ヒロシの日記

たくさんの人たちの幸福を願いつつ、常に自然な生き方を望む私の日記です。

今日は深谷にいました

2009-02-19 22:38:26 | 日記
深谷駅の駅舎は立派です。

旅の友
高崎線
深谷駅前
・深谷駅前で朝マック

・帰りの車内弁当(これで800円とは高い!)
・帰りの上野駅

・地元に戻ってからの畑の見回り1
同上

・風邪をひいたため咳対策のマスク
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どんぐり

2009-02-19 05:06:43 | 日記

同級生のどんぐりと とっくみあいのけんかをした。
どんぐりとは そいつのあだ名で 頭と髪型が どんぐりみたいだったからだ。

何がきっかけだったか 今も思い出さない。
どんぐりが 転校生して来て 間もないことは覚えている。
友達が出来ないことを 俺が馬鹿にしたのかも知れない。
頭が「どんぐり」みたいなところを 俺がからかったからかも知れない。
いずれにしても その理由を彼の中に見出すことはあり得なかった。

その頃の学校でのけんかは プロレス技が流行りだった。
俺は格段けんか好きではなかったが 体がどんぐりより大きいから 絶対に負けないと思っていた。

何回か組み合った後で 突然俺の体は宙を舞っていた。
柔道でなら 巴投げというやつだった。
後にも先にも これほど見事に ぶっとんだ記憶がない。

床に投げ出された時は 不思議に痛くなかった。
でも負けたと思った。 誰が何て言おうとも俺は負けたのだ。

しかし俺は 負けを認めたくなかった。
起き上がって どんぐりの額に頭突きをした。
どんぐりの 汚いジャンバーの襟をつかんで 何度も何度も自分の頭を打ち付けた。

しかし どんぐりは何もしなかった。
黙ったまま 俺の頭突き受けていた。

どんぐりの額に こぶが出来て赤くなった。

それを見て やっと俺は止めた。
俺は あいつの襟から手を離して泣いた。
大きな声で泣いた。

それからだ 俺があいつと普通に遊ぶようになったのは。
そして どんぐりと遊ぶ時は いつもふたりだった。

しかし 彼は突然よそへ転校してしまった。

俺に唯一ケンカを教えてくれた友として 今でもどんぐりのことを思い出す。
優しげで しかし陰のある寂しげな顔を。

彼は元気にしているだろうか?
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