稲刈りのシーズンです。
行楽には絶好の三連休ですが、我が家は農作業です。
土曜日は、 息子と3人で 7時に作業開始です。
収穫作業は、網を外し、杭を抜くところから始まります。
コンバインの機械で刈れるように、田んぼの周囲と、回転するコーナーの稲を刈ります。
これが終わったのが、10時半頃です。
稲の刈り取りは、昨年やってもらった近くの後輩に今年もお願いしました。
昨年はコンバインの不調で、夜の9時半までかかりました。
あの後に農機具屋で点検したそうなので、今年は順調でしょう。
ところが、田んぼを1周ない間にストップです。
機械の中に米が溜まってしまって出てこないのです。
しばらくやってみましたが、完全にギブアップ。
運良く近くに来ていた農機具の店員がいて、30分ほどで来てくれました。
原因は、コンバインのスイッチの入れ忘れらしいです。
「自動」と「手動」と選べるようになっていますが、「自動」にしないと詰まるらしいのです。
後輩は、遅くなってすまないと恐縮しきり。
初歩的なミスと言いますが、それなら初めから自動にしておくべきなんじゃないの?
その後は快調で、4時半に作業終了です。
この後、収穫量の半分を乾燥機に入れます。
乾燥する処理能力が小さいので、2回に分けなければなりません。
面倒ですが、天日干しの時とは比べものがないくらい楽になりました。
日曜日は、次男と家人と3人で8時に作業開始です。
真夜中に乾燥機の電源が落ちて、入れ直しに行くというアクシデントはありましたが、上手く乾燥できているでしょう。
そう思って、倉庫を開けると・・・
ゲッ!!
乾燥の設定数値まで、乾燥できていません。
倉庫の中は、ホコリだらけです。
乾燥した時のワラくずなどを排出口から出すのですが、繋いだビニールホースの中に詰まっていたのです。
コンバインの故障で、お米の中に湿ったワラくずが大量に混じっていたのが原因です。
掃除をしてから、あと2~3時間乾燥させることにします。
乾燥した米は、籾すり機という機械にかけます。
もみ殻を取って、玄米にする作業です。
電源を入れますが、今度は機械が回りません。
おかしいと思って機械を分解すると・・・
ガーーン!
モーターにあるはずのベルトが2本ありません。
昨年の作業の時に、Vベルトが切れかかっていたので取り替えるつもりで外したのです。
完全に忘れていました・・・
ガクッ!
イセキ販売店は、一番近いところでも泉北ニュータウンです。
往復2時間はかかるので、近くで売っていないか探します。
いつも買う金物店は日曜日は休み、コーナンは一般的なベルトのみ。
前日修理に来てもらった農機具屋に聞くと、2本とも運良く在庫がありました。
それでも取り付けが終わって、作業を再開したのは1時半になりました。
米の選別器の調子は良くありませんが、家で食べる米なので少しくらい小米が混じっていてもイイことにしましょう。
残りの半分を乾燥機に入れたら、もう夕方です。
これまで、アクシデントやトラブルなしでできた試しがありません。
それでも何とか作業は終わっているのが不思議です。
二日間とも、クタクタになりました。
作業のあとのお風呂は、なんて気持ちがいいんでしょう!
次の土曜日で、今年の収穫作業は終わります。
順調に終わりますように・・・
【おまけ】
お米を倉庫に運ぶ時に、バックした軽ワゴンが脱輪
運搬が終わってから応援に駆けつけました。
前後とも落ちていて、6人で提げようとしますが持つところがありません。
あれこれ知恵を出し合って、最後には脱出成功
「やった~!」という気分になりました。