(展示会場は撮影禁止なので、ネットからお借りしました)
今日、星野道夫氏(故人)の写真展を観てきました。
素晴らしい数々の写真は、驚きと感動を与えてくれました。
mixiマイミクのまぁめ ままさんから、この写真展のことを教えてもらいました。
富士フイルムフォトサロンが移転し、そのオープン記念イベントとして企画されたものです。
まぁめままさんはオープン前夜のセレモーに招待されそうで、写真展を絶賛されていました。
フィルムカメラで撮影された写真の良さを教えてくれました。
新しいサロンは丸紅ビルの1階で、明るく広々しています。
入ったところに、星野氏を紹介するパネルなどがあります。
あっしより1歳年下で、20歳のときに憧れていたアラスカに単身で渡るなどの行動家です。
あっしの若い頃は、今のように簡単に海外に旅行することがなかった時代です。
そんな時に、アラスカの町に2か月の滞在の依頼をするなど、ツテなしで渡航したのが凄いです。
そのあと、アラスカの自然に魅せられ、現地人としての目で自然を捉えたいと願ったとあります。
それは、「悠久の時を旅する」と題された写真展からも伝わってきます。
パソコンの画面で観るのとは全く違います。
大きな印画紙に焼かれた写真だからこそ伝えられるものなのでしょう。
「私はいつからか、自分の生命と、自然とを切り離して考えることができなくなっていた」との彼の言葉は、アラスカでの生活そのものなのでしょう。
写真を観ていたら、胸が熱くなってきました。
身体の中からいいようのない感情が湧き起ってくるのです。
「心揺さぶられる!」とは、こんな時に使う言葉なのでしょうか。
雄大な自然と、そこにいる動物が見事に撮影されています。
30歳代で、熊と遭遇した不慮の事故で亡くなられたそうですが、星野氏の残した写真は偉大です。
写真展は、次のとおりです。
是非、ご鑑賞ください。
8月1日(木)~14日(水)
10時~19時
(入場無料)
富士フイルムフォトサロン 大阪
大阪市中央区備後町2-5-7
大阪丸紅ビル 1階
(本町駅から東へ5分、堺筋本町駅から西へ3分)