中国政府が昨年12月上旬新型コロナウイルス対策を「清零政策(感染者0)」から方針転換というか「隔離せず放任」に見える政策に切り替えた結果、イタリアや欧米へ出かける中国人の6割が感染者という物凄い報道が有りました。日本も遅ればせながら「水際対策」を強化し始めました。
この記事では水際対策が強化されてから、この1週間で、中国からの入国者への空港検疫での検査で新型コロナの陽性者が400人を超えたと報じています。
先月30日から昨日(5日)までの1週間で中国からの入国者など4895人の内、新型コロナ陽性だった人は約8%にあたる408人で半数以上は無症状と有ります。全部が中国人でないにしても8%の陽性者とは多いですよね。
中国の外務省毛寧副報道官が「差別的待遇で報復措置を取る」と叫んでましたが、この状態を歓迎と手放しで迎える訳には往きません。明日からは出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明 を求めたり、陽性者は7日の隔離とか一段と厳しい対策がされるはずです。日本も目下世界最多の感染者数を出している様で、第8波の終息が見込めないのですからね。外から来る分を減らさないと「with CRONA」と浮かれている場合ではなくなるかも知れません。
写真:30日 成田空港
ABEMA Times:
水際対策が強化されてからの1週間で、中国からの入国者への空港検疫での検査で新型コロナの陽性者が400人を超えたことがわかった。
厚生労働省は水際対策の強化が始まった先月30日からきのうまでの1週間に、中国からの入国者などで4895人が検査を受けたと発表した。このうち新型コロナ陽性だった人は約8%にあたる408人だった。半数以上は無症状だったという。
政府はあさってから、出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明を求めるなど、対策をさらに強化する。(ANNニュース)
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