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日本料理「川富」へ

2013-12-27 23:59:00 | 食べ物
 

家人とは1年以上も旅行や晩御飯へ行っていません。
90才を超えた両親の世話で、自由がきかないからです。
姉夫婦に頼んで、本格的な日本料理を食べに行くことにしました。

難波にある日本料理の「川富」です。
おいら2さんに教えてもらったHPを見て、ここに決めました。
これまでもHPを参考に何ヶ所か行きましたが、満足感を得られた確率は高いです。

「川富」の記事は何度も載せられていて、興味がありました。
有名な料亭や割烹は敷居も値段も高くていけませんが、ここは庶民でも行ける料金です。
クリスマスが終わった26日だったので、の予約はすんなり取れました。


難波駅から地下を通ってお店に行けます。
この日は雨だったので助かりました。
落ちついた雰囲気のお店で、カウンター、テーブル(3席)と座敷があります。
テーブル席でしたが、他の席とのスペースがゆったり取っているので、隣の話し声が聞こえないのがいいですね。

 


料理は、申し分ありません。
素材の新鮮さ、ダシのきいたうすい味付け、料理との組合せを考えたお皿と盛り付けが料理を一層楽しませてくれます。

料理長のおまかせコースにしましたが、メニューがありません。
それがかえって、次にどんな料理が出てくるかというワクワク感がありました。

                         

    
先付はごま豆腐柚子味噌、前菜は鴨と水菜のハリハリ、くわいチップ、なまこポン酢、青味大根、きんかん蜜煮

雪の庭に見立てた前菜は、「これぞ日本料理!」と呼べるものです。
鳥肉は嫌いですが、水菜と合鴨はベーコンのよう味と食感で、鳥独特の臭みがなく食べられました。


    
吸い物は蟹、焼き魚はワラサ

お造りは、養殖物ではなく天然物だそうです。
あっしのような舌でも、天然物の良さが分かりました。
ウニの苦手な家人ですが、ここのウニは臭みが全く美味しいと言って食べました。
あっしの好きなイカは、少し透きとおり、柔らかくて甘いです。
一度に食べてしまうのが勿体ない、と思うほどでした。


    
揚げ物はえび芋、酢の物はキズシ、煮物は牡蠣と雲子の土手鍋

            

出てくる料理は、どれも美味しいです。
普段、粗食やから何を頂いても美味しいのかな!と二人で話します。
こんな素晴らしい料理でも、毎日食べたら美味しさセンサーが狂って、感動せえへんようになるのかもと・・・

残念なことが一つだけ。
ご飯がなく、にしん蕎麦だったのです。
朝も昼もご飯を食べていないので、余計に欲しかったのかもしれません。
帰ってから茶漬けでも食べようと思いましたが、満腹で食べられずでした。

「満足や~!」といって店を出ました。
二人のお気に入りの店になりました。
でも、次に来られるのは来年の12月かな?(笑)

お昼なら気軽なランチ会席や定食もあるようです。
このお店なら手抜きはないでしょうから、安くても満足感が得られると思います。
お勧めのお店ですよ!


(撮影:富士フイルム XF1)