今日行われた第99回箱根駅伝・往路の勝負は、中央大と駒沢大が激しく区間ごとに首位を争いましたが、青山大はいま一つピリッと来ないまま。勝負を終えました。結果は駒沢大が1位、2位に中央大31秒差で入り、青山大は2分3秒差で終えました。
1区は学生連の選手がスタートから独走しましたが、六郷大橋過ぎで駒沢大と中央大が追いつきさすがと実力を見せました。2区では駒沢大の田沢を交わし中央大が首位を堅持し、3区も中央大、青山大と駒沢大がゴール前で激しい首位争いをして、気持ち駒沢大が1位、2位に青山大が入りました。その時点では駒沢大は3位と見ました。5区では駒沢大、青山大そして駒沢大の純で走っていましたが、宮ノ下では中央、青山がセリ、愛の湯下りでは中央が駒沢を抜く走りもありましたが、ゴール前の平らな道に入ると駒沢1位、中央2位となり青山はかなり置いておかれ3位となり、その順位で往路の勝負が終わりました。
青山大は5区予定走者に前日体調不良が出て急遽メンバー入れ替えが負担となった様です。「2分3秒差は厳しい」と原監督が漏らした様で、往路に懸けた中央のメンバーを考えると、復路の駒大はかなり有利な様ですが、どこの大学に勝利の女神は微笑むのでしょうか? 明日も目を離せません。
写真:<第99回箱根駅伝・往路ゴール>往路優勝を果たし、ガッツポーズでゴールする駒大5区・山川(撮影・尾崎 有希)
スポニチアネックス:
◇第99回東京箱根間往復大学駅伝 往路(2023年1月2日 東京・大手町〜神奈川・箱根町5区間107・5キロ)
史上5校目の3冠を狙う駒大が往路を5時間23分10秒で制し、中大が31秒差の2位、連覇を目指す青学大が駒大と2分3秒差の3位で続いた。総合優勝争いはこの3校に絞られたといっていい。
駒大は復路も8区に花尾恭輔(4年)、9区に山野力(4年)を配置。スーパールーキーの佐藤圭汰(1年)も補欠で控えており、盤石の層の厚さを誇る。
中大は吉居大和(3年)、中野翔太(3年)とエース格を往路に投入済みで復路の戦力は駒大に劣る。
青学大は岸本大紀(4年)、前回大会MVPの中村唯翔(4年)を当日変更で投入見込み。ただ、原監督は「危険水域は1分半と考えていた」と駒大との2分3秒差は想定外。逆転連覇には駒大のミスを待ち、全力を尽くすしかない。
◆往路順位(カッコは小田原中継所順位)
1(1) 駒大 5時間23分10秒
2(3) 中大 +30秒
3(2) 青学大 +2分3秒
〈以下省略)
史上5校目の3冠を狙う駒大が往路を5時間23分10秒で制し、中大が31秒差の2位、連覇を目指す青学大が駒大と2分3秒差の3位で続いた。総合優勝争いはこの3校に絞られたといっていい。
駒大は復路も8区に花尾恭輔(4年)、9区に山野力(4年)を配置。スーパールーキーの佐藤圭汰(1年)も補欠で控えており、盤石の層の厚さを誇る。
中大は吉居大和(3年)、中野翔太(3年)とエース格を往路に投入済みで復路の戦力は駒大に劣る。
青学大は岸本大紀(4年)、前回大会MVPの中村唯翔(4年)を当日変更で投入見込み。ただ、原監督は「危険水域は1分半と考えていた」と駒大との2分3秒差は想定外。逆転連覇には駒大のミスを待ち、全力を尽くすしかない。
◆往路順位(カッコは小田原中継所順位)
1(1) 駒大 5時間23分10秒
2(3) 中大 +30秒
3(2) 青学大 +2分3秒
〈以下省略)