金・土曜日で城崎温泉へ行ってきました。
格安の旅行ができました。
共同購入クーポンを買ったので半額の料金で、二人で泊まっても2万円ほどでした。
ただ、行くまでどんな旅館なのか心配でした。
親しい人が伊豆の温泉に、このクーポンを利用して行ったのですが良くなかったそうです。
家族からブーイングがあり、もう二度と使わないと聞きました。
この宿泊券と同時期に、グルメクーポンを買いました。
串カツ屋のセットメニューが、やはり半額だったのです。
友だちと二人で行きましたが、酷い料理でした。
揚げたてのサクサクの串カツが食べたかったのですが、ほど遠いものでした。
今回の旅館はどうなんだろうか?
家人は滅多に行かない旅行だから、良いところに泊まりたいと言ってるし・・・
そんな不安を持ちながらの出発です。
家の用事を済ませてからなので、10時半に家を出ます。
天橋立を高台から見たくて寄り道をしていきます。
山間の道を走るのが好きなので、池田から下道を走ることにします。
城崎の近くの風景
予定よりも時間が掛かって、ロープウェイで登るだけの時間的な余裕がなくなりました。
早めに旅館について、夕食前に温泉外湯めぐりをしたかったからです。
10室ほどの小さな旅館「芹」に着くと、想像していたのとは違いました。
民宿っぽい外観をイメージしていたのです。
屋内駐車場には、BMWの上級グレード車など高級車も止まっています。
夜明け・・・
駐車場まで出迎えがあって、部屋まで案内され、お茶まで入れてくれました。
部屋は簡素ですが、綺麗なのでホッとしました。
旅館街とは離れていていますが、部屋から円山川を眺める景色は抜群です。
温泉巡りの費用はクーポンに含まれているので、旅館が負担してくれます。
携帯にデータ登録して、入浴する場所でかざすだけでOK。
旅館のマイクロバスで送迎してくれるので、離れていても問題ありません。
あっしは浴衣に着替えてから行きます。
温泉街まで来ると、平日なのに賑わっています。
川の両脇には柳や桜の木と灯籠があって、いい雰囲気です。
お勧めの「御所の湯」に入ります。
外観が素敵だし、露天風呂には滝が流れています。
御所の湯
お風呂上がりに外人さんが記念撮影をしていたので、シャターを押してあげました。
陽気な方ばかりで、英語は話せなくても通じたみたい!
記念に一枚撮らせてもらったら、凄く喜んでくれました。
近隣某国の人だったら、声をかけてなかったでしょうね!
旅館に戻ると、部屋には食事の準備ができています。
洒落た器に少しづつ盛られていて、家人の好みです。
「シェフのおまかせ料理」で、その日の市場の状況に応じてメニューが決まるそうです。
次から次へ料理が運ばれてきますが、みんな味が良いです。
大きなお鍋では、但馬牛のしゃぶしゃぶをいただきます。
霜降りの大きなお肉が6枚のありますが、4枚しか食べられません。
家人は少食ですが、それでも美味しいと言って3枚も食べました。
マツタケのお吸い物とデザートがありました
普段食べられない上等のお肉を目の前に、残すのは勿体ないけど食べられないという悲しさ。
お客さんが残した物はすべて処分するそうです。
「勿体ないから、食べられる量に減らしたら・・・」と言ったら、他の部屋の方は苦しいと言いながら完食したとのこと。
地理的に不利な旅館は、リピーターや紹介者を呼ばないとやっていけないのかなと想像します。
十分すぎる満足は、必要なことなのかもしれません。
食後にもう一度、温泉めぐりをします。
満腹で動けず、しばらく休憩してから行くことに。
今度はあっし一人だけですが、嫌な顔をせず気持ちよく送迎してくれました。
駅前の「さとの湯」へ行きたかったのですが、9時閉店でした。
洞窟風呂があるという「一の湯」へ行きます。
一の湯
露天風呂で 5ヶ所も回ってきたという話が聞こえてきます。
あっしは2ヶ所で十分。
残る5ヶ所は、次回のお楽しみにとっておきます。
芹は、良い旅館でした。
高級感はないけれど、気持ちの良い接客、美味しい料理と部屋からの素晴らしい眺めに満足しました。
共同購入クーポンは、いくつかあるようです。
安さだけで購入を決めず、どういったところなのかをよく調べてから利用するのが良さそうです。