海上自衛隊の護衛艦いなずまが10日午後0時半頃(と有りますから真昼間ですよね)周防大島南の沖合で座礁し航行不能になった様です。
別紙の情報と合わせると、いなずまは2000年就役の汎用護衛艦で第4護衛隊群所属で呉が母港の様です。尾道市の因島のドックで整備後の試運転中と有りますから、自分の庭先で座礁事故を起こしたように見えます。今朝のTVニュースでもタグボートで引くとか、クレーン船でつり上げを図るとか、座礁に対応する処置がされてる様に素人目には見えません。ざっと就役後20年を経過し海外遠征も何度もしている割には内海での「ダメージコントロール」が全くなっていないのでないか? と思っています。昨年暮れ辺りから防衛費の巨額の増額とか、近、中距離ミサイルの装備とか勇ましい話は山ほどありますが、「内海の根拠地の前で座礁し、「ダメコン」が出来ない様では、それが実力という事でお寒い限りです。旧帝国球海軍から数えるといなずまは4代目に当たるそうですが、不思議と衝突事故が付いて回っているそうです。この度の座礁で厄払いに成ったのか判りませんが、それが伝わっているなら「衝突や座礁事故」は起こさぬよう気を付けなければいけない所でした。
早いところ離礁させ艦隊勤務に復帰させて見せてください!!
DD105いなずまの勇姿(ネットより)
写真:座礁し自力航行不能となった護衛艦いなづま=2023年1月10日午後4時38分、山口県周防大島町沖、朝日新聞社ヘリから、堀英治撮影
朝日新聞:
10日午後0時半ごろ、山口県の周防大島南の沖合で、海上自衛隊の護衛艦いなづまから、「船体に大きな振動があり、自力航行できなくなった」と無線で第6管区海上保安本部に連絡があった。座礁したとみられ、現場周辺には油が漏れているが、船体に浸水はなく、けが人の情報もないという。
海上保安庁によると、事故の発生は午後0時10分ごろ。現場は岩礁や浅瀬があることを知らせる灯標の近くで、船底の下にあるスクリューが海底の岩などに接触した可能性があるという。
海自がタグボート3隻を向かわせ、いなづまを現場から引航する方針。いなづまは広島県尾道市の因島にあるドックで整備後、試運転中だったという。(古城博隆)
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