ヒロ爺のあれやこれや!

憩いと安らぎを・・・

雪中登山

2013-01-18 23:59:00 | アウトドア・スポーツ


やっと、金剛山に念願の雪が積もったようです。
第三水曜日は「NW泉北」の定例会ですが、中止となり金剛山へ登ることになりました。

年末の登山では滝が凍っているのを観れたものの、登山道には雪がありませんでした。
今シーズン、はじめて雪を踏みしめながら歩くことができます。

今回の参加者は4人。
おいら2さん、ラムちゃん、山ちゃんとあっしです。

いつもの道の駅で合流し、おいら2さんのセカンドカーで登山口に向かいます。
金剛山情報のHPを見ると直近の更新がされていなくて、積雪はないような表示でした。
山が近づいてくると氷点下1℃で、道路脇には雪が積もっています。

駐車場内の積雪を考えて、手前の駐車場に停めることにします。
登山コースは12月末と同じで、登りがツツジオ谷コースで、下りが高畑谷コースです。

本道登山口までくると、やはり駐車場には雪が積もっています。
ノーマルタイヤだし、タイヤチェーンもなし。
不安がよぎりますが、勢いをつけてバックで入ります。

乗りいれた途端、タイヤがスリップ!
やっぱり~~、アイスバーン状態でスタックしてしましました。
駐車場のおばちゃんが持ってきてくれたスコップと鍬で、タイヤの前後の雪をかきだします。
おばちゃんも一緒になって4人で車を押して、ようやく脱出成功!
登山前の準備運動になったかもしれませんね。

  
   この写真は下山してから撮ったもの              長靴部隊の4人組

今回も4人とも長靴で登ります。
男3人は全く同じ靴で、まるで「三ばかトリオ」みたい。(ずいぶん古い)
朝からアクシデントがあったとはいえ、ルンルン気分で登りはじめます。



真っ白な雪と、真っ青な空!
太陽の光が山の雪を照らして、とっても綺麗です。
もう、言うことなしのベストコンディションで、気分も高揚します。

山に入ると、前回と様子が違います。
登山道に木が倒れ、行く手を阻みます。
雪が木の枝に積もり、その重さと強風でなぎ倒されたようです。

     

     

     

木を跨いだり、くぐったり・・・、脇に逸れたり・・・
道には木の枝が一杯落ちていて、歩きづらいです。
なかなか前に進めません。
それでも雪景色と木漏れ日の美しさで、苦になりません。





前回の「氷爆の滝」は、雪で覆われていました。
おいら2さんとあっしの二人は、カメラを提げて滝の近くまで行きます。
長靴なので、水や雪を気にせずに入っていけます。



    

               

    

滝は、前回とは全く違う表情を見せてくれます。
雪のない方が迫力を感じますが、今日の雪に覆われた滝は優しく感じます。

ここからは急な坂になりますが、アイゼンのように雪に深く刺さらないので滑ります。
慎重に登りますが、転落したら・・・と考えると怖いです。
これが面白くて楽しいところでもあるんですよね。

         

         

    

尾根まで遠く感じます。
最後の急斜面では足が重くて、よれよれ状態です。
前回よりも倍ほどしんどいです。
登頂時間は、1.5倍の3時間も掛りました。

        

  

        



頂上では太陽がお出迎えしてくれ、風もないので暖かいです。
平日ですが、結構たくさんの登山客がいます。
みんな雪を待ちわびていたのかもしれません。

  

樹氷が綺麗です。
まるで桜が満開に咲いたようです。
木の枝に出来た羽根のような樹氷は、初めて見ました。
自然が作り出した芸術作品ですね。

      




今回もラムちゃんが昼食を準備してくれました。
ベンチで作りはじめますが、大きな木の枝の雪が溶けてバラバラと落ちてきます。
それにも負けず、しっかりといただきました。
出汁に入れた杵つき餅は、粘りがあって美味しかったですね。

                 

  


満腹になったところで、下山します。
下りの方が楽ですが、滑ります。
靴底の小さな突起では雪をグリップできません。
ずるずる滑ってしまいます。

  

  

バランスを崩して何回も尻もちをつきます。
痛くありませんが、自分の体なのに自由にコントロールできないのが歯がゆいです。
下山にも時間がかかりました。
ふくらはぎが張って痛みがあります。
軽トラのクラッチを踏むと痛みが増します。
年末からほとんど歩いていないのが原因でしょうね。

家に着いたら、5時前でした。
一日、たっぷりと遊ばせてもらいました。
運転中に居眠りが出そうなくらい疲れましたが、雪中登山は楽しいです。

天気予報と金剛山情報が気になる今日この頃です。
今回参加できなかった方も、次回は一緒に登りたいですね。