルコの仲介でロシアとウクライナの外相会談が行われたが、停戦に関する進展はなかった。外相会談後、トルコのエルドアン大統領とバイデン米大統領は電話で会談し、ウクライナへの支援と即時停戦の必要性を確認。外交解決が必要という認識でも一致した。
(引用終わり)