王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

17日「国立病院機構」発注の医薬品で入札談合、卸大手など5社に課徴金6億円命令へ…公取委

2023-01-17 09:27:22 | ビジネス
17日朝の報道です。
公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)で:
独立行政法人「国立病院機構」(東京)が九州地区で発注した医薬品の入札で談合したとして、医薬品卸大手のグループ会社を含む計5社に対し計約6億円の課徴金納付命令を出す方針を固めたそうです。
 課徴金納付と排除措置の両命令を受けるのは、医薬品卸大手の「アルフレッサ」(東京)、東邦薬品グループの「九州東邦」(福岡)、スズケングループの「翔薬」(同)のほか、九州地区で医薬品卸を営む「富田薬品」(熊本)と「アステム」(大分)。
 大手である「メディセオ」の関連会社「アトル」(福岡)は公取委に違反を最初に申告したため、課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づき、いずれの命令も免れる見通しだ。
ここまで読んで、似たような事件でもっと巨額な事件が有った事を思い出しました。2022年11月関西電力がカルテルの持ち掛け法人にも拘らず、公取の調査の途中で事実を認め課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づき1000億円を超える課徴金の免除を受け(やることが)せこいと批判された件です!!
今回はそれに比べると額は少額ですが、やはり「アルト」が課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づき命令を免除となる様です。おそらく米国の司法取引の影響を受けた措置なのでしょうね! 昔は官公庁の入札に談合がつきものだった時代が有りましたが、近頃はだいぶ環境が変わってきた気がします。
談合を持ちかけ「最初に秘密の暴露をした会社が罪を免れるのは微妙です」が即断即決に重点を置けばそれも考え方の一つなのかもしれません。公取法違反は無くなった方が良いでしょうね。

写真:公取の建物

読売新聞オンライン:
独立行政法人「国立病院機構」(東京)が九州地区で発注した医薬品の入札で談合したとして、医薬品卸大手のグループ会社を含む計5社に対し、公正取引委員会が独占禁止法違反(不当な取引制限)で計約6億円の課徴金納付命令を出す方針を固めた。再発防止を求める排除措置も命じる。公取委は既に処分案を通知しており、各社から意見を聞いた上で正式に命令を出すとみられる。
 課徴金納付と排除措置の両命令を受けるのは、医薬品卸大手の「アルフレッサ」(東京)、東邦薬品グループの「九州東邦」(福岡)、スズケングループの「翔薬」(同)のほか、九州地区で医薬品卸を営む「富田薬品」(熊本)と「アステム」(大分)。
 大手である「メディセオ」の関連会社「アトル」(福岡)は公取委に違反を最初に申告したため、課徴金減免(リーニエンシー)制度に基づき、いずれの命令も免れる見通しだ。
 関係者によると、アトルを含む6社は2016年夏から19年秋頃、労災病院を運営する独立行政法人「労働者健康安全機構」の委託分を含め、国立病院機構が発注した九州地区の計31病院で使われる医薬品の一般競争入札で談合をしていた。各社の担当者が協議し、製薬会社や薬の効能ごとに受注業者や受注割合、落札価格を決めていたという。機構側の発注額は毎年200億円前後だった。
 公取委は19年11月、独立行政法人「地域医療機能推進機構」の入札で談合をしたとして、アルフレッサ、メディセオ、東邦薬品、スズケンを強制調査。東京地裁は21年6月、リーニエンシー制度で起訴を見送られたメディセオを除く3社に対し、それぞれ罰金2億5000万円の有罪判決を言い渡した。この事件の過程でアトルが違反を申告したとみられ、公取委は同年11月、6社への立ち入り検査を実施していた。
(引用終わり)
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17日 日経平均 大引け 3日ぶり反発 316円高の2万6138円

2023-01-17 09:19:54 | 為替 ドル 株式
17日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反発し、前日比316円36銭(1.23%)高の2万6138円68銭で終えた。
今日の日経平均は欧州株高が支えとなり316円高で引けました。、幅広い銘柄に買いが入り、円安・ドル高が輸出関連銘柄の上昇が目立ったとまうぃけと同様のコメントが付いています。

日経新聞:
前日の欧州株高が投資家心理の支えとなり、幅広い銘柄に買いが入った。外国為替市場での円安・ドル高進行を背景に、自動車株など輸出関連銘柄の上昇が目立った。
〈以下省略)

ここからは前引け:
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比318円19銭(1.23%)高の2万6140円51銭だった。 
前日の欧州株の値上がりを受け(米国市場は休日)、リスクを取りやすくなった投資家からの買いが幅広い銘柄に入ったとコメントされています。引き続き後場を追ってみます。

日経新聞:
17日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比318円19銭(1.23%)高の2万6140円51銭だった。 前日の欧州株高を受け、運用リスクをとりやすくなった投資家からの買いが幅広い銘柄に入った。外国為替市場での円安・ドル高も自動車など輸出関連株の支えとなった。上げ幅は一時370円を超えた。 
〈以下省略)

ここからは寄り付き:
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、ここをクリック⇒前営業日比93円19銭高の2万5915円51銭と、反発してスタートした。 
今朝の日経平均は93円高で寄り付きました。
16日のNY市場は休日で指標が無い中での寄り付きです。前日までの下げを受けて自律反発を期待の買いが先行とコメントされています。
寄り付き一巡後は350円高と異常な値亜上がりをしています。このまま上げが続くでしょうか? 引き続き前場を追ってみます。

ロイター:
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比93円19銭高の2万5915円51銭と、反発してスタートした。
前日は米国市場が休場となり手掛かりに乏しい中、前日までの続落を受けて自律反発を期待した買いが先行した。市場で注目される日銀の金融政策決定会合の結果発表をあすに控え、寄り付き後はやや伸び悩んでいる。
主力株はトヨタ自動車が堅調、ソニーグループが小高い。一方、三菱UFJフィナンシャル・グループは軟調。半導体関連は東京エレクトロンなど総じてしっかり。指数寄与度の高いファーストリテイリングは堅調。ソフトバンクグループは小高い。
(引用終わり)
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16日 JR博多駅前で血を流した女性が死亡、殺人容疑で男の行方追う

2023-01-17 09:13:52 | 社会
昨日16日夕刻6時過ぎ博多駅前の路上で女性が男に刺殺される事件が起きました。
同日夜、スマホで事件の速報を見た時には「博多で無差別殺人か?!」近所の方は不安だろうなと思いました。その後、マスコミの報道が出る中に「女性は男女間のトラブルを警察に相談していた」とか「刺した男が(女は)悪いことをしているから警察呼んで」という男性の大声が聞こえたとの報道を見ました。目下警察が男の行方を追っていますから、素人が予断を持ってはいけませんが、男女関係の縺れとすると解決は早いかもしれません。
いずれにしても犯人逮捕までは、博多付近の住人は落ち着きませんね。

写真:女性が襲われた現場を調べる捜査員ら=2023年1月16日午後6時45分、福岡市博多区、藤脇正真撮影 

朝日新聞:
16日午後6時過ぎ、福岡市博多区博多駅前2丁目の路上で、「女性が血を流して倒れている」などと福岡県警博多署に通報があった。目撃者によると、男が女性に馬乗りになっていたという。女性は病院に搬送されたが、まもなく死亡した。
 県警によると、男は包丁のような刃物を所持し、35〜40歳代で、黒色の上着を着ていたといい、殺人容疑で男の行方を追っている。
 現場はJR博多駅の目の前で、ホテルやコンビニエンスストアなどが並び、人通りが多い地域。
(引用終わり)
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