今年の夏の暑さは、体に堪えます。
若いころは夏が好きだったんですが、いつの頃からか苦手に。
2階にある自分の部屋は蒸し風呂状態なので、エアコンがフル回転です。
発熱する管球アンプは、出来るだけ付けないことにします。
AURAのアンプや映画用のROKUSANのアンプも発熱量が凄い。
AURAは常時スイッチオンでしたが、夏は聴くときだけ入れることにしました。
CDの左側がminiアンプ
昼間に音楽を聴こうとして、発熱がほとんどない超小型アンプがあるのを思い出しました。
昨年、日本橋のショップでたまたま見かけたアンプ。
確か、5~6千円だったと思うけど、良い音がしていたので買っておいた。
手のひらサイズのデジタルアンプ、S.M.S.LのSA-36Aです。
店頭での鳴りっぷりの良さに衝動買いでした。
安いですもんね!
スピーカは、ミニA7の箱にアルテックの10センチユニットをいれたもの。
10年ほど前にお遊びで買ったものだが、ほとんど部屋の隅で眠っていた。
左端がCDプレーヤ
CDプレーヤは、管球式のキットを組んだもの。
真空管とコンデンサーを入れ替え、お気に入りの製品。
現役を退く製品の中で、しぶとく生き残っている1台です。
これらを適当に繋いで聴くことにします。
音の出始めから、いい感じ。
しばらく鳴らしてからボリュームを上げてみます。
5千円ほどのアンプとは思えない鳴りっぷりです。
10センチのシングルSPなので当然低域は出ませんが、音が飛び出してくる感じで鳴り方なのです。
音離れが良くて、スピード感のある音と表現するのでしょうか。
オーディオ再生と生演奏の一番大きな差は、音のスピード感だと思っています。
それが、この安価な組み合わせで聴こえてきたのです。
気持ち良くて、CDを取っ替え引っ替え聴きました。
このアンプで、十分に音楽を楽しめます。
部屋を占領しているオーディオ装置を取っ払って、「これに換えてもいいかも?」と一瞬思ってしまいました。
この後、AV用の小型SPに換えて聴きましたが、同じような鳴り方をしてくれます。
安く手軽に音楽を楽しみたいと思っている貴方に、このアンプをお勧めします!
他の超小型アンプにも良いものがあるかもしれませんが・・・。
記事を書いてる今も、ご機嫌に鳴っています。
これ、いいよ~(笑)